高尾梅郷めぐり

2022年03月14日(月) [日帰り]

• GPS: 02:25
• 距離: 8.2km
• 登り: 187m
• 下り: 69m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:42
• 休憩: 0:46
• 合計: 2:28

距離 8.2km 登り 188m 下り 70m

9:49 高尾駅
10:08 10:10 高尾駒木野庭園
10:13 遊歩道梅林入口
10:26 10:34 関所梅林
10:47 10:52 荒井梅林
10:57 11:02 天神梅林
11:09 11:10 高尾梅の郷まちの広場
11:15 11:16 湯の花梅林
11:19 11:23 摺指梅林
11:45 12:05 木下沢梅林
12:17 小仏バス停 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　JR高尾駅から（スタート）
帰り　小仏バス停（ゴール）からJR高尾駅へ

コース状況／危険箇所等

八王子市のHP「高尾梅郷」を参考にして、遊歩道梅林、関所梅林、荒井梅林、天神梅林、摺指（するさし）梅林、湯の花梅林、木下沢梅林の7つの梅林を訪れました。荒井梅林は立入禁止でしたが、他はこの時期、開放されていました。
全区間にわたり危険箇所はなしです。

写真

3/14 10:09

高尾駒木野庭園は、池泉回遊式の日本庭園です（入園・入館は無料）

3/14 10:14

小仏川沿いの遊歩道梅林をそぞろ歩きです。白梅の大木は、さんさんと降りそそぐ日光を浴びて歓んでいるようでした。

3/14 10:16

満開の梅並木が続き、私も春の陽気に浮かれがちです。

3/14 10:26

関所梅林は小仏関跡の公園にあります。

3/14 10:27

小仏関は、江戸時代には甲州道で最も堅固な関所でした。元来は、北条氏照が武蔵国と相模国境の要衝として小仏峠に築いたのが始まりでしたが、北条氏滅亡後は、徳川家康によってこの地に移設されました。

3/14 10:27

サンシュユ（山茱萸）は目にしむような色あざやかな黄色を放ち、梅と妍を競っていました。

3/14 10:47

荒井梅林は「関係者以外立ち入り禁止」の表示があり、残念ながら、外から写真を撮りました。

3/14 10:49

今を盛りと咲いています。

3/14 10:52

荒井梅林は、八王子JCT近くの高台にあることから天神梅林まで見下ろせ、遠望が利きます。

3/14 10:57

梅郷橋を渡って、天神梅林に入りますと「天神清水」の泉が湧いていました。

3/14 10:57

天神梅林には、学問の神様として知られる菅原道真をご祭神とする高尾天満宮が建っています。

3/14 11:00

高尾天満宮は小さな宮ですが、由来板には、「この地に数百年鎮座せられてこの近郷住民の信仰の的であった」と記されていました。

3/14 11:02

天神梅林では、天空を背景に心地よく花を咲かせていました。同じ梅の木であっても、1本1本がそれぞれの個性を主張しているようです。

3/14 11:20

摺指（するさし）梅林では、八王子JCTの近代的な幾何学模様を遠景に入れてみました。

3/14 11:29

これまでも何度か、峰尾豆腐店で「おからドーナツ」、「おからかりんとう」を買ったことがありますが、今回も休憩時のおやつに買い求めました。

3/14 11:50

木下沢（こげさわ）梅林は、約1,400本もの紅梅・白梅がひときわ美しく咲き誇っていました。まだ満開の手前であり、8分咲きのように思いました。

3/14 11:51

ベンチに座って休み、おからドーナツ、おからかりんとうをほくほく顔で賞味しました。ヘルシーでほんのり甘い素朴な味わいでした。
くつろぎながら、しばらく見渡すかぎりの梅の花々を魅せられたように見入りました。五感に染みた恍惚感を「花酔い」というのでしょうか。

撮影機器：

SO-01L Sony

感想

OLTA

朝方は雨が降っていましたが、青空が見えたので時を移さず出かけました。半日の観梅コースとして選んだのが高尾梅郷（「八王子八十八景みどり・公園の景」のひとつ）です。
約4.5kmの区間に7つの梅林がありますので、効率よく幾つもの梅林を訪れることができました。JR高尾駅から歩き出したときには、既に暖かい日差しが降り注いでいました。

アランは『幸福論』のなかで〈幸福になるためには習慣のなかに眠り込まないこと〉を提唱し、また、ケン・デビトバルトの提唱する〈エイジ・ウェーブ〉によると、高齢者に求められるのは日常の簡素主義と併せて、身体をたくましく鍛え、五感を高めることだと言います。今日は、五感のうち特に視覚、嗅覚を高めることができました。今後とも、自然（山）という風雅の世界に心を遊ばせ、五感を大事にしたいと思っています。