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Yamareco

記録ID: 4105371
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山

大和葛城山(関電道を登高、バリエーションルートを下降)

2022年03月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:48
距離
10.2km
登り
576m
下り
615m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:33
休憩
0:16
合計
8:49
距離 10.2km 登り 576m 下り 615m
9:20
2
スタート地点
10:36
10:43
380
17:03
17:12
57
18:09
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
 関電道は、私が登ったところまでしか分かりませんが、若干の難所はあるものの、ルートとしてはそう危険ではありませんし、急登個所も少ないです。鉄塔が次々に現われるのは楽しいので、ちょっと変ったルートを登ってみたい方に広くお薦めします。ただし、あくまでもバリエーションルートとしては比較的安全という意味ですから、初心者やファミリーハイクには向きません。
 下山に使ったその1つ北側の尾根のバリエーションルートは、途中からヤブでルートが分からなくなりますし、急降下になりますから、とてもとても人に薦められません。私も、今後、登りならともかく、下りには使うつもりはありません。
この入口から入ります。
2022年03月21日 09:43撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/21 9:43
この入口から入ります。
最初は、関電道がある尾根の南側にある向かいの尾根を登ろうと思っていたのです。こんな道です。
2022年03月21日 09:52撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 9:52
最初は、関電道がある尾根の南側にある向かいの尾根を登ろうと思っていたのです。こんな道です。
道の駅に落とし物を取りに戻ったので、未知の道を探検するには時間が足りないと思われましたので、前回下りてきた関電道を登ることにしました。
2022年03月21日 11:15撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 11:15
道の駅に落とし物を取りに戻ったので、未知の道を探検するには時間が足りないと思われましたので、前回下りてきた関電道を登ることにしました。
さっそく現われる関電鉄塔の案内板。
2022年03月21日 11:16撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 11:16
さっそく現われる関電鉄塔の案内板。
鉄塔は緑色(というよりは、プラモデルでいうオリーブドラブみたいな色)に塗られています。
2022年03月21日 11:19撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 11:19
鉄塔は緑色(というよりは、プラモデルでいうオリーブドラブみたいな色)に塗られています。
順次現われる鉄塔。いずれも緑色に塗られています。
2022年03月21日 11:43撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 11:43
順次現われる鉄塔。いずれも緑色に塗られています。
ルートの大部分はこんな道。最後の方は傾斜が急になりますが。
2022年03月21日 11:53撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 11:53
ルートの大部分はこんな道。最後の方は傾斜が急になりますが。
途中で現われる急傾斜個所の難所。半分埋もれたりひっくり返ったりしている関電階段がありますから、危険というほどではないが、ストックや手を使わなければうまく登れません。
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途中で現われる急傾斜個所の難所。半分埋もれたりひっくり返ったりしている関電階段がありますから、危険というほどではないが、ストックや手を使わなければうまく登れません。
その上にあった鉄塔。石積みの上に建てられています。
2022年03月21日 12:34撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 12:34
その上にあった鉄塔。石積みの上に建てられています。
その先のルートには、落ち葉が深く積もっています。
2022年03月21日 12:37撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 12:37
その先のルートには、落ち葉が深く積もっています。
現地では、ここからルートは左折して尾根上の破線路と合流します。しかし、地形図では関電道はそのまま直進してもう一つ上の鉄塔の付近で破線路と合流しているはずです。そこで、関電道の右側の土手を上がってその先を探ってみましたが、林の中にかすかな踏み跡らしいものがあるだけで、ルートらしいものは発見できませんでした。
2022年03月21日 12:45撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 12:45
現地では、ここからルートは左折して尾根上の破線路と合流します。しかし、地形図では関電道はそのまま直進してもう一つ上の鉄塔の付近で破線路と合流しているはずです。そこで、関電道の右側の土手を上がってその先を探ってみましたが、林の中にかすかな踏み跡らしいものがあるだけで、ルートらしいものは発見できませんでした。
諦めて関電道合流後の尾根上の破線路に下りて、なお登ります。
2022年03月21日 13:29撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 13:29
諦めて関電道合流後の尾根上の破線路に下りて、なお登ります。
道が左右に分かれているところに目印(ピンクテープ)があります。右へ行くと鉄塔がある道であると書いてありますので、右に行きます。この分岐は、奈良の爺々様の葛城山登山道案内にも記載があります。へそ曲がりな私は、「左へ行くとどこに着くのだろう」などと考えてしまいましたが。
2022年03月21日 13:30撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 13:30
道が左右に分かれているところに目印(ピンクテープ)があります。右へ行くと鉄塔がある道であると書いてありますので、右に行きます。この分岐は、奈良の爺々様の葛城山登山道案内にも記載があります。へそ曲がりな私は、「左へ行くとどこに着くのだろう」などと考えてしまいましたが。
さらに登っていくと、右方向から道が合流しています。目印があります。地形図にある、ひとつ北側にある尾根の道です。面白そうなので、これを下ることにしました(結果的には、大失敗でした)。
2022年03月21日 14:03撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 14:03
さらに登っていくと、右方向から道が合流しています。目印があります。地形図にある、ひとつ北側にある尾根の道です。面白そうなので、これを下ることにしました(結果的には、大失敗でした)。
最初はこのように手入れされた植林の中のルートです。
2022年03月21日 14:08撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/21 14:08
最初はこのように手入れされた植林の中のルートです。
途中で何度か、測量用と思われる標柱を発見しました。おそらく、標柱が発見されるのであれば、測量士さんが立ち入っているはずですから、正しいルートを歩いていると思われます。
2022年03月21日 14:11撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 14:11
