天王山のミツマタ満開・西山キャンプ場周辺探索
- GPS
- 07:38
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 954m
- 下り
- 899m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:38
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都市バス 洛西バスターミナル乗車 西山キャンプ場から大原野に抜けてくると、小塩バス停や灰方バス停などがありますが運行本数が少ないので注意が必要です |
コース状況/ 危険箇所等 |
●天王山〜浄土寺〜西山古道〜大沢峠(京青の森) 天王山界隈は案内表示も多く、問題ありません。浄土寺からしばらく車道を進みます。西山古道に向かうルートの入り口には赤いコーンが置かれています。入ってすぐに、距離は短いですが、荒れた沢の中を通るところがあります。靴が水没するようなことはありません。西山古道は全く問題ありません。 ●大沢峠(京青の森)〜西山キャンプ場 大沢峠から善峯寺の方に少し進むと分岐があり、「急坂注意」の方向に進みます。しばらく沢筋を進むとザレて滑りやすい尾根に出ます。危険と言うほどではありませんが、注意が必要です。急坂部分を終えると、少し平坦な所に出ます。ここを直進すると西山キャンプ場へ最短ルートですが、右手の立石橋へ続くルートを下りていってます。沢の側に下りると、西山古道の展望台から続く林道が横切っています。この林道を西山キャンプ場までたどっています。林道を通らないルートもあります。 ●西山キャンプ場周辺 西山キャンプ場のテーブルのあるところから「つどいの広場」の方を向くと、左手に短い木橋があります。これを渡って道なりに進むと行き止まりです。渡ってすぐに、右手の尾根に取り付いていきます。要所には、ピンクテープの誘導もあります。大部分は、明瞭な踏み跡ですが、広々とはしていません。ゲートを抜けて、大きな用水池の手前からは広い道になります。西山キャンプ場へ戻る道は、全く問題ありません。いくつかの橋を渡りますが、最後の橋が壊れかけています。橋を通らないで迂回することができます。「つどいの広場」の右手に山道への入り口があります。しばらく登ると、フェンスに行き着きますので、これに沿っていくことになります。フェンスの向こう側に、進みやすそうな林道が見えることがありますが、フェンスを乗り越えることはできません。貯水池のほとりに下りていくには、散策路のようなものがあります。 ●洛西ニュータウン中央緑地 入り口には進入禁止などの表示はありません。分岐がいくつもあります。奥の方(北側)に進んでいくと、行き止まりです。周囲がフェンスに囲まれており、ゲートがあっても鍵がかかっているところもありますから注意が必要です。最後は、道の無いところと鍵のあるゲートを、作業をされていた方のご厚意により通らせていただいています。 |
その他周辺情報 | 西山キャンプ場には、簡易トイレあり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
先週行ったばかりの天王山に今週も。
今回もミツマタを堪能しました。
ついでにいくつか気になっていたところを確認しにいきました。
●サントリー山の直下(通報ポイントC5)まで整備された林道
●浄土谷から西山古道へ抜けるルート
●西山キャンプ場まで続く林道
●西山キャンプ場周辺
●洛西ニュータウン中央緑地
特に、西山キャンプ場周辺は念入りに探索しました。
それにしても、なんと不便なところにあるキャンプ場でしょうか。
知らないで初めて訪れたときは、親子連れが何人かいて、
ここは何?と思いました。
管理している長岡京市によると、
「自動車で行くことはできません。バス停下車徒歩45分」
とあります。こういう所が良いという人もいるのでしょうかね。
道中、しばしば目についた落椿。道の上、枯葉の上、水たまりにも。
ときには枝に引っかかって誘導リボンのふりをするいたずら椿。ま
だ色鮮やかなのは落ちたばかりか。それもたちまち褐色に干からび、
土と同化していくのだろう。
まばらに花が落ちているその上を見上げると、枝や葉の間から「赤
いのはいまのうち」といった感じでいくつもの花が覗いていた。
それはそうと本日は、先週よりもいっそう開花が進んでいるとのこ
とで、引き続き天王山のミツマタロードにやって来たのだ。
色味がはっきりしてきたからか、見慣れてきたからか、群生地以外
でもミツマタをときおり見かけた。やがて「ロード」が近づいてく
ると、まず香りが漂ってくる。
この一週間で、ミツマタロードは確かに全体が黄色がかってきた。
桜のように一日二日の陽光に煽られて一気に開花するのではなく、
地道に順を追って開いていくのがミツマタの信条のようだ。
まだまだ白い株も多く残っていたので、見頃は来週末以降も続くだ
ろう。
西山キャンプ場の北側は、蛙の声を聴きながらの田んぼ道。畦道を
抜けてキャンプ場に戻る道では、木琴に手すりをつけたようなデザ
インの木琴橋(勝手に命名)が次々と登場した。
6つめの橋は木琴橋ではなかったが、「キケン注意」と書かれた黄
色いリボンが懸かっている。「このはしわたるべからず」ではない
ので、一休さんのように中央を渡る必要はない(中央はかえって危
ないかも)。むしろ端(路肩)の方を踏むようにし、二人ともの重みを
かけないよう間隔をあけて、無事渡りきった。
最後に一つ、特筆しておきたいことがある。
一週間前にいわゆる「サントリー山」から下りていく際、キュクロ
プスと目が合ったような気がした。キュクロプスとはギリシャ神話
にも出てくる一つ目巨人族で、ルドンの絵で有名。
あっという間の出来事だったので写真も撮れず。再度山頂に上がる
も、次に下りたのはべつのルートだった。
できるだけ近いうちにキュクロプスを確認したいと思っていたとこ
ろ、今週も天王山へ行くという。そして、なぜかサントリー山を再
訪し、複数あるルートのうち、キュクロプスのいた方へ下りていく
ことになった。山のキュクロプスは、倒木のひび割れた木口断面に
すぎなかったが、表情を変えることなく一週間、ずっと待ち続けて
くれたのだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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日曜日は天王山だったのですね。
私も同じようなルートを辿っていたみたいです。タイムを比べてみると
どうやら高圧線の下の展望地でお会いしているようです。
おそらく後からやってきて、お二人の少し下で10分ほど休んで先に出発したのが私です。
お声かけすれば良かった。残念でした。
ミツマタロード綺麗でしたね。朝には曇っていて霧雨が降っていましたが
徐々に晴れて暖かくなり、空気も澄んでいて山登り日和となり、良い一日でした。
パヴェナチュールのパン美味しそうですね。
今度行くときは調達して山の上で食べてみたいです!
ああ、あのときの! 覚えていますとも。
わけあって(笑)我々はもたもたしていましたが……(^^;)
ミツマタの花は一つ一つがおもしろく、集まってもきれいで、
目が二つでは足りないほど変化に富んでいましたね。
実は、前日から準備されていたパンをリュックに入れ忘れて
来てしまったのですが、件のパン屋さんは午前7時半から
営業しているようで、助かりました。
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