和泉葛城山 ユキワリイチゲに会いたくて

2022年03月24日(木) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 10.5km
• 登り: 692m
• 下り: 703m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:00

9:30 ほの字の里
10:00 10:10 蕎原バス停
12:00 12:10 和泉葛城山
13:30 13:30 春日橋
14:10 14:10 蕎原バス停
14:30 14:30 ほの字の里
14:30 ゴール地点

久しぶりの和泉葛城山。
昨年は兵庫県の金山近くの自生地でユキワリイチゲに
会うことができたが今年は和泉葛城山のものに会うことができた。

天候

晴時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ほの字の里バス停付近に駐車

コース状況／危険箇所等

Bコースは危険個所なし。Aコースはササや雑草の刈込をしたばかりらしく、ボランティアの方に感謝。地滑りで通行止めだった個所も工事完了していた。

その他周辺情報

Ａコース沿いにあるキャンプ場は平日にもかかわらず、多くの客がいてびっくり。若い人が多かった。

写真

出発してすぐショウジョウバカマを発見。
周りにも数株あったがまだ蕾だった。

ヒメオドリコソウ

ヒメリュウキンカ
ヨーロッパ原産の帰化植物。
繁殖力旺盛でアジア原産のリュウキンカとは少し違う。

フキノトウも早終盤。

シキミ
蓑原の里には多く植えられており、古代よりこの葉を利用していたことがうかがえる。

ネコノメソウ

タネツケバナ

スギナ（ツクシ）
つくしは終盤。

捕獲檻

朝霧

ほの字の里

タチツボスミレ？
朝方で花はまだ十分に開いていない。

菜の花

アセビ

サンシュユ

ヒメウズ
可愛い花だ。

今日はBコースからAコースへ。

昔から変わらない登山口。

この柵を通り登山スタート。

約40分で枇杷平に到着。小休止。

ツルキシミの蕾。

ツルキシミの去年の実。

去年の赤い実と今年の蕾のコラボ。

舗装道に出る。

右に見える階段を上る。

また舗装道路に出る。

しばらく舗装道路を歩くと右側に登山道が見える。

案内板地点

玉冷泉の標識。

天然記念物のブナ林に到着。

ヤドリギが多数寄生している。

鳥居に到着。
登る階段は百数十段。

高龍神社（葛城神社）に到着。

神社横にある天然記念物の碑。

高龍神社（葛城神社）

和歌山県側の背向かいには八大龍王神社の祠がある。

Aコース
登山道の刈込が行われたばかり。
ここから少し降りたところに老夫婦が刈込をしていて
感謝の言葉をかける。

Aコース側のブナ林。樹齢200年以上？の大木も。

この樹にもヤドリギが多かった。

ミヤコアオイ

木製階段の整備もされたばかり。

ヤマルリソウも咲き出した。

シロバナショウジョウバカマも咲き始めたばかり。

昨夜までの雨の後なのか水量が多かった。

ハシカケの滝も水量のおかげで立派な滝になっていた。

地滑り地点。

道路整備も完了。

変わったキノコ

春日橋。

ユキワリイチゲの蕾

開花したユキワリイチゲ

もう少しの間見れそうだ。

早春の妖精。

スプリング・エフェメラル

感想

トマトランルイ

スプリング・エフェメラル（春の妖精）は雪解けの早春に可憐な花をつけるものを言う。花はすぐに終わり、本格的な春が来る頃には葉のみとなる。葉も6月頃には枯れ、それ以降は地中の根茎や球根のみとなって越冬する。代表的なものにカタクリ、セツブンソウ、フクジュソウ、エンゴサク類、ケマン類、アマナ類、イチゲ類、リンソウ類、コバイモ類など
ショウジョウバカマもそうだが、例外的に一年中葉は枯れない。