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Yamareco

記録ID: 412029
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

那須・朝日岳

2014年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
wiser その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:31
距離
11.5km
登り
1,172m
下り
752m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:10那須湯本-08:50大丸温泉09:10-09:50峠の茶屋10:10-11:10峰の茶屋避難小屋11:30-12:40朝日岳12:50-13:40峰の茶屋避難小屋13:50-14:40大丸温泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)JR黒磯駅→那須湯本
(帰り)大丸温泉→JR黒磯駅

http://www.atochigi.ne.jp/toya_bus/result.html?rcd=37&rc=0&from=441&to=468&hour=000&type=1&x=21&y=18
http://www.atochigi.ne.jp/toya_bus/result.html?rcd=50&rc=0&from=476&to=533&hour=000&type=1&x=59&y=16
コース状況/
危険箇所等
那須湯本から高雄温泉を経由して大丸温泉へ向かう林道はトレースもなく雪も深く早々に撤退。
那須湯本から大丸温泉までは車道を歩きましたが、積雪なく難なく登れました。
大丸温泉から本格登山道ですが、多くの人に踏まれていて雪は締まっており歩きやすいです。
ワカンを持っていきましたが使いませんでした。
樹林帯を抜けると雪と岩がミックスした登山道へ変わるため、岩場のアイゼン歩きに慣れていない人は、峰の茶屋避難小屋まではアイゼン無しでも登れるのでお勧めです。
峰の茶屋避難小屋から朝日岳までのルートは基本岩場を通過しますが、特に危険箇所はありませんでした。
何組かのパーティーが夏道(剣が峰の山腹をトラバースするルート)を歩いていましたが、けっこうしっかり雪が積もってて雪崩の危険もあるため、避けたほうがよいでしょう。
殺生岩
かなり硫黄臭いです
2014年02月23日 07:32撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 7:32
殺生岩
かなり硫黄臭いです
目指す朝日岳(右)と茶臼岳(左)
2014年02月23日 08:13撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 8:13
目指す朝日岳(右)と茶臼岳(左)
道標は雪に埋まってます
2014年02月23日 09:09撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 9:09
道標は雪に埋まってます
2014年02月23日 09:33撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 9:33
2014年02月23日 09:33撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 9:33
鳥居も雪に埋まってます
2014年02月23日 10:22撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 10:22
鳥居も雪に埋まってます
2014年02月23日 10:35撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 10:35
2014年02月23日 10:41撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
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2/23 10:41
朝日岳が近づいてきた
2014年02月23日 10:54撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 10:54
朝日岳が近づいてきた
2014年02月23日 10:55撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 10:55
峰の茶屋避難小屋が見えました
2014年02月23日 10:55撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 10:55
峰の茶屋避難小屋が見えました
峰の茶屋避難小屋に到着
2014年02月23日 13:44撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 13:44
峰の茶屋避難小屋に到着
2014年02月23日 11:37撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 11:37
2014年02月23日 13:30撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 13:30
剣が峰に到着
2014年02月23日 13:30撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
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2/23 13:30
剣が峰に到着
剣が峰の山頂にはお地蔵さん
2014年02月23日 11:46撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
1
2/23 11:46
剣が峰の山頂にはお地蔵さん
岩場を通過します
2014年02月23日 12:06撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:06
岩場を通過します
2014年02月23日 12:11撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:11
2014年02月23日 12:12撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:12
鎖は雪に埋まってます
2014年02月23日 12:22撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:22
鎖は雪に埋まってます
崖をトラバースして通過します
2014年02月23日 12:22撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:22
崖をトラバースして通過します
朝日岳山頂
2014年02月23日 12:45撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:45
朝日岳山頂
朝日岳に到着!
2014年02月23日 12:47撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
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朝日岳に到着!
茶臼岳を望みます
2014年02月23日 12:48撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
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茶臼岳を望みます
三本槍方面
2014年02月23日 12:48撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
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三本槍方面
2014年02月23日 12:48撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
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2014年02月23日 12:48撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:48
2014年02月23日 12:49撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:49
2014年02月23日 12:49撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 12:49
2014年02月23日 13:01撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 13:01
2014年02月23日 13:29撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 13:29
2014年02月23日 13:29撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 13:29
いそいそと下ります
2014年02月23日 13:44撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
2/23 13:44
いそいそと下ります
また登りたい
2014年02月23日 13:30撮影 by  COOLPIX P520, NIKON
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2/23 13:30
また登りたい
撮影機器:

