雌阿寒アドベンチャー 〜Ohachi, Fuji, Mt.table〜

2014年03月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:27
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,294m
• 下り: 1,294m

コースタイム

8:30　野中温泉登山口
9:10　大沢入り口（Cot.999）
10:30　9合目
11:30　阿寒富士取り付き
12:00~12:25　阿寒富士山頂
13:25　雌阿寒岳山頂
13:40　Cot.1415
15:00　Cot.951
15:55　野中温泉登山口

天候

晴れ

写真

3/1 6:08

今日で冬季出張終了宣言。
嬉しいやら、寂しいやら。

3/1 7:48

今冬、歩こうと思っていた山も、予想以上にこなせたので、今日は後輩育成？？をやってしまおうと策を練る。

3/1 8:07

後輩I、運動能力を極限まで追い込むが大好きなので、ならばと、

3/1 8:29

ubejin先輩「雌阿寒アドベンチャーに行かないかい？」
後輩I「いきましょう」
（誘い文句が古臭いのは流してください）

3/1 8:33

と、ふたつ返事でOKしてくれた。

先輩が用意した罠を理解しているにも関わらずにだ。。。

3/1 8:56

後輩Iは、雌阿寒は初めての山。
樹林帯を歩いている最中から、
後輩「いいっすねー。いいっすねー。」
の連呼連呼。
うきうき感が、こちらとしても心地よい。

3/1 9:03

先輩「樹林帯を抜けると、すごいんだぜ」
今度は、
後輩「おー、おー、」
の連呼（笑

3/1 9:05

後輩「後ろの山、すげーっす。」
ニペや然別のお山が丸見えだった。

3/1 9:13

先輩「今日は夏道と違う大沢を行くよ。谷に降りたら、右にまがってちょーだい。」

3/1 9:14

後輩「おお、やってる感ありますねー。岩がかっこいいっす。」

3/1 9:53

大沢の途中で、アイゼン＆ピッケルに装備変更。
後輩I、今回が初E&P。
滑落停止訓練を実技も含めてやってみる。

3/1 9:58

後輩「受け身みたいで面白いっす。」
一通り、E&Pの使い方を紹介して、上を目指す。

3/1 10:06

先輩「あれが9合目だよ。あそこからの景色がまたすげーんだ。」

3/1 10:06

9合目からに先行者さん。
稜線上にいる人って、かっこいいな。

我々は、9合目下の岩場で防寒対策して、栄養補給を。

3/1 10:33

っと、休憩している最中に、先行者さんがもう下山してこられた。
長居しすぎちゃったかな。

3/1 10:35

さて、やってきました。9合目。

3/1 10:35

後輩「やべー。雌阿寒だけに圧巻っすねー。」
先輩「・・・。。。」

3/1 10:35

たしかに、圧巻だ。

3/1 10:35

後輩I,初挑戦にしてガスのない雌阿寒をみられるとは、
この男、晴れ男か？？？

3/1 10:40

先輩「よし、今日は雌阿寒アドベンチャーやけん、通常とは逆方向にいくぞ。」
と、火口壁の南縁を歩くことに。

3/1 10:46

ここからは、ubejin先輩もテンションあがる。

まっしろなオンネトー。
後輩I、オンネトーのことを人から聞いて、オンネコ（湖）だと思っていたらしい。。。

3/1 10:47

はじめて歩く火口壁南岸。
わー、おー、の連呼。by ubejin。

3/1 10:53

この景色はなかなかに。

3/1 10:59

火口壁と聞くと、もっと岩がごつごつして難易度高いんじゃないかと思っていた。
が、実際は、ほとんどが雪に隠れちゃって、楽に歩ける。北風が強いときは、ガスの影響が心配だが。。。

