また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 4102960
全員に公開
雪山ハイキング
東北

和賀山塊 小滝山 P992まで 南尾根を往復

2022年03月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:28
距離
12.0km
登り
955m
下り
950m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:29
休憩
0:00
合計
8:29
7:46
509
スタート地点
16:15
ゴール地点
天候 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和賀岳への登山口に通じる真木林道はまだ雪に覆われている。
2022年03月21日 07:49撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/21 7:49
和賀岳への登山口に通じる真木林道はまだ雪に覆われている。
取り付く尾根が見えるが、その奥は雲の中。
2022年03月21日 08:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/21 8:21
取り付く尾根が見えるが、その奥は雲の中。
林道から下りる地点にはピンクテープがあった。
2022年03月21日 08:29撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/21 8:29
林道から下りる地点にはピンクテープがあった。
斉内川に向けて下る。
2022年03月21日 08:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/21 8:30
斉内川に向けて下る。
吊り橋だったようだ。昭和7年の文字が。
2022年03月21日 08:33撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
3/21 8:33
吊り橋だったようだ。昭和7年の文字が。
持参したウエーダーに履き替えて渡渉する。
2022年03月21日 08:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
3/21 8:35
持参したウエーダーに履き替えて渡渉する。
改めて登山靴+ワカンに履き替え、尾根に取り付く。
2022年03月21日 09:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/21 9:00
改めて登山靴+ワカンに履き替え、尾根に取り付く。
杉林の急斜面を登る。
2022年03月21日 09:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
3/21 9:05
杉林の急斜面を登る。
立派な松の木が立っている。
2022年03月21日 09:58撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
3/21 9:58
立派な松の木が立っている。
二次林だろうか、細めのブナが多い。
2022年03月21日 10:02撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/21 10:02
二次林だろうか、細めのブナが多い。
霧氷のブナ林を行く。
2022年03月21日 10:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
3/21 10:51
霧氷のブナ林を行く。
右手に甲山の特徴的な姿が見える。
2022年03月21日 11:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
3/21 11:03
右手に甲山の特徴的な姿が見える。
僅かに青空も覗いてきた。
2022年03月21日 11:32撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
3/21 11:32
僅かに青空も覗いてきた。
カメラのバッテリー不足で拡大できないが、遠く羽後朝日岳に光が当たっている。
2022年03月21日 11:37撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
3/21 11:37
カメラのバッテリー不足で拡大できないが、遠く羽後朝日岳に光が当たっている。
高低差の無い尾根を行く。
2022年03月21日 11:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
3/21 11:40
高低差の無い尾根を行く。
ちょうど錫杖の森に光が当たっている。
2022年03月21日 11:55撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
9
3/21 11:55
ちょうど錫杖の森に光が当たっている。
日が当たるとうれしい。
2022年03月21日 12:16撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7
3/21 12:16
日が当たるとうれしい。
右手、袖川沢を挟んで立つ薬師岳と左奥に和賀岳。
2022年03月21日 12:25撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
10
3/21 12:25
右手、袖川沢を挟んで立つ薬師岳と左奥に和賀岳。
P904の先にある小さな岩峰。
2022年03月21日 12:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
3/21 12:28
P904の先にある小さな岩峰。
P992手前のピークに立つと、小滝山山頂が見えた。
2022年03月21日 12:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7
3/21 12:50
P992手前のピークに立つと、小滝山山頂が見えた。
羽後朝日岳。美しい和賀山塊の女王。
2022年03月21日 12:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
10
3/21 12:50
羽後朝日岳。美しい和賀山塊の女王。
P992西側の沢。
2022年03月21日 13:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
3/21 13:00
P992西側の沢。
P992の先は急に落ち込む。
2022年03月21日 13:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7
3/21 13:03
P992の先は急に落ち込む。
残念だが、ここまで。
2022年03月21日 13:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
3/21 13:03
残念だが、ここまで。
小滝山から南西に伸びる尾根の斜面。
2022年03月21日 13:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
3/21 13:04
小滝山から南西に伸びる尾根の斜面。
遠く甲山〜中ノ沢岳〜風鞍。
2022年03月21日 13:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
3/21 13:09
遠く甲山〜中ノ沢岳〜風鞍。
小滝山にも日が当たる。
2022年03月21日 13:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
3/21 13:09
小滝山にも日が当たる。
少し戻ってP992を振り返る。
2022年03月21日 13:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
3/21 13:14
少し戻ってP992を振り返る。
真っ白い和賀岳。
2022年03月21日 13:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
9
3/21 13:14
真っ白い和賀岳。
羽後朝日岳。何度も撮ってしまう。
2022年03月21日 13:15撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
9
3/21 13:15
羽後朝日岳。何度も撮ってしまう。
小滝山とP992にも光が当たる。展望良く、なかなか立ち去り難い。
2022年03月21日 13:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
8
3/21 13:21
小滝山とP992にも光が当たる。展望良く、なかなか立ち去り難い。
和賀岳〜薬師岳。この景色を左手に見ながら戻る。
2022年03月21日 13:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6
3/21 13:21
和賀岳〜薬師岳。この景色を左手に見ながら戻る。
遠く真昼岳にも日が当たった。
2022年03月21日 13:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
3/21 13:21
遠く真昼岳にも日が当たった。
白岩岳方向。美しい斜面を振り返りつつ。
2022年03月21日 13:26撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
3/21 13:26
白岩岳方向。美しい斜面を振り返りつつ。
往路を戻る。
2022年03月21日 13:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
3/21 13:31
往路を戻る。
羽後朝日岳はずっと輝いていた。
2022年03月21日 14:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
3/21 14:00
羽後朝日岳はずっと輝いていた。
まだ寒気が強い。
2022年03月21日 14:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
3/21 14:18
まだ寒気が強い。
川岸にデポしておいたウエーダー。
2022年03月21日 15:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
3/21 15:18
川岸にデポしておいたウエーダー。
再び履き替えて渡渉、そしてまた登山靴+ワカンへ。
2022年03月21日 15:18撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
3/21 15:18
再び履き替えて渡渉、そしてまた登山靴+ワカンへ。
林道から小滝山を振り返って。
2022年03月21日 15:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
3/21 15:59
林道から小滝山を振り返って。

