加南・大聖寺駅から寺尾観音山往復


- GPS
- 02:45
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 228m
- 下り
- 216m
コースタイム
- 山行
- 2:22
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 2:45
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
『北陸おでかけパス』は、特急券を購入すれば特急も乗車できるハズだけど、その機会は無かった。 <ゆき> 小杉649━659富山709━757泊817━936直江津945━1103泊1125━1326金沢1329━1428大聖寺 <かえり> 大聖寺1724━1838金沢1844━1932小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
参道のため危険な箇所は無いが、粘土質で滑り易い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ジョギングシューズ
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感想
北陸線の一部が北陸新幹線の開通と引き換えに三セク化して切り離される前までのJR西日本の金沢支社エリアの普通列車が乗り放題という『北陸おでかけパス』と、『青春18きっぷ』のコラボで新潟県中越地方まで足を伸ばそうとしたけど、直江津から先の信越本線のダイヤの乱れで計画完遂は無理と判断し、直江津駅から折り返しのトキ鉄の車両に乗り、富山方面に引き返す。この時に直江津駅の改札で『青春18きっぷ』に日付スタンプを押してもらわなくてよかったよなぁ〜。1日分まるまる損するところだった。
で、前々週(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4058007.html)もそうだったけど、『青春18きっぷ』での山旅はダイヤの乱れで計画通りの山行が無理になった時のサブの計画も準備していたが、よりによって今回のサブは全く逆方向の加賀市の寺尾観音山だった(苦笑)。直江津を9時半に折り返しても、最寄りの大聖寺駅に着くのは14時半…(汗)。直江津発泊ゆきのトキ鉄の単行は鉄道ファンがいっぱい。はやる私の心を知ってか知らずか、モグラ駅としてその筋では有名な筒石駅で運転士がオーバーランしてしまい、豊肥線の立野駅みたいに運転士が反対側の運転席に移動して車両をバックさせる珍事が発生! 小学生低学年らしき鉄道マニアの卵が、メモ帳に鉛筆書きで「おくれ20分」、「スイッチバック」などとメモってる。厳しいのう…(苦笑)。彼は「おくれ20分」とメモってたけど実際の遅れは10分で、泊駅に着くときには遅れは3分まで回復。泊からは金沢ゆきに乗車して『キャラメルハウス』(自宅)前を通過し、金沢からは福井ゆきに乗車。もう少しで大聖寺…という粟津駅で特急の追い抜き待ちで停車。しかも、七尾線のダイヤの乱れにより特急『サンダーバード』が遅れているせいで、粟津発も3分遅れた…。ということで、大聖寺駅の出発は14:34になってしまった。帰りは17:42発の普通列車に乗りたかったので、持ち時間は3時間ちょっと。この持ち時間のうちに登山口の曽字町まで歩いて、観音堂を往復し、大聖寺駅まで戻って来なきゃいけない。登山口まで片道65分程度、観音堂の往復で1時間を想定してた。
駅前の通りを北進し、最初の交叉点を市役所のほうへ右折。市役所の斜め前のセブンイレブン加賀市役所前店の前でさらに右折し、北陸線の下をくぐる。建設中の北陸新幹線の下をくぐって富士写ヶ岳をみながら南進。この道、みた記憶があるゾ!…と思ったら、加賀温泉郷マラソンで走ったコースだった…(苦笑)。『加賀温泉郷マラソン2015』で記録した3時間54分34秒というタイムは、7年経った今でも自己ベスト(苦笑)。マラソンコースとは逆方向に、国道8号線の下をくぐって向こう側に抜ける。富士写ヶ岳と手前の刈安山をみながら車道を南進。立派なトンネルや橋梁でバイパス仕様で建設されたにもかかわらず、マラソン開催のために半日封鎖しても影響ないほどの交通量しかない県道142号を渡り、子供たちが公園の遊具で遊んではしゃぐ声が響く曽字町に到着。町のなかを通過し、道幅が狭くなってくると、ひと歩きで寺尾観音の登り口に15:20に到着。広い駐車場が設置されてるけど、時間が時間だけにクルマは1台も無い。車道はまだ続くけど、関係者以外は通行止めで、ゲートが設置されてる。スパッツ装着のため登り口で5分休憩した後、登山開始。
登り口からは観音堂まではちょうど1 kmのよう。参道は粘土質なため意外に滑りやすい。「この先800 m」の標識のところに古ぼけた石標が建つ。彫られている文字は「石川縣十名勝地」。いったい誰がそんなもんを決めたんだ?…と疑問に思うと、横面には「昭和四年四月人氣投票 主催 新愛知新聞社」と彫られてる。昭和4年の人気投票の結果だそうだけど、今、同じ人気投票をやったら、兼六園、尾山神社、忍者寺、21世紀美術館、千里浜、厳門、千枚田、軍艦島、七尾城址、獅子吼高原、ハニベ岩窟院などに負けてランク外になりそう(笑)。「この先700 m」の標識のすぐ先で東側から上ってきた未舗装の車道と並走するようになり、そのうち完全に一体化(苦笑)。車道と分かれて参道が残ってる箇所もあるけど、無理して滑り易い道を行かなくても観音堂には到着できる(苦笑)。「この先100 m」の標識の手前で車道から参道は分かれ、車道もすぐに行き止まりになる。ひと登りで灯篭がみえてくる。麓をみると大聖寺の町や日本海が丸見え。15:48に観音堂に到着。しかし、今回の山旅のゴールはここではない。観音堂の右側に続く道を拾って、寺尾観音山の頂上を目指す。尾根を軽く縦走する形で、激しい登りもないうちに、15:52に三等三角点のある寺尾観音山の頂上に到着。頂上で、マルちゃんQUTTAの猛烈激辛味を食べてから下山にかかる。観音堂に戻った際に賽銭払ってお参りしたかったけど、鍵がかかっててそれは叶わず。柏手と礼拝を済ませてから来た道を戻る。帰りは主に車道の砂利道を歩き、スリップを回避(苦笑)。「この先700 m」の分岐を見逃さないように注意を払い、無事にそのまま車道に連れて行かれることもなく、元の登り口に16:24に到着。
登り口ではスパッツを外すだけでなく登山靴も脱いで、ザックに入れてたジョギングシューズに履き替えた。駅まで走れば電車に間に合うようなタイミングになるかもしれない…と思って準備してきたけど、17:42まで1時間以上の持ち時間が残っており、どうやら走ることはなさそうだ。来た道を忠実に戻り、セブンイレブン加賀市役所前店には17:11に到着。買い物する時間的余裕があったからここで買い物したけど、駅に戻る途中で『ディスカウントドラッグ コスモス』の看板を見つけ、ちょっと後悔…(苦笑)。17:19に大聖寺駅に戻った。大聖寺駅は改装工事中で、待合室が道路を挟んだ斜め向かい前のビルのなかにあるというイレギュラーな状態。JR西の合理化の影響で駅員も居らず寂しい状態。時刻どおりに17:42に金沢ゆきの列車に乗り、帰りはダイヤの乱れも無く『キャラメルハウス』に予定どおりに戻った。
観音堂への参道のため、途中から絡まってくる車道にさえ惑わされなければ危ない箇所も迷いやすい箇所も無い。展望も良くて、ちょっとしたハイキングにピッタリです。
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