3/1 10:59

御鉢の反対側から雌阿寒山頂を。

3/1 11:04

先輩「あれが阿寒富士。富士はどうする？」
後輩「いきましょう。」

お返事が気持ちいいね。

3/1 11:32

さぁ、富士に取り付く。

3/1 11:54

後輩、傾斜きついのが苦手なようで。

悶絶。

3/1 11:54

先輩「大丈夫か？若いんやけん、いけるじゃろ？」
後輩「・・・。。。」無言（笑

3/1 12:03

して、山頂着。
後輩も無事に、山頂着。

3/1 12:14

風下の岩陰に隠れて、ランチタイム。
雄阿寒の向こうに斜里、海別まで見えていた。
また、藻琴山の両サイドは、流氷が。
ここから見えるとは、正直驚いた。

3/1 12:48

先輩「さぁ、次だけど剣ヶ峰行く余裕ある？」
後輩「・・・。できるだけ登りの少ないところで。」
先輩「帰るにはどこ行っても登らないといかんしなぁ」と、すこしいじめてみた。

3/1 13:07

結局、雌阿寒山頂を経由することに。
火山ガスが山頂への直登ルートを塞いでいたので、
ちょっと巻き巻きしつつ、山頂を目指した。

3/1 13:17

こっちは、勾配がさほどきつくなかったので、
いくぶん、後輩が元気になってきた。

3/1 13:25

雌阿寒山頂着。

一日中晴れているとは、さすが晴れ男。

3/1 13:25

あの火口壁の上を歩いてきたのだ。と説明すると、後輩I、ちょっと嬉しそう。

3/1 13:25

先輩「さぁ、ここからは、通常ルートを降りるか、I君向きの攻撃的なルートを降りるかになるんだけど、どっちにする？もちろん、攻撃的な方だよね？」
後輩「・・・。。。」

3/1 13:29

なかば強制的に、夏道とは違うルートが選択させられる。
Iくん、ごめんね〜。
Cot.1415を目指す。

3/1 13:46

テーブルマウンテンが近づいた。
雪がついているせいか、意外と迫力なし？？

3/1 13:50

そして、Cot.1415からの下り。やばい。結構な急勾配。

後輩「俺、高所恐怖症であること、また思い出しましたよ。」
先輩「ごめん、知ってました。」

3/1 13:59

となんと意地悪な先輩。
でも、Iくんなら踏破できるという自信もあるのだ。
先輩「大丈夫、ちゃんと止めるから、どんと落ちてこい」
なんて、訳のわからんことを言ってしまう。

3/1 14:24

無事、危険個所をクリアして、尻すべりで滑降してくる後輩I。
やったね。

3/1 14:50

いやー、よくやったね。
これで、飛び級クラスでレベルがはねあがったよ。
ひゃっほー。

3/1 14:55

後輩Iと、降りてきた「壁」を見上げつつ、
ほんとによくやったね、と称え合う。

後輩I、ここに来て大興奮だ。

3/1 15:58

あとは、樹林帯を歩いて道路へ。
最後の森の中、雪が重くって、ヘトヘトになってしまった。もう春が近いのだ。

無事、下山。

3/1 22:25

そして、私は無事、関東に帰還。

Iくん、また歩こうね。
御疲れ様でした。

撮影機器：

CX6 リコー

感想

ubejin

主な感想は写真中にコメントしました。

photosynthによる360度パノラマは以下から。

雌阿寒火口壁南端からの眺め


阿寒富士山頂からの眺め

コメント

pakumin

相棒
雌阿寒岳お疲れ様でした。
いいですねー、元気な仲間とエキサイティングな場所へ行くのは。
本レポートからすっごく楽しい雰囲気が伝わってきて羨ましいです。

また向こうに戻られるのですね。
機会があれば、いつか是非一緒にアドベンチャーさせてください。

ubejin

Re: 相棒
おぉ。
これは、相棒のお誘いですか！？
是非、ファイト一発ごっこをご一緒させてください。（笑
もちろん、アンザイレンありで。。。

の前に、自分は体力つけなきゃです。
冬に貯め込んだお肉を落とさなきゃ、、、ダイエットに力が入ります（笑