バロンと一緒に、徳舜瞥山


- GPS
- 03:48
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 754m
- 下り
- 749m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
年度末になり、いつもの年だと日曜日も休めないのだが今年はなんとか休めそうな感じ。
ということで、山に行ってパウダー滑りたいという気持ちはあるのだけど、
札幌近郊は一週間ほど雪が降ってない状態だが、かと言って遠出する気もしないので。
冬場にはあまりやらないピークハントでもしてみるかと思い、
スノーモンスターが見られるという徳舜瞥山に行くことにした。
三階滝公園から夏道の徳舜瞥山の登山口のほうに向かい、
そこへの道を通り過ぎて「村有牧場」という看板で左折をして除雪の最終地点まで進んでいく。
駐車地点に着くと、5台くらいの先行の方々の車があり、
そこに大きなシベリアン・ハスキー(アラスカン・マラミュートという意見も)のバロンが喜んで迎えてくれた。
準備していると、隣のソロの女性が出発したがバロンは付いていかない。
飼い主の女性が現れると車の陰に隠れるようにしている、いつもはつながれているようだ。
僕達も準備をして出発する。
滑りは全く期待できない斜面と雪だが、帰りに楽するためスキーで行くことにする。
僕らが、歩き出したのを見て、バロンが付いてくる。
僕のスピードとは比べ物にならないくらい、早く歩けるのだろうけど、
キツネの足あとの匂いをかいでしばらく追跡してどこかに行ったと思ったら、
また僕達のところに戻ってくるの繰り返しで、
付かず離れずの距離感で先導してくれた。
結局バロンは、ピークまで一緒に登ってくれた。
先行者のトレースを忠実にあるいて、ガイドしてくれた。
風も強く、視界もないのですぐに下山することにした。
ピーク直下の急斜面はスノーシューだと下りづらいので、脱いでツボ足で降りたが、
途中で尻すべりで行こうと思い、滑り出した時にバロンが駆け寄ってきて僕の袖を噛んで止めようとした。
滑落して危険だと思ったのだろうか?
そうだとしたらなんとお利口な犬だろう。
急斜面を降りて平になると、バロンは先に行ってしまったが、スキーのデポ地点に行くと、待っていてくれた。
そこでスキーを履くというのをわかっているだな、と感心してしまう。
きっと多くの登山者と山に登っているうちに行動パターンを理解してしまったにちがいない。
素晴らしいガイド犬だ。
デポ地点で、軽く休憩してスキーに履き替えて、あっという間に下山してしまった。
最後の緩斜面では、僕達のスキーの後を楽しそうに追いかけて走ってくるバロンが印象的だった。
思わぬバロンと行動で、とっても楽し山行になったのでした。
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