記録ID: 4081039
全員に公開
山滑走
谷川・武尊
日程 | 2022年03月13日(日) [日帰り] |
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メンバー | , , その他メンバー3人 |
天候 | 高曇〜晴れ |
アクセス |
利用交通機関
ケーブルカー等
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2022年03月の天気図 [pdf] |
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装備
個人装備 | スコップ+のこぎり スキーストックシール ビーコン その他冬山日帰り個人装備(ナイフや灯り地図磁石) |
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共同装備 | ツエルト ストーブoptimusu supernova白ガソリン |
写真
感想/記録
by yoneyama
セーノさんに招かれた群馬岳連イグルー講習会の後、イグルーに泊まって、5人で芝倉沢を下る計画。ロープウエイ1250圓。ツボ足主体で凄くたくさんの人の行列だ。1000人は超えているかも。広く、トレースビッタリの尾根をはじめはシールで、のちシートラで登っていく。
始めのピークをセーノさんがトラバースして、先に行ってしまったようだ。クマアナのコルで再会。避難小屋ははるか地下深くだ。
ここにイグルーを作っていたアベックが居て、声をかけると「もしや米山さんですか?」とのお答え。うれしや、イグルスキー実践者にお会いできた。もう何度目かの作とのことで、楽しく、実践しているのが何よりうれしい。こんなに人だらけの往来でも、二人だけの特別な空気に浸れるのである。
避難小屋の脇で久しぶりなのか登りで遅くなった沼田のタケさんを待ってポカポカ陽気の一時間。タローさんは何年か前からセーノさんの弟子に。大武川で何年か前に会ったときスカウトされたとのこと。シシ肉には困らない。セーノさんは2014年頃、その甲斐の大武川以来か。カシケンは2008年入部のOB、会うのは2011年以来かな。山岳部で同じ山行をしてきたので、久しぶりでも初めてでもどうにでもなるのである。
時間もなくなり、柴倉沢はやめて、西黒沢を下ることに。始めはクマアナのコルまで稜線伝いヒツゴウ側で降りて西黒沢の予定だったが、天狗の踊り場の上から西黒沢を覗くと、クレバスが一部つながっているからそっちを降りることに。セーノさんは何でも見えるようだ。よく見えなかったけど。そのクレバス前後がすごく急な漏斗みたいな急斜面の上、雪がグサグサで、スピードを殺せば短いスキー板がズブズブ沈んで前進せず。クレバス前後の数十メートルはシートラツボ足で下る。長くて普通のスキーの皆さんは華麗に下って行った。降りている最中にも日当たりの良い左岸側の急斜面からドバドバ雪崩が落ちていた。小さな小尾根で一服。クマアナコルから下ってきたボーダーも、対岸で腰をおろしている。そこからの下りも、短いスキーでは沈みがちで、軽やかには滑れなかったが、まあ一長一短だ。しかし、年季の入った竹ストックが遂にお釈迦に。やはり横の力には弱い。
20数年ぶりの谷川岳。急傾斜部分はどの谷もあり、にわかに緊張するけれど、1日であっさり行って帰れてしまえるスケール感の山なのだ。一般ルートも、バリエーションも、人が多いわけだと思う。
セーノさんが山行後に、いちごをたくさん用意してくれていた。とてもおいしい。はるばる遠くまでイグルー講師で呼んでくれて、どうもありがとう。
上毛高原で乗ると、越後湯沢からのスキー客で混んでいて、久しぶりにデッキのザック座り。新幹線は速いなあ。
始めのピークをセーノさんがトラバースして、先に行ってしまったようだ。クマアナのコルで再会。避難小屋ははるか地下深くだ。
ここにイグルーを作っていたアベックが居て、声をかけると「もしや米山さんですか?」とのお答え。うれしや、イグルスキー実践者にお会いできた。もう何度目かの作とのことで、楽しく、実践しているのが何よりうれしい。こんなに人だらけの往来でも、二人だけの特別な空気に浸れるのである。
避難小屋の脇で久しぶりなのか登りで遅くなった沼田のタケさんを待ってポカポカ陽気の一時間。タローさんは何年か前からセーノさんの弟子に。大武川で何年か前に会ったときスカウトされたとのこと。シシ肉には困らない。セーノさんは2014年頃、その甲斐の大武川以来か。カシケンは2008年入部のOB、会うのは2011年以来かな。山岳部で同じ山行をしてきたので、久しぶりでも初めてでもどうにでもなるのである。