感想

お正月休みに行った安達太良山以来の雪山に行ってきました。

昨年末に行った北横岳、お正月に行った安達太良山はたっぷりの雪を楽しめたので、今回はちょっとアルペン要素がある山に行きたかったので、那須連峰の中でも険しいと聞いていた朝日岳に行ってきました。
朝日岳は別名ニセ穂高と呼ばれており、その別名にふさわしくなかなかに険しく、でも楽しい岩山でした。

一般的な登山口としては大丸温泉ですが、冬季でバスの便がなく黒磯駅から那須湯本まで向かいます。
那須湯本の標高が約850Mで朝日岳が標高1896Mですから、標高差1000M以上の登山となりました。

当初は那須湯本から林道を抜けて大丸温泉を目指す予定でしたが、登りはじめて早々に予想以上に深い雪に行き先をさえぎられ、この調子だと大丸温泉に着いただけで撤退となるのがわかったので、林道歩きをあきらめ車道をひたすら登ることに。
車道は雪もなく難なく大丸温泉に到着。やはり車道を歩いて正解でした。

大丸温泉からは本格的な登山道です。
最初は樹林帯の中をモフモフした雪を掻き分けながらの登山です。
当初は先週、先々週に降った大雪の影響を心配していましたが、ルート上は多くの人に踏まれていて程よく雪も締まっていて歩きやすかったです。
登りはじめて40分ほどで峠の茶屋に到着、ここでアイゼンを装着します。
ここから先は徐々に岩と雪がミックスした道になってきました。
登ること1時間ほどで峰の茶屋避難小屋に到着しました。
ここは茶臼岳と朝日岳の分岐になっており、またコルになっていてかなり風が強く、雪は吹き飛ばされほとんど付いていません。

ここでポールからピッケルに持ち替えて、朝日岳を目指します。
朝日岳に向かう夏道は、剣が峰の山腹をトラバースする形でつけてありますが、冬は雪崩の危険があるため剣が峰のピークを通って行く必要があります。

まずは剣が峰を目指しますが、なかなかの急斜面で、そのためあっという間にピークにたどり着けます。
山頂にはお地蔵さんが鎮座しており、夏山だけにしか来ない人は拝むことのないお地蔵さんでしょう。
剣が峰の朝日岳側の斜面はかなりの傾斜があり、また岩場でもあるためアイゼンを引っ掛けないように慎重に下っていきます。アイゼンとピッケルを駆使して下る練習にはもってこいかもしれません。

下り終えると今度は北側の崖になった斜面を通過していきます。
部分的には鎖がつけられていますが、雪に埋まっていて使えないため、アイゼンをしっかり効かせながら、ピッケルでホールドしながら慎重に進みます。
最後に岩場の急斜面を登りきると朝日岳分岐に上がり、そこから一気に朝日岳山頂を目指します。

バスを降りて麓から登ること5時間半、ようやく朝日岳山頂に到着しました。
この日は風もさほど強くなく、キレイに晴れており3度目の正直でようやく晴れた山に登ることができました。
正面には茶臼岳がどっしりとたたずんでおり、山腹からは噴煙も昇っています。
下を見下ろすと今日登ってきたルートが一望できます。

山頂にとどまっていたい気持ちもありましたが、帰りのバスの時間もあることから早々に下山を開始します。
下山はあっという間で、1時間半ほどで大丸温泉まで下ってきました。(ちょっと飛ばしすぎたかなw)

今回はホント天気にも恵まれ美しい雪山の景色を堪能するとともに、雪と岩登りも楽しめる登山となりました。

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