黒沢尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 163m
- 下り
- 560m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第10リフトが使えたので1500m地点からの出発となる。 1540m〜〜1550mの小ピーク間の雪庇から5m内側にクラックが発達。クラックの外側に多数の足跡あり 雪が重いので交代でラッセル 出発点上の1530mピークから南西の尾根に入る。この先のルートは1450m付近の左の尾根に入りたくなるのを我慢して一旦まっすぐ下り、鞍部のような所から目の前の小さな丘(1406m)に登って少し南進し、2つに分れる左の尾根を辿って南南東に1330mまで下る。そこでまた2つに分岐する左の尾根を南東に150m程下ると林道に出る。 |
写真
感想
グルッタネットワーク10余名,クラブツーリズム10名余,森くらのメンバー13名と、3つのグループのかんじきハイクヶ重なって、それぞれに担当ガイドを決めて相前後しながら1599mの展望ピークに向かう。生憎一面のガスで視界は200〜300m以上にはならず、遠方からの参加者には気の毒だった。
2月14日〜15日の大雪以来,第10リフトがしばらく動かない日があって心配したが、この日は10時近くになって運転開始となり、予定より30分ほど遅れるも10時頃にはリフト終点の1500m地点に着いてすぐにかんじきをつけ、10:15頃の出発となる。
3つのグループが前後しながらそれぞれ稜線に出て1530mのピークから1550mのピークにかけて発達する雪庇を見ながら進む。雪庇の先端から立木までの距離は5mくらいあり、雪が少ない時はその中間くらいを歩くこともあるが、所々にクラックが見られるので立木の内側を歩く。
子ども達には『雪は水あめ』と同じような性質があり、『クリープ現象』によって雪庇が出来ることを説明し、クラックの外側にある足跡に釣られて行かないよう厳命する。何しろ元気のいい子ども達なので目が離せない。
途中でスノーシューのグループと登山者のグループに遭う。そのうちの登山者のグループは1550mピークの手前で集結して何かを始める気配で、そこは前回も雪洞の跡があったことから、雪洞訓練を行うものと思われた。そのグループを追い越してから、先にいる筈のスノーシューのグループが何処に消えたものか見えなくなり、トップに出て重い雪のラッセルとなったので、全員でトップを交代(30〜50歩)しながら一気に1599mの展望ピークに到達。ピークから南側にできる雪庇に新しい雪が張り出していたのでさっそく子ども達に雪庇ジャンプを解禁。4人の子ども達がはしゃぎまわって滑り、釣られて若い女性達も滑りを楽しむ等、いつもとは違う雰囲気になる。賑やかすぎて顰蹙を買ったかもしれないが、子どもには子どもの喜び方があり、少々は目を瞑って頂きたいと許容。
さらに後から来たスノーシューのグループにピークの広場を譲り、帰りかけて振り返るとその人達も滑りを楽しんでいたが、子ども達の方が思いきりがよくてうまい。
雪洞訓練のグループの所まで戻ると大小の雪洞がいくつか出来ており、それは個々の1人用のものであったり何人かで共同で使うもの等マチマチで、しばらくはそれを見学させてもらたりする。
12:45,リフトの上の1530mピーク下に到達。そこからカモシカの森に入るのだが、ガスで視界が悪い。2月21日に道を間違えたばかりなので躊躇したが、先行するTomさんのトレスがあるので取り敢えずそれを追う。
1530mのコブから南南西に60〜70m下ると、1450m付近でぼんやりしただだっ広い丘に出る。ここで尾根が2分するのだが、左手(東側)の渓を隔てて並行する林道から離れたくないと言う意識が強く働いて、左(南南東)の尾根に入ったのが前回で、昨年2月10日と同じ間違いを繰り返した。
ここは左の尾根に入りたくなるのを我慢してそのまま南西方向にまっすぐ下り、鞍部のような所から目の前の小さな丘(1406m)に登る。その辺りから右手にネズコの大木が見られるようになり、その先が巨木の森である。根元に倒木が朽ちてできたと思われる穴のある木の前で集合写真を撮る(13:53)。
そこから尾根は南西と南南東の2つにハッキリ分れるので、左の尾根をまっすぐ下る。この尾根は徐々に南進しながら1330m付近のコブに到達し、そこでまた2つに分かれる。南東(の尾根左)を150m程下ると林道に出て、そこからゲレンデまではひと息である。14:30駐車場に着き解散。
1406mのピークからそのまま尾根を西南西に進めば迷うこよなく大谷原の駐車場付近に出られそうである。また1330mまで下がって2分する尾根を南西に進んでもほぼ同じ地点に下ることが出来そうなので、後日Tomさん等とその辺りを調査して新しい林間のルートを開発したいと考えている。
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