拇岳マルチピッチ&吉田の岩場フリークライミング@小豆島



- GPS
- 09:32
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 1,194m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
・車/坂手港からオートビレッジ吉田まで約20分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ステンレスアンカーで最低限のリボルトはされているが、錆びたハーケンや曲がったリングボルトなども使うのでドカ落ちは避けたい。 |
その他周辺情報 | オートビレッジ吉田には温泉併設(400円) |
写真
燃料はガソリンとのことで、案の定、帰宅してからテントとタープを干すが未だにガソリン臭が取れず(笑)
テントもしっかり干したし消臭スプレーも吹きましたが。。。次回使う方ごめんなさい(笑)
居合わせたガイドさん曰く、ここを少し左にまわり込み直上するのが本来のルートだと。でも最近はもう少しトラバースして登る方も多いと。その場合は5.10bくらい。
我々は次があるので本来のルートで登りました。
1ピッチ目をリードしたいなと思ったのですがI村さんの俺が登るオーラが凄かったので譲りました。
I村さんはそのままピッチを切らず2ピッチ目の終了点まで一気に登る。さすが。
鉄分補給とか言ってる場合じゃない。
と言うことで今回も技術的にもメンタル的にもやられA0で突破となってしまったが、岩をよく観察したので次こそは!
核心を越えたら終了点まではフリーで。
装備
共同装備 |
赤いクラック・ダイレクトルート共に支点がプアなので短長のアルパインヌンチャクは多めに携行したほうが良し。ダイレクトルートではカム#0.75と#1とナッツ#12を精神安定剤として使用(※カム・ナッツ無くても登れます。)
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感想
この3連休に予定していた冬季バリエーションがまた×3荒天にて中止になってしまった。最後のチャンスかなと思っていたので意気消沈。
でもせっかくの連休なのでその転進先として小豆島でクライミング三昧しようということで、急遽前々日に船やキャンプ場を手配。小豆島でクライミングとなるとオートビレッジ吉田という素晴らしいキャンプ場があるのでそれに合わせて大きなタープや焚き台、その他快適グッズを車に詰め込んで家を出た。
1日目は早朝に自宅を出発し、神戸港から小豆島へ。
キャンプ場に到着し、テントなどを設営。今日から3日間お世話になる快適な宿泊地ができたことに満足しビールを飲みたい衝動に駆られたが、、、そこはグッと堪え登攀準備を済ませて、すぐ裏手にある吉田の岩場へフリークライミングに出かけた。時間も時間なので簡単なルートを各自3本ほどしか登れなかったが明日のウォームアップ程度にはなったのでテントへ帰還。その後はお楽しみの宴会。
【海鳴ロック】
・待人/5.9
・波止場しぐれ/5.9
【ミサゴロック】
・10やもん/5.10a
2日目は拇岳で「赤いクラック」と「ダイレクトルート」のマルチピッチ2本立て。
1年半前の前回は技術的にも体力的にも全く歯が立たなくてとても悔しい思いをしたので、今回こそはと気合を入れて登った。赤いクラックは余裕を持ってフリーで抜けられたけど、ダイレクトルートでは核心の4ピッチ目の難部であえなくテンション。その後はA0で抜けたが不甲斐ない。ここはまだしばらくはフリーで抜けれそうにないので今後の宿題としよう。
でも、総合的に自身のクライミングに関しては成長した感があったので満足。
下山後はキャンプ地に戻り風呂に入ってから今夜もお楽しみの宴会。
夕食を担当。今回は市販の具沢山トマトソースに炒めた玉ねぎをプラスしたパスタと肉汁たっぷりのどデカいハンバーグのバカ盛り食堂でメンバーの胃を満足させた。
【赤いクラック】
・1P/R
・2P/I
・3P/R
・4P/R
【ダイレクトルート】
・1/I
・2P/R
・3P/R(核心部A0にて)
・4P/R
3日目は吉田の岩場にて、今後のために岩場の偵察がてら広く浅くということで5.10a台をメインに13時頃までフリークライミングを楽しんだ。広いゲレンデなので同じ5.10aと言っても多種多様。次回来た時はもう少し高いグレードの課題にも挑戦したいなと思いました。
下山後にさっと帰り支度してフェリーに乗り込み無事に帰京。
【ミサゴロック】
・プロシード/5.10b
【リトルオリーブロック】
・いただき山/5.10a
【ビレッジロック】
・松の木の小唄/5.10a
・フィッシャーキング/5.10a
全てMOS。他にも登ったような。。。
昨シーズンから計画していた冬季バリエーションが今年も天気が悪く、ことごとく中止になってしまい縁がないのかなと思い始めている所だが、来年は更に力を付けて再挑戦しましょうと皆で誓い合った。
思いもよらずクライミング三昧となった3日間でしたが、メンバーにも天候にも食材にも酒にも恵まれ非常に楽しく有意義でした。
小豆島はクライミング初級者でも十分楽しめるので秋に大人数でクライミングパーティをしにまた来たい。
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