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Yamareco

記録ID: 408737
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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

黒沢尾根1401

2014年02月21日(金) [日帰り]
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nobou その他1人
GPS
--:--
距離
3.8km
登り
140m
下り
525m

コースタイム

鹿島槍スキー場P10:12−リフト終点10:35−10:40林道歩き−11:43最終リフト終点11:45−11:58・P1546m−12:38・P1550m−13:31・P1599m13:48−15:28・谷底(1300m付近)−16:20林道下部−16:26リフト−16:34駐車場
天候 晴曇区々
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・鹿島槍スキー場の第10リフトは積雪量が多すぎて運休中。第10リフト終点までは林道を歩いて約1時間
・P1546から先はトレースなし。
・稜線の東側には雪庇が発達。クラックあり。
・ダウンヒルはルートの見極めが重要。林道から離れないように下ること。
2014年2月21日(金) 10:12 鹿島槍スキー場P
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2014年2月21日(金) 10:12 鹿島槍スキー場P
10:27 爺ヶ岳
10:39 上のリフトが動かず
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10:39 上のリフトが動かず
10:40 林道歩きとなる
10:40 林道歩きとなる
同 圧雪された林道
同 圧雪された林道
10:47 ワカンを装着
10:47 ワカンを装着
10:48 晴れてきた
10:48 晴れてきた
11:01 爺ヶ岳方面は晴れ
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11:01 爺ヶ岳方面は晴れ
11:01 餓鬼岳と唐沢岳
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11:01 餓鬼岳と唐沢岳
11:19 シラカバとダケカンバが並ぶ
11:19 シラカバとダケカンバが並ぶ
11:43 リフト終点着
11:43 リフト終点着
11:49 ここから登る
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11:49 ここから登る
11:57 ブナ帯へ
11:59 雪庇
12:00 冬芽
12:04 雪庇を避けて行く
12:04 雪庇を避けて行く
12:15 鹿島槍見えず
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12:15 鹿島槍見えず
12:46 爺ヶ岳
12:49 同
12:51 エナガの巡回
12:51 エナガの巡回
13:23 1599mのピークに迫る
13:23 1599mのピークに迫る
13:25 同
13:29 1599mピークに到達
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13:29 1599mピークに到達
13:31 目標到達
13:37 爺ヶ岳・鹿島槍方面
13:37 爺ヶ岳・鹿島槍方面
13:39 爺ヶ岳
同 鹿島は晴れず
同 鹿島は晴れず
13:40 鹿島槍方面
13:40 鹿島槍方面
13:40 来し方
13:41 ネズコ2本
13:41 ネズコ2本
13:42 鹿島晴れず
13:42 鹿島晴れず
13:44 鹿島槍登山口付近
13:44 鹿島槍登山口付近
同  同
同 爺ヶ岳東尾根
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同 爺ヶ岳東尾根
13:47 鹿島は晴れず
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13:47 鹿島は晴れず
13:48 これが精一杯
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13:48 これが精一杯
13:58 帰路
14:04〜14 休憩
14:02〜15 休憩
14:14 見納め
14:33 クラックを覗きこむ
14:33 クラックを覗きこむ
14:44 北信の山々
14:44 北信の山々
14:46 ブナ模様
14:48 胸まで埋まる
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14:48 胸まで埋まる
15:53〜15:56 休憩
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15:53〜15:56 休憩
16:23 林道が見えた!
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16:23 林道が見えた!
16:26 リフトへ
16:29 鹿島槍スキー場は閑散
16:29 鹿島槍スキー場は閑散
16:34 帰着

感想

 新潟のmalmalさんがnobou宅に来て2人で黒沢尾根に登る。鹿島槍スキー場P着,10時。先週末の大雪のため上部リフトが動かず、林道を歩いて10:40最終リフト着。ここから上は1546mのピークまでトレースがあったが、不思議なことに足跡がその先の雪庇の下に延びていた。首を傾げながら雪庇に近寄らないように歩いて次の1550mのピークへ。トレースはなく膝上までの深い雪が湿って重いので、ラッセルをショートショートで交代しながら進む。
 鹿島槍スキー場から見える2つのピークを持つ山は爺ヶ岳で、鹿島槍は1550mのピークの手前まで来て初めて見える。今朝は久々に爺ヶ岳が見えていたので鹿島槍も見えるのではないかと期待しながら歩いて12:15に1550mのピーク下に到達するも鹿島槍は雲の中で見えず。
 1550mから目標の1599mのピークまで、通常は30分もあれば着くところ,雪が深くて重かったために1時間15分かかる。その間に雲が晴れることを期待したが、依然として山頂付近にまとわりついて離れず、ついに顔を見せることはなかった。
 1550mのピークから先も東側に雪庇が発達しており、寄りすぎないように歩くが、例年なら問題なく歩いていた立木のすぐ外側にクラックがあるのが意外だった。その雪庇のあるラインに沿って30mほど下る辺りは北信の山々がよく見える場所なのだが雲があって、高妻,乙妻と戸隠山辺りまでしか見えない。その緩やかな下りから登りに転じる辺りの雪が最も深く、度々交代しながら目指すピークの前山にを通過,更にひと登りして13:29,1599mのピークに到達。これまでで最も遅い記録となる。
 ピークで20分待ったが遂に鹿島槍は晴れることなく、13:48,諦めて引き返す。ピークから来し方を振り返ると、1550mのピークと1546mのピーク付近にネズコの大木があるのが分かり、それが帰路の目印となる。
 その1546mのピークのネズコを越えて、リフトの終点まで戻り、そこから林道を下って途中からダウンヒルで一気の林道下部まで下れば難なく駐車場に戻れるが、それではつまらないので林道のある尾根から谷を1つ隔てた尾根を下る。昨年も同じコースを下って1400m付近まで下った後、西に寄りすぎて隣りの渓へ降りてしまい、ヒヤヒヤしながら歩いた失敗があるので、今度こそはと林道を左下に見下ろしながら西に寄りすぎないよう慎重に下ったつもりが、またしても昨年と同じ渓に迷い込んでしまった。それと言うのも1400m〜1300m付近で尾根の東側の斜面が極端に谷側に詰まって急峻な崖のようになり、その下、1250m付近が尾根なのか渓なのか分からないようなおかしな地形になっているので、知らず知らずのうちに西に寄ってしまったのだ。加えてそこに無数に錯綜するカモシカの足跡が人の足跡と見紛うほど大きくてつい誘い込まれてしまい、後ろにいたmalmalさんが『左ではないか』と言ったのを聞いた時にはすでに滑り降りていたのだった(15:28)。
 やむなく渓をしばらく下るうちに左手の尾根が大きな壁となり、渓を大廻りするのは労多くして危険でもあるので、malmalさんの主導で左手の斜面を這い上がり(15:40頃)、トラバースして元の尾根の延長線上にあると思われる尾根に出る(16時頃)。
 尾根が同じ傾斜で最後まで続いていれば問題ないのだが、往々にして尾根の一部が急降下した先で緩やかな鞍部になっていて、そこが次の尾根の始まりであり、また谷の始まりでもあると言うような地形が随所にあって惑わされてしまう。気温が低くて雪が安定していたからいいようなものの、渓と尾根の境目でのルート選びには慎重を要する。
 16:20,見覚えのある林道に出てスキー場のリフト上を横切り、某美大のヒュッテを通過。16:34駐車場着。


 雪庇ジャンプ
 https://www.youtube.com/watch?v=LLFELom_n_E

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