時間もなくなり、柴倉沢はやめて、西黒沢を下ることに。始めはクマアナのコルまで稜線伝いヒツゴウ側で降りて西黒沢の予定だったが、天狗の踊り場の上から西黒沢を覗くと、クレバスが一部つながっているからそっちを降りることに。セーノさんは何でも見えるようだ。よく見えなかったけど。そのクレバス前後がすごく急な漏斗みたいな急斜面の上、雪がグサグサで、スピードを殺せば短いスキー板がズブズブ沈んで前進せず。クレバス前後の数十メートルはシートラツボ足で下る。長くて普通のスキーの皆さんは華麗に下って行った。降りている最中にも日当たりの良い左岸側の急斜面からドバドバ雪崩が落ちていた。小さな小尾根で一服。クマアナコルから下ってきたボーダーも、対岸で腰をおろしている。そこからの下りも、短いスキーでは沈みがちで、軽やかには滑れなかったが、まあ一長一短だ。しかし、年季の入った竹ストックが遂にお釈迦に。やはり横の力には弱い。
20数年ぶりの谷川岳。急傾斜部分はどの谷もあり、にわかに緊張するけれど、1日であっさり行って帰れてしまえるスケール感の山なのだ。一般ルートも、バリエーションも、人が多いわけだと思う。
セーノさんが山行後に、いちごをたくさん用意してくれていた。とてもおいしい。はるばる遠くまでイグルー講師で呼んでくれて、どうもありがとう。
上毛高原で乗ると、越後湯沢からのスキー客で混んでいて、久しぶりにデッキのザック座り。新幹線は速いなあ。
https://igloosky.com/2022/03/14/igloomeeting-in-gunma/
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コメント
この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 熊穴沢避難小屋 (1465m)
- トマノ耳 (1963m)
- 谷川岳・肩の小屋 (1912m)
- 天神平 (1319m)
- 土合口駅/谷川岳ベースプラザ (750m)
- 天狗の留まり場 (1665m)
- 西黒尾根登山口 (801m)
- ザンゲ岩 (1810m)
- 田尻尾根登山口 (920m)
- 天神ザンゲ岩 (1820m)
- 天神尾根・田尻尾根分岐点 (1377m)
- 天神平・天神峠分岐点 (1403m)
- 谷川岳山岳資料館 (756m)
- 西黒沢
登山 | 登山用品 | 山ごはん | ウェア | トレイルラン |
トレッキング | クライミング | 富士山 | 高尾山 | 日本百名山 |
以前からあそこを通る度に、スキーで下りてみたいなあと思っていたルートでしたが、見るからに悪そうな感じの時ばかりだったので、ついぞ滑走することがなく何年もたってしまいました。
今回のコメントを読んで、かなり明確にイメージできました。ありがとうございます。
ちなみに、短い板とは?ショートスキーか何かですか?
なるほど
ワタシは一昨年、テレマークから山スキーに戻って来たので、そのうち行ってみようかしら。ワタシのテレマーク技術では下りられなかったルートなので。
ワタシの今の装備は登りお楽しみ程度、下り重視です。
しかしこの事を誰かに話したくとも、この分野はマニアック過ぎて中々伝わりません笑
妻と二人で喜んでおります。
肝心のイグルーですが、入口の塞ぎ方がまだ確定できておらず今回はツェルトで塞ぐ不格好な形になってしまいました。
場所によっては中で用を足すのがベストでしょうが、出入りのしやすさと密封性(暖かさ)を天秤にかけるとなかなか難しいものです。
出会いを喜んでいただいてありがとうございます。トイレ問題はお育ちや女子がいるかなどで様々ですからね〜。やっぱりもう一個別棟を隣にトンネルでつなぐのがベストかも。
入り口の塞ぎ方はここにかきました。参考にどうぞ。
https://igloosky.com/2022/02/03/report-from-sadoyama/
出会いを喜んでいただいてありがとうございます。トイレ問題はお育ちや女子がいるかなどで様々ですからね〜。やっぱりもう一個別棟を隣にトンネルでつなぐのがベストかも。
入り口の塞ぎ方はここにかきました。参考にどうぞ。
https://igloosky.com/2022/02/03/report-from-sadoyama/
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