記録ID: 41195
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
妙徳山〜名水穴水湧く雨乞いの霊峰、山新田コースからバリ尾根下山
2009年06月15日(月) [日帰り]


- GPS
- 03:06
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 486m
- 下り
- 475m
コースタイム
山新田登山口・白髭神社里宮8:00-8:04穴水8:07-(8:25岩ゴロ出合い-8:36三角岩・中間地)-9:14白髭神社奥宮9:16-9:21妙徳山南峰9:25-9:28妙徳山本峰<三角点峰>9:31-9:34妙徳山南峰[R]9:45-(9:57珠岩松)-10:02尾根上1,160m付近の平坦地[ルート探索]10:14-11:06山新田登山口・白髭神社里宮
【実働】2時間31分
【実働】2時間31分
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野電鉄の踏切を渡ってから右折して"湯〜ぱれあ"前を過ぎると、道は何回も左右にうねりながら山新田地区へと上っていく。 りんご畑の間を進んで「山新田(3)←」や消防局の看板がある大きな左カーブ脇から林道高岡山新田線に入り、先の「妙徳線口」から左に林道を詰めると終点が登山口で、車3台分ほどの駐車スペースがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コースの概要と状況】 ●登頂コース(山新田コース): コース中間に2ヵ所にわたり岩ゴロ地帯があり、苔生して滑りやすいので注意。登山道はほぼ真っ直ぐなので、いずれも岩ゴロの右端に沿って登ればルートを間違うことはない。 その後は白髭神社奥宮まで約300mほど急登が続き、そのほとんどの区間に虎ロープが架かっているので適宜利用する。 ●下山コース(バリエーション小尾根ルート): 妙徳山南峰の頂上標柱脇から南尾根を下り、2つ目の「馬背峠→」の道標で右に分岐し西南西へ向かう尾根に入る。 「珠岩松」を過ぎてまもなく小ピーク手前の平坦地に出たら右手西北西方向に派生する小尾根に入り、あとは白髭神社里宮までただひたすらに真っ直ぐ下る。 途中岩塊の上に出たり潅木に阻まれたりして戸惑う箇所は2・3あるが、脇を廻るなどしてとにかく痩せ尾根の背をはずさないように真っ直ぐ下ればまた自ずとルートが見えてくる。 わずか数ヵ所だが白テープのマーキングもあり、特に危険な所はなく、バリルートとしてはまずまず楽で歩きやすい。 【水場・登山ポスト・その他施設】 登山道に入って程なく"穴水"の水場がある。2mほどの穴底に湧いているので直接水に触れることはできず、長いひしゃくが置いてある。ただこのひしゃくも2ヵ所ほど小穴が開いており、一度にあまりたくさんは掬えない。 登山ポスト、トイレ等なし。 【近場の温泉】 最寄の温泉は温湯(ぬるゆ)温泉の"湯〜ぱれあ"で、大人500円。 |
写真
山新田登山口へ向かう林道高岡山新田線の基点。
「山新田(3)←」の案内看板と消防局の2つの看板のほか「太郎山トレッキングコース」の案内表示がある。
妙徳山へは右への表示があるだけだが、左へ進んだ馬越峠にも登山コースがあるはず。
「山新田(3)←」の案内看板と消防局の2つの看板のほか「太郎山トレッキングコース」の案内表示がある。
妙徳山へは右への表示があるだけだが、左へ進んだ馬越峠にも登山コースがあるはず。
里宮の石祠。
白髭大明神というと天孫降臨を導いた神・猿田彦命を指すことが多いようだが、ここの祭神は物部氏の祖神とされる可美摩遅命(ウマシマヂノミコト)。
また雨乞いの神として祀られているなど、それぞれの関連性は理解が難しい。
