大雪後の鍋割山:ミニ迷い
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 438m
- 下り
- 439m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
15日の記録的大雪の一週間後でまだまだ雪が深く残ってます。登山道は夏道を所々外れますが踏み跡はいっぱい有、踏み跡を辿れば鍋割山まではアイゼンで行けます。稜線歩きではストックの刺さりにくい所も有り、ピッケルの方が安心という場所も何か所か有りました。稜線歩きは雪が締まって歩き安い。荒山高原からは踏み跡がかなり、樹木の中を入っているので服など切れないような物が良いと思う、帽子は何度も枝に取られました。 |
写真
感想
雪満載の鍋割山
先週の土曜日15日に降った大雪の後、どこの山なら行けるだろうか悩みます。いつも身近な赤城山の鍋割山なら大丈夫だろうと行ってみようと出かけました。出来たら荒山も少し挑戦してみるつもりです。
赤城街道はさすがにきれいに除雪して有り楽に走れます、9時前、姫百合駐車場には先客の車が5台いました。9時過ぎ登山開始、準備運動もしてないのでゆっくりウォームアップを兼ねて登ります。
ツボ足でそれほど深く入ることなく歩けますが雪はかなり量だと判ります。やがて木の家の分岐の道標が埋まっているので写真に撮って進むと、次に荒山展望の広場、姫百合P、木の家の分岐に出ましたが、あれ、どうしたのか木の家方面から歩いてました(トレースがそっちに付いてました)、あれー??、これは登山道通りにトレースが付いて無いと思いました。
しばらく行くと自分が思う方向と少し違う方にトレースが有ります、岩場や風穴の少し手前です。
本当の登山道を歩きたいと尾根ぎみの踏み跡のない所をワカンを付けて歩きだしました、最初のうちはそれ程埋まることもなく進めました、あっちだろうかこっちだろうかと登山道らしき所を探し求めて登りますが急に深く足を取られる所が現れます。誰もいない所を歩くのは嬉しくもあり、怖くも有ります。固く楽に登れる所も有り、登山道らしき所を進むとすぐ場所が分からなくなります、しばらく進んで休むと荒山高原らしき鞍部からかなり離れていることに気づきました。
私の迷い道を後から付かず離れず付いてくる若い人がいます、どうも感ですが荒山の展望広場の方向に進んでいるようです、展望の広場は名前だけで今は木が伸びてしまって展望は有りませんので、このまま無理して進んでも展望の広場が確認できるかどうか、踏み跡がなければ荒山高原に下るのも容易ではないと思い、最初に戻るか、それとも夏道の荒山高原方向にトラバースするかです。
なるべく大きく踏み抜かない所を選んでトラバースして右にしばらく進みます、大きな木の根元は踏み抜くので小さな木の間を選んで進み行くと、遠く人が見えました、大声でそこは道ですかー?と聞くと、そうですよと答えてくれて、あー助かった、まるでミニ遭難でした、赤城なので安心しきって昭文社の地図しか持ってませんでした。後ろにいるだろう人に「こっちに道が有りますよー」と声を掛けますが姿が見えません。安心したら疲れを感じました。深いラッセルで進めない時にストックを横に使って手を使うと進みやすかったです(雪が割と締まっていたので出来たがパウダーだと??)。ワカンが木の根に絡まってしまって抜けない時も有り、新雪歩きはまだまだ訓練が必要です。
道で会えた人の後を進んで荒山高原に着くと、「ブログをやってますね」と「はい」と答えると「夢創歩さんですね」「はい、えーどうして判るんですか?」「ずっと前から判ってました」「えーあれ、と言うことは赤城なのでベリーさんの知り合いでしょうか?」「いえ違います」「お名前は何と言われますか」と私、「インレッドです」「あれまー、ずっと会いたいと思ってました」と憧れのインレッドさんにこんな風に会えて、もしかすれば赤城に来られるかも知れないと思ってましたが、嬉しくて手袋を脱いで握手してもらいました。少し話をして私は鍋割山へ、荒山へ行って樹氷があるようなら地蔵へ行ってみると言われるので踏み跡があるといいですねと別れました。
鍋割山頂を目指して進むと雪の多さに驚きます、雪の鍋割山は初めてですが今は特別大雪のようです。大きな雪庇が有りました、大きな雪庇なので写真を撮っていると、なるべく早く通らないと雪崩れる可能性もあるので気を付けた方が良いと教えられました。登山道はあってないような風にトレースが付いてますが雪山では踏み跡を辿るのが一番いいと思いました。とそれを実践しますが、まあー無茶苦茶にトレースが付いてます。尾根の雪庇が大きく張り出した所など写真を撮りたくて仕方有りません。今回で6,7回目の鍋割山ですが今回が最高でした。そんな大変な登山道ですが本当に大勢の人が登っています、みんな雪を目当ての人です。
鍋割山頂は尾根の上から降りますがあの大きな看板は雪の中で全く見えません、いっぱいの人と同じ様に昼食を食べて帰る頃、登って来た多分初鍋割の人が「山頂は何処ですか」と大きな声、すると「山頂はね何処かに逃げてしまったんですよ」と面白い人が答えます。おせっかいな私は「ここが山頂ですよ」と言ってしまいました。そんな山頂を後に大きな山に行ったような雪庇の張り出す尾根を下ります、ごきげんな道です。しばらく行くとインレッドさんが来ました、また会えて嬉しくて、今度はしばらくいろんな話が出来て良かったです。再度また雪庇の張り出した所を踏み跡がなくても歩いてずっと尾根を下りました。
インレッドさんが苦労したと言う荒山の方へ少し行ってみましたが胸まで埋まるような所があり、スノーシューを履いてないと無理ですしトレースが無いので私には進めそうも有りません、駐車場に着くとそこに、どこかで会いましたねと、何とカズさんでした、ベリーさんに声を掛ければ良かったと後悔しました。黒檜山の雪山は何度も行って感激してますが、今回の鍋割山も最高でした。
こんばんは。
凄い雪ですね。
スノーシューに絶好ですね。
インレッドさんにお会いできて、良かったですね。
私も何時かはお会いして、色々とお礼を言わなければと思っております。
haretaraさん こんばんは
1週間経ちましたが、やっぱりすごい雪が残ってました。インレッドさんとharetaraさんの話もしましたよ、狙って深い所に入りましたが私にはまだ新雪は難しいです。憧れの人に会えて本当にラッキーな1日でした( ^)o(^ )
駐車場でも知り合いに声を掛けてもらって、そういう日だったようです。
夢さんこんばんは。
いや〜 大雪ですね。 大変そうです。
鍋割はコースがわかるので安心ですね。(暗闇でも帰ったことがありましたね。)
景色も良さそうで、うらやましいです。
インデットさんに会えてよかったですね。
ベリーもまた雪山へ行きますよ。
ベリーさん こんばんは。
去年の花火以来の鍋割山でしたが、かなり面白かったです。
それでも夏道なら夜でも平気ですが、あれだけ雪が降ると様相が全く違って、道が違っていることは分かるのですが、本当の道はロープがあるところ以外、分からないです、インレッドさん、カズさんに会えるなんて不思議な1日でした。土曜日は長靴に一応アイゼンも持って行って下さい。
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