縞枯山 BC 15cm湿雪、意外と楽しく滑れた

2022年03月19日(土) [日帰り]

• GPS: 02:02
• 距離: 4.6km
• 登り: 146m
• 下り: 613m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:28
• 休憩: 0:31
• 合計: 1:59

9:13 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
10:04 10:33 縞枯山北西面稜線
11:10 11:12 北八ヶ岳ロープウエイ山麓駅
11:12 ゴール地点

天候

朝は晴れ、徐々に曇りに

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ピラタス蓼科リゾートスキー場の駐車場に車を駐めましたが、駐車場直前に道路上に少しだけシャーベット状の雪がありましたが、帰る頃にはすっかり溶けていました。

コース状況／危険箇所等

今回のルートはスノーシューや登山者用では無く、あくまでBC向けです。滑るエリアの積雪はまだ多く、笹に落ち込むことも無く快適に登り降り出来ました。樹林帯の方が落雪ででこぼこ気味で、かつ日影で若干クラストしていましたので、これ以上クラストすると手強くなると思います。

写真

ロープウェイ駅を出ると真っ白(^^;。重めの新雪が10cmほど積もっていました。

キツツキ。

ロープウェイ駅を振り返って。そろそろガスが晴れそう。

今日はさらさらの新雪を期待してきたので少し残念(^^;。

うっすら北横岳。

こちら側は今日は私が最初のようです。

縞枯山を見上げます。目指すオープンバーンも少しだけ見えています。

この辺りからルートを外れて斜面を登って行きます。昨夜は麓では大雨でしたが、こちらでも雪の後に雨になったようで、雨の流れた跡が付いています。

徐々に天気は回復傾向。

斜面の雪はまだ豊富です。締まっているので、落ち込んだりもしません。

霧氷がきれいです。

樹林帯に入ります。ただ登りでは右側の密林を歩いてしまったかも(^^;。もし私のトレースをたどって登る人がいるようでしたら、登りではなく下りの滑った跡をたどると楽だと思います。

所々滑りやすい部分があります。

縞枯山北西面オープンバーンに出ました。最近誰か訪れたようでトレース、シュプールが残っていますね(^^)。

斜度はこれくらい。

まだ藪もすっかり埋まっています。この辺りまで来ると新雪は15cmほど。ただし北西面だけあって表面は軽くクラストしています。でもサクサクなので滑りは問題無いでしょう。

オープンバーン最上部に到着。

北横岳と坪庭。

北横岳をズーム。

槍穂高、常念岳。

浅間山。

稜線は霧氷がきれいでした。

縞枯れ。

南側。

南アルプス。

中央アルプス。

車山は南西斜面で2個所、全層雪崩が起きているのが見えます。

縞枯山の稜線を歩く登山者が見えました。

休憩後、滑り始めます。

日が当たっていると湿雪気味。でも重くないので滑りやすいです。

表面はソフトもなかですが、斜度があるので全く抵抗感無く、重めのパウダーを滑っている感覚でした。

オープンバーンはもう少し。

この時期の重い新雪はストップスノーになることも多いのですが、とても滑りやすい雪でした。

ここからしばらくは樹林帯。密林、疎林を繰り返します。密といっても斜滑降、キックターンをするスペースはあります。

出来るだけ滑りやすい斜面を辿って行きます。

樹林帯を出ました。ゲレンデまで滑り降ります。

少しざらめ気味の新雪10cmという感じです。

引っかかることも無く気持ち良く滑ることが出来ました。

あっという間にゲレンデに到着。ここからは長いゲレンデを滑り降ります。

感想

Fujimori-W

昨日は麓では大雨でしたが、上の方は雪になっていることを期待して縞枯山にバックカントリー（テレマークスキー）に出かけてきました。
ロープウェイを降りると新雪は10cmほど積もっていましたが、さらさらでは無く表面が軽くモナカ気味の重い雪でがっかり(^^;。縞枯山北西面オープンバーンの一番上まで登りましたが、雪はまだ豊富で上り下りとも特に問題ありませんでした。斜面の雪ですが、表面が若干もなか気味でしたが、サクサクでしたので滑っていても抵抗はなく、普通に重めのパウダーを滑っている感覚で気持ち良く滑ることが出来ました。
滑れる距離は長くありませんが、でも1時間弱の登りで標高2400mクラスの斜面を滑れるので、このお手軽さは最高です。