装備

個人装備
登山靴+ワカン

感想

白岩岳とその南隣にある小滝山は、角館周辺や仙北平野からよく見える山だ。どちらもどっしりとしているものの、格別登りたくなるような山容ではない。しかし羽後朝日岳や和賀岳を横から見る位置にあり、ブナ林がよく残る、大切にしたい山々である。小滝山山頂からは南へ向けて長い尾根が伸びており、その末端は和賀岳入山口に通ずる真木林道沿いの斉内川に達する。夏道は無く、一度は残雪期に歩いてみたいと思っていた。

秋田側から和賀岳に登る時、薬師岳を過ぎると左手に、袖川沢の深い谷を隔ててこの長く平らな稜線がよく見える。ただ小滝山山頂の手前で急に落ち込む地形が見え、難所かもしれない。行ってみて、無理なら往路を引き返せばよい。

一応計画では、小滝山登頂後、可能なら扇形山〜大森山と周回できたらいいと考えていた。結果としては、私の技量ではP992より先には進めず、往路を戻ったわけだが、羽後朝日岳や和賀岳など県境の山々を左手に見ながら美しいブナ林の尾根を戻るのは、とても味わいがあり、十分満足する行程だった。

当日、天気は快復傾向とはいうものの、風が冷たくて上部は曇り、どの辺で引き返そうかと考えながら登った。ただ斉内川を渡渉するために久しぶりにウエーダーを持参し、いちいち履き替えた手間を考えると、もう二度目は無いだろうから、少しでも上へ登りたい(セコイ)。青空が広がるまでにはならなかったが、有難いことに時間が経つにつれて周囲の山々に日が当たり出した。特に遠く羽後朝日岳はずっと輝いていた。

P992は西側が小堀内沢へ急峻に落ち込んでおり、東側をトラバースするしかないと思う。ただ写真でわかるように東側も急斜面で、いつ雪が崩れてもおかしくない。そしてその先の尾根も細い。

下山時の急斜面では足を滑らせ、頭(額の横)を木の幹にぶつけてしまった。今回、右手にピッケル、左手にストックで歩いていた。ストックは推進力の助けになってなかなか良かったのだが、足を滑らせてしまったらほとんど役に立たない。滑った時、ストックの先が木の枝か何かに引っかかったのか、左手を前方に回して木を掴む、あるいは頭をカバーしたりするのには間に合わなかった。今後気を付けたい。

P992から眺める小滝山はなかなかの姿だった。普段は凡庸な山容の山も、見る角度を変えたらこんなに素晴らしいのか。近場の山で新しい発見があってうれしかった。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:425人

コメント

こんにちは

今回は厳しいルートでしたね。残り標高差100m余迄迫りましたが、写真を見るとP992から先の雪庇や細尾根の登り返しは可也の困難さを感じますね。未踏ルートは現地に立って見なければ雪の状況が解りませんから、素晴らしいアタックだったと思います。

ピッケルとストック(ポール)の両手持ちはやはり危険ですね。私も解っていながら収納が面倒で両手持ちすることがありますが、気を付けたいと思います。田中陽希氏の事故を見て痛感しました。

大変お疲れ様でした。
2022/3/25 17:46
tonkaraさん、こんばんは。

田中陽希氏に両手持ちによる事故があったのですか。
私の場合かすり傷で済みましたが、木の幹に頭をぶつけるなんてことは初めてなので、ちょっとショックでした。急斜面なのにワカンを着けた足を横向きにせずに、まっすぐ足を運び、軟らかい雪の下の厚く積った枯れ葉によって滑ったという感じです。ストックは急斜面の下りの前で収納すべきでした。

P992から先の落ち込みは、感覚的には20m近くあるように感じました。立っているのがちょっと怖かったです。小滝山山頂には西側から登ったことがあるので、今回の尾根に再挑戦することはたぶん無いと思いますが、やるならP992の東側の雪が落ち切った頃、草付きを掴みながらトラバースということになるでしょうか。
2022/3/25 22:07
kamadamさん、おはようございます。
田中陽希氏の場合は両手持ちでは無かったですね。間違いで失礼致しました。
記憶(TV)では、無雪時のトラバースで、山側の足を谷側に滑らせポールを握っていた手(山側の手)を岩地面に付いた際骨折したケースだったと思います。滑りやすいトラバースでは山側の手はフリーにしておくことを教訓として学んだ気がしました。

雪下の枯葉でアイゼン爪が浮いて滑ることは私もまま有ります。ほんの小さな滑落がきっかけで大事故に繋がることもあり得るので、状況判断が大切と言うことですね。山は難しいものです。
2022/3/26 8:25
tonkaraさん、ご丁寧にありがとうございます。
「山は難しいもの」、勝手知ったる地元の山でこそ、心して登りたいと思います。
2022/3/27 21:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら