寅年に虎毛山縦走

2022年03月29日(火) 〜 2022年03月30日(水)

• GPS: 10:42
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,481m
• 下り: 1,342m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 0:16
• 合計: 7:39

6:40 スタート地点
7:03 7:03 須金岳 上ノ台登山口
11:01 11:03 須金岳
11:10 11:23 仮の山頂
12:03 12:03 仮の山頂
14:11 14:11 虎毛山山頂避難小屋
14:17 14:18 虎毛山
14:19 14:19 虎毛山山頂避難小屋
14:19 宿泊地

2日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:01
• 合計: 3:03

7:05 宿泊地
7:46 7:46 仮の山頂
8:21 8:21 仮の山頂
9:56 9:57 須金岳 上ノ台登山口
10:08 ゴール地点

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れと強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寒湯沢橋脇の駐車スペース（通常2台分。今は残雪があり1台分のみ）

コース状況／危険箇所等

・渡渉は二度とも飛び石では無理でした。
・細尾根に残る雪が今にも崩れそうで超危険。一歩一歩慎重に歩きました。
・キツい急登続きですが仮の山頂からは緩斜面。終始アイゼンでしたが気温が上がりザレて来たので浮力系あった方が良かったです。

その他周辺情報

鬼首、鳴子周辺に日帰り入浴施設多数

写真

3/29 6:42

寒湯沢橋脇の駐車スペースに駐車しました。レッカーされませんように😅

3/29 6:43

6:43 登山開始。寒湯沢沿いに林道を進む。

3/29 6:51

渡渉は2回。飛び石では無理な感じでした。

3/29 6:54

渡渉点を探してウロウロしましたが結局思いきってザブザブいきました。

3/29 7:07

ようやく登山口

3/29 7:11

嘘でしょ？これ行くの？と思ったけどやっぱりいきなり急な尾根に取り付くようです。

3/29 7:22

のっけからかなりの急登です。

3/29 7:45

アイゼンだけで踏み込みは5〜10cm程

3/29 7:51

最大の難所、残雪の細尾根区間が1番緊張しました。

3/29 7:54

両側切れて残雪の下には雪が無いので踏み抜いたら崩れた雪と一緒に滑落です。超怖かった。一歩一歩慎重に進みました。

3/29 8:08

ようやく怖い区間を抜け出した。

3/29 8:11

竹の子森かな？

3/29 8:16

全体的に雪が緩んでます。

3/29 8:18

ここも崩れそうで怖い。

3/29 8:47

栗駒山が見えた

3/29 9:02

かなりの斜度

3/29 9:07

稜線はまだまだ

3/29 9:40

クラックやツリーホールだらけ。

3/29 10:23

疲れた〜！休憩！既に3時間半も重いザックと緩んだ雪の急斜面を相手に格闘しましたがまだまだ尾根に乗れてません。

3/29 10:39

標高900mくらいからやっとカチカチな雪面になって歩き易くなりました。

3/29 10:42

ようやく仮の山頂付近。この辺りからは完全にノートレースでした。

3/29 10:43

斜度も緩くなり展望が開けて別世界です。

3/29 10:43

栗駒山

3/29 10:49

左手奥に月山、朝日連峰

3/29 10:51

虎毛山と山頂小屋がようやく見えた。

3/29 10:52

まずは須金岳山頂へ。前回来た時のうるさい藪はまだ雪の中。スカスカの樹林帯を難なく突破。

須金岳登頂しました。

3/29 10:56

うちの奥様もヘロヘロになりながらも到着しました。　

3/29 10:59

目の前の栗駒山が圧巻です

3/29 10:59

焼石連峰

3/29 10:59

3/29 11:00

本日の目的地の虎毛山。遥かに遠い。

3/29 11:00

では参ります。奥に月山が見えます。

3/29 11:01

朝日連峰

3/29 11:37

P1241 虎毛山は目の前ですが大きな谷に遮られて尾根伝いに左側から大きく迂回しないといけません。

3/29 11:40

須金岳の稜線はかなり崩れてます。なるべく右側を歩きました。

3/29 11:46

気持ち良い稜線歩きです。雪面がクラストしてサクサクと歩きやすい。

3/29 11:54

振り返る。斜面は雪崩れてズタズタですね。

3/29 12:09

水沢森コース下山口付近。ここから虎毛山への縦走路は冬期限定ルート。未知の領域です。（前回間違って500m程歩いた）

3/29 12:09

禿岳が近い。

3/29 12:20

振り返る。

3/29 12:20

鬼首を取り囲む外輪山

3/29 12:47

歩いてきた稜線を振り返る。須金岳がもうあんなに遠い。

3/29 12:57

鳥海山と神室連峰が見えてきました。

3/29 12:58

鳥海山の存在感はやっぱり別格です。

3/29 12:59

神室連峰を間近で見るのは初めてです。

3/29 13:04

月山

3/29 13:16

だいぶ小屋が近付いて来ました

3/29 13:38

振り返る。ここまで7時間。流石にシンドそうです。

3/29 13:48

右側は雪庇

3/29 13:49

小屋前の木々は膝丈くらい

3/29 13:57

振り返ると右側は大岸壁でした。怖っ！

3/29 14:04

14:04 無事に本日の宿に到着！

3/29 14:09

虎毛山登頂しました！

3/29 14:11

展望の良い広大な山頂でした！須金岳と歩いてきた稜線が見えます

3/29 14:09

何といっても鳥海山！

3/29 14:09

栗駒山

3/29 14:12

焼石連峰

3/29 14:10

高松岳方面

3/29 14:11

月山

3/29 14:11

鬼首方面と禿岳

3/29 14:15

岩手山も見えました。

3/29 14:13

秋田駒ヶ岳、八幡平方面

3/29 14:14

寅年生まれが寅年に虎毛山に登頂（笑）念願だった須金岳からの縦走達成しました！

3/29 14:14

念願に付き合わされるも喜ぶウチの奥様と縦走路

3/29 14:15

小屋と鳥海山

3/29 14:18

次の目標は神室連峰かな。

3/29 14:21

小屋はタイガース愛に溢れていました。

3/29 14:21

楽天ファンですがお邪魔しますよ〜😅　日本シリーズで逢いましょう！という事で。

3/29 14:24

二階の様子。毛布が三枚。かなりありがたいです。

3/29 14:47

冬なのにウッドテーブルも利用出来ました。

3/29 14:49

縦走達成お疲れ様でしたー！

3/29 17:58

17:58 神室連峰に沈む夕日

3/29 18:00

3/29 18:01

鳥海山のシルエット

3/30 5:22

翌日5:22 栗駒山の右側からの日ノ出。

3/30 6:20

小屋を掃除して出発！お世話になりました！

3/30 6:21

今回はホワイトタイガーでしたが次は秋の虎毛模様を見に来ます！

3/30 6:22

6:22 下山開始。今日は風が強い。

3/30 6:23

山頂こんな感じでした。

3/30 6:27

今しか歩けない冬期限定のルート。幻想的ですねー。

3/30 6:31

神室連峰はまだまだ白かった

3/30 6:31

振り返る

3/30 6:35

無数のクラック。離れて通過

3/30 6:40

今日も天気に恵まれました。

3/30 7:08

延々と続く稜線

3/30 7:30

気持ち良いねー！

3/30 7:30

鬼首方面

3/30 7:51

虎毛山を振り返る

3/30 7:53

須金岳の稜線

3/30 8:06

振り返る

3/30 8:31

仮の山頂から一気に下山。アイゼンを効かせて楽ちんでした。細尾根の区間だけは特に慎重に歩きました。

3/30 9:51

最後は春のシャーベット祭りでしたが何とか登山口まで無事に生還してきました。

3/30 10:06

10:06 寒湯沢橋の駐車スペースに到着〜！お疲れ様でしたー！

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール シェラフ

感想

西の大将

前回須金岳に登った時に間違って少し歩いた虎毛山への広い稜線が気になりいつか縦走してみたいと思っていました。
今年は寅年、自分も寅年生まれ。登るなら今年にしたいと考えていました。
しかし冬期しか歩けない縦走路、実力的にも体力的にも不安はありましたが2日間晴天に恵まれたので何とか達成出来ました！

須金岳仮の山頂までの急登には萎えましたが一旦尾根に上がれば後は緩やか。とても気持ち良い稜線歩きが待っていました。
次は秋の虎毛模様を見に来ます。