途中で何度か、測量用と思われる標柱を発見しました。おそらく、標柱が発見されるのであれば、測量士さんが立ち入っているはずですから、正しいルートを歩いていると思われます。
次第に傾斜が急になり・・・、
2022年03月21日 14:14撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 14:14
次第に傾斜が急になり・・・、
その先で道が左右に分かれます。地形図によると、どちらを行っても麓には辿り着くはずなので、左側の道を行くことにします。
2022年03月21日 14:16撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 14:16
その先で道が左右に分かれます。地形図によると、どちらを行っても麓には辿り着くはずなので、左側の道を行くことにします。
結構急な斜面を下りますが、まだルートは明確です。コンクリートの標柱とビニール紐の目印が並んでいます。
2022年03月21日 14:19撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/21 14:19
結構急な斜面を下りますが、まだルートは明確です。コンクリートの標柱とビニール紐の目印が並んでいます。
写真の位置よりも少し先のところで雑木林のヤブになります。そのあたりからは、スマホの電池を予備電池で充電しながらの撮影になりましたから、写真が十分に撮れていません。ルートは、地形図では尾根の中央付近にあるはずですが、ヤブになってからは見当たりませんでした。ただ、尾根の右側にある大きな雨裂(沢の初め。水はない)沿いに作業道らしいものが見当たります。
2022年03月21日 14:23撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 14:23
写真の位置よりも少し先のところで雑木林のヤブになります。そのあたりからは、スマホの電池を予備電池で充電しながらの撮影になりましたから、写真が十分に撮れていません。ルートは、地形図では尾根の中央付近にあるはずですが、ヤブになってからは見当たりませんでした。ただ、尾根の右側にある大きな雨裂(沢の初め。水はない)沿いに作業道らしいものが見当たります。
私は尾根芯近くを歩いていましたから、ルートらしいものがなく、急傾斜のヤブしかありませんでした。そのため、ヤブの中を四苦八苦したあげく、結局、その雨裂沿いの作業道らしいものに向かって下りました。雨裂に降りる前には、すぐ先に365.4メートルの三角点があるはずの地点に達していました。三角点ですからどこか小ピーク上にあると思っていましたが、そのような小ピークは見当たりませんでしたし、もちろん三角点も発見できませんでした。ところで、作業道に降りる途中で発見したこの目印は林業用の目印でしょうか?
2022年03月21日 14:30撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/21 14:30
私は尾根芯近くを歩いていましたから、ルートらしいものがなく、急傾斜のヤブしかありませんでした。そのため、ヤブの中を四苦八苦したあげく、結局、その雨裂沿いの作業道らしいものに向かって下りました。雨裂に降りる前には、すぐ先に365.4メートルの三角点があるはずの地点に達していました。三角点ですからどこか小ピーク上にあると思っていましたが、そのような小ピークは見当たりませんでしたし、もちろん三角点も発見できませんでした。ところで、作業道に降りる途中で発見したこの目印は林業用の目印でしょうか?
まだルートを直進しているときの道です。このような急傾斜です。ルートがあるとはいうものの、結構怖いです。
2022年03月21日 14:42撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 14:42
まだルートを直進しているときの道です。このような急傾斜です。ルートがあるとはいうものの、結構怖いです。
ようやく雨裂の縁に降りて、作業道らしいものを下りました。雨裂はしばらく行くと、水が出て小沢になり、小沢になったあたりで作業道は見えなくなります。その雨裂の続きの沢沿いに下ると破線路があるはずですから、しばらく沢を下りました。もともと砂地の山である葛城山の沢ですから、傾斜はそれほど急ではなく、滝もありません。
2022年03月21日 15:41撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/21 15:41
ようやく雨裂の縁に降りて、作業道らしいものを下りました。雨裂はしばらく行くと、水が出て小沢になり、小沢になったあたりで作業道は見えなくなります。その雨裂の続きの沢沿いに下ると破線路があるはずですから、しばらく沢を下りました。もともと砂地の山である葛城山の沢ですから、傾斜はそれほど急ではなく、滝もありません。
しばらく沢を下りますと、尾根に這い上がる作業道(たぶん地形図の破線路)がありましたので、その作業道を通って下ります。
2022年03月21日 15:52撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 15:52
しばらく沢を下りますと、尾根に這い上がる作業道(たぶん地形図の破線路)がありましたので、その作業道を通って下ります。
そのまましばらく行ったのですが、最後はヤブになり、前方を別の沢(おそらく太田川の上流)が横断していました。左方には堰堤があります(写真には写っていません)。前方はこんな急斜面ですから、とても降りられません。
2022年03月21日 16:16撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 16:16
そのまましばらく行ったのですが、最後はヤブになり、前方を別の沢(おそらく太田川の上流)が横断していました。左方には堰堤があります(写真には写っていません)。前方はこんな急斜面ですから、とても降りられません。
地形図によると、尾根のもっと左から前方の沢に降りるルートがあるはずです。少し登り直して探したところ、無事に地形図にある破線路を発見しました。ちゃんとした1メートル幅くらいの作業道です。
2022年03月21日 16:29撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 16:29
地形図によると、尾根のもっと左から前方の沢に降りるルートがあるはずです。少し登り直して探したところ、無事に地形図にある破線路を発見しました。ちゃんとした1メートル幅くらいの作業道です。
この作業道は急傾斜ながら、前方を横断している沢の堰堤の下に降りています。
2022年03月21日 16:29撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/21 16:29
この作業道は急傾斜ながら、前方を横断している沢の堰堤の下に降りています。
そのまま、しばらく沢を伝った後、再び左岸に這い上がります。這い上がる個所に目印があります(写真の倒木があるところです)。振り返って撮影しました。沢の上流に堰堤が見えています。
2022年03月21日 16:34撮影 by  705KC, KYOCERA
3/21 16:34
そのまま、しばらく沢を伝った後、再び左岸に這い上がります。這い上がる個所に目印があります(写真の倒木があるところです)。振り返って撮影しました。沢の上流に堰堤が見えています。
這い上がった作業道を下りますと、無事に舗装林道に合流しました。この舗装林道は、途中で岩橋山歩道を分け、その後は岩橋山の麓を巻いており、最後は平石峠から降りてくる県道(険道)に合流している林道です。いつか、通して歩いてみたいと思っています。
2022年03月21日 16:36撮影 by  705KC, KYOCERA
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3/21 16:36
這い上がった作業道を下りますと、無事に舗装林道に合流しました。この舗装林道は、途中で岩橋山歩道を分け、その後は岩橋山の麓を巻いており、最後は平石峠から降りてくる県道(険道)に合流している林道です。いつか、通して歩いてみたいと思っています。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンアイゼン ロープ(5メートル)
備考 下りでは、ロープとチェーンアイゼンは役に立ちました。これから、難しい可能性があるルートを下る場合には必ず携行しようと決めました。

