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記録ID: 4097958
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霧氷の御池岳【雪の消えたコグルミ谷右岸尾根から】

2022年03月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:12
距離
17.4km
登り
1,245m
下り
1,244m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
2:12
合計
9:11
9:02
9:16
29
9:45
9:47
3
9:50
9:59
34
10:33
10:40
13
10:53
11:04
6
11:10
11:17
11
奥の平南峰
11:28
11:28
13
奥の平
11:41
11:41
13
11:54
12:01
5
12:06
12:44
20
13:04
13:13
74
15:36
15:38
0
15:38
ゴール地点
天候 曇り 冷たい風に吹かれて
【気温】65.8kmポスト:5℃ カタクリ峠:3℃ 冬期ゲート:9℃
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道306号冬期ゲート手前の駐車スペースを利用。
コース状況/
危険箇所等
【残雪状況】
カタクリ峠から上部にはたっぷり。
締まった状態なのでチェーンスパイクでOKでした。
(団子にはなりますが。)

【犬返し谷左岸尾根(co680m〜65.8kmポスト)】
以前見られたテープの類は殆どありません。
シキミや馬酔木の茂った幅広の尾根に踏み跡もはっきりしません。
下り使用の場合は曖昧に派生する尾根に誘導されないよう注意。
コンパスなどで方角を確認して、尾根芯を意識して慎重に下りました。
《国道306号》
この季節はよくある風景だ。
2022年03月20日 06:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
3/20 6:35
《国道306号》
この季節はよくある風景だ。
《国道306号》
犬返谷左岸尾根取り付きの65.8kmポストで衣類調整。
2022年03月20日 07:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
3/20 7:26
《国道306号》
犬返谷左岸尾根取り付きの65.8kmポストで衣類調整。
コグルミ谷右岸尾根の一角に合流。
2022年03月20日 08:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 8:12
コグルミ谷右岸尾根の一角に合流。
《コグルミ谷右岸尾根》
三本の尾根を併せればもう一本道だ。
2022年03月20日 08:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 8:24
《コグルミ谷右岸尾根》
三本の尾根を併せればもう一本道だ。
《カタクリ峠》
道標が埋まるほどの積雪。1メートルほど有りそう。
2022年03月20日 09:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 9:05
《カタクリ峠》
道標が埋まるほどの積雪。1メートルほど有りそう。
《カタクリ峠》
締まった雪はチェーンスパイクで行けそうだ。
2022年03月20日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
3/20 9:13
《カタクリ峠》
締まった雪はチェーンスパイクで行けそうだ。
お〜霧氷だ! これは行かねば。
2022年03月20日 09:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
3/20 9:30
お〜霧氷だ! これは行かねば。
七合目に到着。さてどのルートで行こうか・・・。
2022年03月20日 09:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
3/20 9:33
七合目に到着。さてどのルートで行こうか・・・。
振り返ると頭陀ヶ平にも霧氷がびっしり。
2022年03月20日 09:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
2
3/20 9:35
振り返ると頭陀ヶ平にも霧氷がびっしり。
県境尾根に乗った。
2022年03月20日 09:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 9:47
県境尾根に乗った。
雪に埋もれた幻池を下って、さあ〜霧氷の御池岳へ。
2022年03月20日 09:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
3/20 9:51
雪に埋もれた幻池を下って、さあ〜霧氷の御池岳へ。
焦る気持ちを抑えて九合目を通過。
2022年03月20日 10:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3/20 10:12
焦る気持ちを抑えて九合目を通過。
これは期待できそうだ。
2022年03月20日 10:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:22
これは期待できそうだ。
どんどん見応えが増してくる。
2022年03月20日 10:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:28
どんどん見応えが増してくる。
う〜ん、素晴らしいな〜。
2022年03月20日 10:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:30
う〜ん、素晴らしいな〜。
《御池岳頂上》
これでもかなり減ったようだね。
2022年03月20日 10:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:35
《御池岳頂上》
これでもかなり減ったようだね。
《御池岳頂上》
霧氷に囲まれて・・・。
2022年03月20日 10:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:35
《御池岳頂上》
霧氷に囲まれて・・・。
奥の平へ向おう。
2022年03月20日 10:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:38
奥の平へ向おう。
カレンフェルトと霧氷の組み合わせ。
2022年03月20日 10:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
6
3/20 10:39
カレンフェルトと霧氷の組み合わせ。
霧氷に覆われたテーブルランドと竜ヶ岳方面。
2022年03月20日 10:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:39
霧氷に覆われたテーブルランドと竜ヶ岳方面。
「凄い」としか・・・。
2022年03月20日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
3/20 10:43
「凄い」としか・・・。
霧氷の林を抜けて、
2022年03月20日 10:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
4
3/20 10:44
霧氷の林を抜けて、
《奥の平》
目前の雪原は幸助の森、ボタンブチ、天狗の鼻。
2022年03月20日 10:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
3/20 10:50
《奥の平》
目前の雪原は幸助の森、ボタンブチ、天狗の鼻。
《奥の平》
一瞬姿を現したのは中央アルプスだろうか?
2022年03月20日 10:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:52
《奥の平》
一瞬姿を現したのは中央アルプスだろうか?
《奥の平》
2022年03月20日 10:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:54
《奥の平》
《奥の平》
霧氷と藤原岳の稜線。
2022年03月20日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 10:55
《奥の平》
霧氷と藤原岳の稜線。
《奥の平南峰》
テーブルランド東エリアを見渡す。
2022年03月20日 11:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
3/20 11:10
《奥の平南峰》
テーブルランド東エリアを見渡す。
《奥の平南峰》
藤原岳から来た青年にお願いしました。
2022年03月20日 11:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 11:12
《奥の平南峰》
藤原岳から来た青年にお願いしました。
この景色に出逢えてし、あ、わ、せ。
2022年03月20日 11:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3
3/20 11:17
この景色に出逢えてし、あ、わ、せ。
《奥の平》
霊仙山、谷山、ソノドそして伊吹山は雲の中。
2022年03月20日 11:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 11:32
《奥の平》
霊仙山、谷山、ソノドそして伊吹山は雲の中。
奥の平東斜面は霧氷がびっしり。
2022年03月20日 11:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 11:38
奥の平東斜面は霧氷がびっしり。
さて、下ろうか。
2022年03月20日 11:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 11:41
さて、下ろうか。
素晴らしい景色だ。
2022年03月20日 11:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 11:42
素晴らしい景色だ。
霧氷越しの伊吹山。
2022年03月20日 11:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 11:43
霧氷越しの伊吹山。
幻池上部の県境尾根で昼食タイム。
2022年03月20日 12:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 12:15
幻池上部の県境尾根で昼食タイム。
七合目辺りから晴れ間が戻って、金糞岳〜伊吹山〜能郷白山が望めた。
2022年03月20日 13:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
3/20 13:00
七合目辺りから晴れ間が戻って、金糞岳〜伊吹山〜能郷白山が望めた。
《コグルミ谷右岸尾根》
残雪の境を下る。
2022年03月20日 13:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3/20 13:32
《コグルミ谷右岸尾根》
残雪の境を下る。
《コグルミ谷右岸尾根》
グロテスクなスズカカンアオイ。
2022年03月20日 13:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 13:35
《コグルミ谷右岸尾根》
グロテスクなスズカカンアオイ。
《コグルミ谷右岸尾根》
春を告げるツリーホール。
2022年03月20日 13:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
3/20 13:44
《コグルミ谷右岸尾根》
春を告げるツリーホール。
犬返し谷左岸尾根合流地点でコーヒーブレイク。
2022年03月20日 13:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 13:51
犬返し谷左岸尾根合流地点でコーヒーブレイク。
65.8kmポストへ着地。
2022年03月20日 14:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 14:27
65.8kmポストへ着地。
《国道306号》
犬返橋を過ぎ、養老山系:笙ヶ岳を望む。
2022年03月20日 14:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
1
3/20 14:48
《国道306号》
犬返橋を過ぎ、養老山系:笙ヶ岳を望む。
《国道306号》
キブシ
2022年03月20日 15:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 15:27
《国道306号》
キブシ
《一ノ瀬大橋》
河津桜
2022年03月20日 16:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 910 IS, Canon
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3/20 16:20
《一ノ瀬大橋》
河津桜
撮影機器:

