岩木山 念願の山頂滑走！（弥生ルート）

2022年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,386m
• 下り: 1,396m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:37

8:08 新弥生登山口
8:35 8:35 新弥生登山道二合目
9:03 9:09 弥生登山道三合目
9:35 9:35 弥生登山道四合目
9:59 9:59 弥生登山道五合目
10:37 10:38 弥生登山道六合目 姥石
10:57 11:03 大岩
11:21 11:27 弥生登山道七合目
11:50 11:50 巌鬼山
11:51 12:06 弥生登山道八合目
12:26 12:27 耳成岩
12:39 12:39 岩木山山頂避難小屋
12:41 13:11 岩木山
13:16 13:16 岩木山山頂避難小屋
13:24 13:24 弥生登山道八合目
13:36 14:01 弥生登山道六合目 姥石
14:09 14:09 弥生登山道五合目
14:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

弥生いこいの広場駐車場（トイレは使用できません）

コース状況／危険箇所等

・森林限界より上は要スキーアイゼン
・耳成岩からはかなりの急斜面になるため、シートラ用のアイゼンも必要（ピッケルもあれば更に安心）

写真

朝の岩木山。天気が後押ししてくれている。
今日こそ山頂からの滑走を！気合いだ！

2週間前と同様、弥生いこいの広場から入山します

p）今日の配給。
gさんの名古屋お土産だ！
さて、中身は何でしょう？

p）答えは「ういろう（外郎）」でした。

今日の景色はサイコーだな！

順調に森林限界に出た。風がひんやり心地良い。

今日は南八甲田が大賑わいだろうな

大黒沢右岸を登る。ややシールが滑る雪質だけれど、スキーアイゼンがしっかり効いている。

今日の雪崩リスクは高くない。帰りは大黒沢を思い切り滑るぞ〜！

風もそこまで強くなく視界も良好！

振り返れば素晴らしい景色

耳成岩が近づいてきた。あの岩のおかげで山頂はとても遠くに感じられる。

尾根上に穴が開いてきてるね

山頂の前で壁のように立ちはだかる耳成岩

前回の教訓を活かし、斜面の終盤で板を脱ぐのは非常に困難なため、今日は少し登ったところですぐにシートラアイゼンに切り替えた。

かなりの斜度だけれど自信があると不思議と怖さは感じない。一歩一歩確実に蹴り込んで足場を確認しながら登る。

p）今日はアイゼンでズボンを破かないように慎重に上った。

前回はここが乗り越えられなかった。ピッケルを必要とするならばこのあたりか。

無事に乗越し初めて見る景色にご満悦の私。ここは風の通り道で爆風でしたが、山頂斜面は再び風裏になると判断しこのままシートラで進むことにする。

ここまできてようやく山頂が姿を見せてくれた！鳥肌が立つ！！

p）未知なる世界だ！この風の中シートラで登れるのか？
と、斜面に取り付いたら風が弱まった。ラッキー！

日本海が見える

さあ最後の斜面に取りつこう。右から巻く方が斜度は若干緩いけれど、そちらは滑落時の危険度が高そうでコース取りに悩むところ。
結局少し右に回り込んだところで再び左へ戻して最後は直登した。

あのピークはなんだろ？

振り返る。あんなに苦戦した耳成岩もこちら側から見るとただの岩だ。

急だねえ！でもすごく楽しかったところ。

p）少々のパウダーとカリカリのミックス！？
滑るにはとても厄介だなぁ

スタートから4時間半。念願の弥生ルートからの登頂！屋根が見えるまでそこが山頂だとは信じられなかった

偶然にもgyoshinさんチームが百沢から登ってきてばったり会った！お互いまさに登頂したそのタイミングだったのでびっくり！

互いに登頂の喜びを分かち合う

p）山スキー初登頂を祝福していただいた。ありがとうございました！

山頂はまだ雪たっぷりだ

心が震えるような大きな感動があった

ついにスキーと一緒にここまでこれたよ。この気持ちどう表そうか。

PALOさんも私と同じ目標を持っていた同志。喜びを隠しきれない様子だった。

p）景色に感動！嬉しかったよー。

途中でシール歩行に戻したために少し遅れていたリーダーも無事到着！
皆で労う。

ついに夢が叶った！
テイク1！

テンションやたらと高く
テイク2！

青森&岩手チーム、和気藹々と滑走準備

ベテラン勢でも尻込みしそうなほどの下が見えない急斜面。先に青森チームが颯爽と百沢方面へ滑っていった。そちらの方角はまだ雪良さそうだったけれど、私たちは初めてなので登ってきた斜面を忠実に戻ることとする。