感想

 この日は、前に大坪谷右俣を上がったときに発見した作業道(41番鉄塔まで続く関電道。地形図にある波線道)の行先が気になっていたのと、関電道向かいの尾根にある破線路も気になったので、まず関電道向かいの尾根を登り、そこから大坪谷右俣を上がったときに発見した作業道を下ろうと思っていました。
 そこで、まず関電道から向かいの尾根に移動したのですが、道の駅で準備を整えたときにロープが入ったバッグを置き忘れてしまったことに気が付きました。それであわてて取りに戻ったのですが、時間をロスしましたので、関電道向かいの尾根は諦めて、大人しく関電道を登ることにしました。この関電道はあまり知られていませんが、ヤマレコをご覧になっている皆様にお薦めできる良いルートだと思います。なお、このロープは下りのときに役に立ちました。

 関電道を登っているとき、関電道がある尾根の北側の向かいの尾根を下る破線路に出会いました。その地点ではその破線路はハッキリしたルートでしたし、面白そうなので、これを伝って降りることにしました。
 ところが、最初はよかったのですが、途中からヤブになってルートも隠れてしまい、急傾斜の雑木林の斜面をチェーンアイゼンとロープを使って雨裂にある作業道(地形図にはない)まで降りるハメになってしまいました。途中まで何か所かコンクリート製の標柱がありましたし、前方には365.4メートル三角点がありますから、測量士さんが立ち入っているはずのルートのため、そのまま行って歩けないはずはないだろうと思っていたのですが、考えが甘かったようです。このルートはちょっとお薦めできません。
 なお、このルートは奈良の爺々様の葛城山登山道案内には載っていませんが、同案内付属のGPS軌跡を見ますと、365.4メートル三角点よりも上の部分には奈良の爺々様の軌跡があります。このようなどマイナーなルートにも足跡を残しておられることを知って驚きました。
(奈良の爺々様の葛城山登山道案内のGPS軌跡の頁)
http://naranojiijii.sakura.ne.jp/katuragigpsmaputusi.html

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