装備

個人装備
チェーンスパイク(カタクリ峠〜奥の平〜カタクリ峠) スノーシュー(使用せず)

感想

晴れ間は期待薄で風も強そうだが、状況的には霧氷が見られそうだ。
先回は県境尾根を歩いたので今回は頂上を目指そう。

すっかり雪の消えた国道と谷側に雪を残したコグルミ谷右岸尾根を歩いて
カタクリ峠に着くと、六合目の看板が埋まりそうなたっぷりの雪だった。
予報通り風が吹きつける曇り空だったが、おかげでしっかり締まった雪はチェーンスパイクで充分行けそうだ。
七合目手前で梢を透かすと奥の平辺りが霧氷で埋め尽くされ、
振り返る頭陀ヶ平にも霧氷が捉えられる。
県境尾根を越えた辺りでザックを降ろし、小腹を満たしたかったが
少しでも早くと気が急いて、休憩もそこそこに御池頂上を目指す。

前日までのトレースは夏道とあまり外れず、谷通しに付いているが
うまい具合に踏み跡が階段状に固まり、拝借して登って行くと
九合目を過ぎた辺りから明らかに霧氷の林に変わってきた。
曇り空が恨めしいが、明らかに興奮してくるのがわかる。

取りあえず頂上で写真だけを撮って奥の平方面へ向かうと、
テーブルランドには雪原と霧氷の林が広がっている。
吹き付ける風は冷たいが、こんな恵まれた景色は何度もないだろう。
頻繁に足を止め、最上級の景色に感嘆しながら南峰辺りを散策し、
後ろ髪を引かれる思いで奥の平を後にする。

県境尾根の岩場で食事を摂り終え、下り始める頃にやっと空に青さが
戻り始め、霊仙山から能郷白山にかけての雪山が輝きだした。
欲を言えば霧氷の林で青空や輝く雪山を見たかった・・・。

明るさを取り戻した一本道のようなコグルミ谷右岸尾根から
犬返し谷の左岸尾根に乗り換えて65.8kmポストへ下って行くが、
心配していながらやはり尾根を外してしまった。
久し振りの下り使用に注意はしていたが、雪が消えトレースが残らない
季節は、踏み跡もテープも無いシキミや馬酔木などが茂る曖昧な
尾根形状は嫌なものだ。
慎重に尾根芯や足元を確認しながらやっと微かに続く踏み跡に出て
国道に着地する。最後の最後は「行はよいよい、帰りは恐い」を
地で行くような気持ちだった。

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