飛騨沢 BCスキー


- GPS
- 15:46
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,342m
- 下り
- 2,597m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 8:08
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
槍ヶ岳からスキーで滑る
去年の自分ならそんなの無理!と思っていたし、今もそう。経験者同伴でなければ出来なかった。現地で経験しないと分からないことも当然あるし、意義ある山行となった。やつとBCのスタートラインに立てたような気がした。
5時出発予定、荷物チェック等で6時ごろ新穂高発。ヘッデンはすぐに不要となる。登山口すぐからスキーを履き、デブリを超えて槍平小屋へ。山スキーはアプローチが大変。どこもそうか?
槍平小屋で荷物をデポして、初日に様子見兼ねてひと滑りした。千丈沢乗越分岐付近まで登るものの、ガスに撒かれて地形がわからなくなる。大喰沢の方へ降りるか、飛騨沢か、あいだの沢筋を繋げるか、と案が出たが、足元の斜度が判らない以上無難に来た道を辿ることになった。
このくらいの斜度になるとうまく登れない。エッジを使うと良い(要約)と聞き、確かに改善したかも。
翌日、薄曇りから晴れ。昨日より登るペースは上がり、適当な場所でアイゼンに履き替えて飛騨乗越まで。乗越はやっぱり風が強く、だいたい20m/sくらい?大喰岳まで行って槍の写真撮ろっかー、などと話していたが、これは嫌、とすぐに降りることにした。
スキーで滑ると、標高2900mくらいから、槍平小屋の1990mまで10分くらいで着いてしまう。モナカ?ガリガリ?と気を揉んでいたものの、雪が緩んで最高の雪を当てたようだ。どう滑っても楽しい! それも最初だけ、デブリに当たりだすとガチガチだし、湿り雪はスキーが止まるし。滝谷、白出沢を通過するまでは素早く移動せねば、と汗をかきながら下山した。
それを差し置いても、槍ヶ岳(の少し下から)スキーで滑走する喜びは格別だった。今回は、雪山登山に有用な道具だからスキーで滑る、という理由づけも楽しいポイントだ。
心残りは飛騨沢は槍ヶ岳がほぼ見えないということだ。なら槍沢から登る?アプローチにスニーカーが必要らしい。今回以上に距離もあるし過酷そうだが…槍の東面は北鎌尾根に取っておいても良いかも(?)
下山後は平湯で汗を流し、けいちゃん定食食べて解散。洗い場はないが温泉臭くてとても良かった。
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