白髭大明神というと天孫降臨を導いた神・猿田彦命を指すことが多いようだが、ここの祭神は物部氏の祖神とされる可美摩遅命(ウマシマヂノミコト)。
また雨乞いの神として祀られているなど、それぞれの関連性は理解が難しい。
奥宮裏から4分ほどで妙徳山南峰に到着。
標高は地形図で見る限りこの先の本峰(1,293.5m)とほぼ同じ。
小学校登山が盛んらしく記念の標柱や寄せ書きがたくさんある。
おそらく本峰の方へ通じる幾つかのコースのいずれかを登るのだろう。
標高は地形図で見る限りこの先の本峰(1,293.5m)とほぼ同じ。
小学校登山が盛んらしく記念の標柱や寄せ書きがたくさんある。
おそらく本峰の方へ通じる幾つかのコースのいずれかを登るのだろう。
南峰から3分ほどで三角点のある本峰に着く。
こちらも小学校登山の記念標柱があるが、山の名前が全て妙徳山の昔の表記である"明徳山"となっており、つい1か月前のプレートでもそうなので、地元では南北の峰で使い分けているのかも。
こちらも小学校登山の記念標柱があるが、山の名前が全て妙徳山の昔の表記である"明徳山"となっており、つい1か月前のプレートでもそうなので、地元では南北の峰で使い分けているのかも。
下山時は奥宮から下のいやらしい急下降を避け、尾根筋のバリエーションコースを選ぶ。
南峰の標柱から少し枝を分けて南尾根に踏み出すとすぐ「馬背峠→」のプレートが見つかる。
尾根道は松の葉などのクッションで歩きやすい。
南峰の標柱から少し枝を分けて南尾根に踏み出すとすぐ「馬背峠→」のプレートが見つかる。
尾根道は松の葉などのクッションで歩きやすい。
二つ目の「馬背峠→」のプレートに従い西南西に分岐する尾根に入る。
そこそこの傾斜はあるが、概ね画像のような感じで問題なく下れる。
所々の木の幹に境界標の小さなプレートがあるので確認しながら下る。
そこそこの傾斜はあるが、概ね画像のような感じで問題なく下れる。
所々の木の幹に境界標の小さなプレートがあるので確認しながら下る。
"珠岩(ノ)松"を過ぎるとまもなく、小ピークを前にした平坦地に出る。
念のため小ピークまで往復してルート探索した後、右手からほぼ真っ直ぐ里宮に向かって西北西に派生する小尾根に入る。
バリルートのため分岐道標や明確な踏み跡はないので注意。
念のため小ピークまで往復してルート探索した後、右手からほぼ真っ直ぐ里宮に向かって西北西に派生する小尾根に入る。
バリルートのため分岐道標や明確な踏み跡はないので注意。
バリルートとはいえ先行者が所々小さな白テープのマーキングを残しているので特に不安感はない。
自分も不明瞭な部分に2・3の黄色テープを括り付ける。
途中、奥宮前からは霞んでしか見えなかった若穂太郎山がしっかりと見えた。
自分も不明瞭な部分に2・3の黄色テープを括り付ける。
途中、奥宮前からは霞んでしか見えなかった若穂太郎山がしっかりと見えた。
綺麗だがルートを遮っていたヤマツツジ。
こうした潅木や岩塊の小さな崖地などですんなりと進めない時は、迂回しつつ痩せ尾根の背をしっかりキープすることだけを考えてルートを探せばよい。
やがて登山口に停めた自分の車が眼下に見えてくる。
こうした潅木や岩塊の小さな崖地などですんなりと進めない時は、迂回しつつ痩せ尾根の背をしっかりキープすることだけを考えてルートを探せばよい。
やがて登山口に停めた自分の車が眼下に見えてくる。
登山口に咲いていたアブラナ科の花。
イヌガラシだとは思うが、茎は枝分かれせず果実も特に上に反ってはいない。
ネット上のイヌガラシやアブラナ科の花の画像を何十種と見たが、それでも自信がない。
イヌガラシだとは思うが、茎は枝分かれせず果実も特に上に反ってはいない。
ネット上のイヌガラシやアブラナ科の花の画像を何十種と見たが、それでも自信がない。
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