で、そちらはガリガリなんだよね〜😅
それでも柔らかいところで2ターンほど滑ることができ、私は本当に感動した！

p）ここは慎重に行くしかなかった！山頂からの滑走達成！

安全第一でほぼ横滑りで降りた。それでも振り返れば込み上げてくるものがあった。

そして耳成岩の急斜面へ！登りで感じた滑落の心配も、スキーだと気にならないのが不思議。

PALOさん！

p）ここは山頂斜面より幾分よかったね！

リーダーも飛ばすねえ！

私はこんなガリガリ状態ではとても飛ばせない！（それでもコケた）

さあいよいよお楽しみの大黒沢だ
素晴らしかった滑走の様子は動画をご覧ください♪

感慨深くシュプールを振り返る

樹林帯に入ると今季初ザラメが待っていた

メンバーそれぞれ春の雪を楽しんだのでした

そしてフィナーレ！今日の山、完璧過ぎるじゃないか〜♪

p）最後まで雪がつながっていて良かったー♪

ありがとう岩木山
本当にありがとう

p）来年は別ルートも登って滑りたいね！
岩木山、とてもいい山だ！

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 バラクラバ 防寒帽子 ブーツ ザック スコップ ゾンデ ビーコン 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット ダクトテープ・スキーバンド2・結束バンド6 モバイルバッテリー トイレットペーパー 日焼け止め 携帯 時計 サングラス エマージェンシーシート ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール 昼ご飯 行動食 非常食 水筒（保温性） ヘルメット ゴーグル ネックウォーマー スキーアイゼン アイゼン

共同装備

トランシーバー

感想

Palomon

前回は残念な敗退だったので次回こそと意気込んでいた。
そのところ、今回は天気予報が素晴らしい。晴れ！

当日、天気予報も当たり！！
8合目まで順調に上ってきた？
いや、今日は8合目手前で両脚が攣りそうだった。
gさんに貰った白い粉を服用して回復傾向。

今回の核心部はカリカリだったので、すかさずシートラAフレーム。
そして12本アイゼンに切り替え。
アイゼンはしっかり効いてくれた。
前回はアイゼンでズボンを破いたのでシールで補修してきた。
今回は慎重に（破かないように）登る。

そのまま急登を頑張って山頂へゴール！
おめでとう。
海の見える山はいいね。その素晴らしい景色に感動だ。
山頂で出会ったgyoshinさん達からも祝福頂き写真を撮ったりと、感謝する。

滑りは、
山頂斜面のあのカリカリは慎重にいくしかないでしょう．．．
大黒沢はいい感じで行けた！
ツリーランも重くはなくサラッとしたザラメを楽しめた。
そして最後まで滑って無事下山。

先ずは岩木山では山スキー初登頂と山頂滑走を達成。（弥生ばっかりだった）
いろいろな山スキールートがあるようなので来年は別ルートにもお邪魔しよう！

ふくろう

念願だった岩木山山頂からのスキー滑走
私にとっては悲願と言ってもいいくらい

先々週に耳成岩での敗退の教訓を生かして
今回はスムーズに山頂まで繋ぐことができました

危険度では先月の嶽からのルートと比べると今回の方が断然高く
終盤は一瞬も気が抜けない登攀でしたが
自信を持って楽しむことができました

今日は大きな夢がまたひとつ叶った素晴らしい1日でした

山と仲間と青空にありがとう！

次なる目標は鳥海山新山からの滑走だ！

コメント

choho

岩木山山頂からのドロップ♪
おめでとうございますーーーー！
岩木山天辺からの滑走ってなんとも言えない
感動がありますよね♪
弥生コースまだまだ雪ありそうなので
来週いってみよかな〜♪♪

ふくろう

chohoさん
ありがとうございます😊
山頂から滑ってみんなにドヤ顔するのが長年の夢だったんですよ〜（ドヤー！
私もようやく一端の山スキーヤーになれたような気がします☺️
鳥海山新山からの滑走は更なる感動が待っているんだろうなあ😌
今年はまだ雪たっぷりあるので来週も楽しめそうですね☺️
私は初の3クラを狙っております🎶

ぎょしん

登頂おめでとうございます。
感動の瞬間にご一緒出来るとは何とも奇遇です。
山頂からのドロップはいかがでしたか？
次は雪の良い条件の時に奥宮前から正面へのドロップインにチャレンジしてください。
お疲れ様でした✌️

Palomon

gyoshinさん
まさか！同じタイミングで反対側から登っていらっしゃるとは思ってもいませんでした。これはサプライズプレゼントでしたよ。
一緒に写真を撮ってもらったりありがとうございます。
こちらの山頂斜面はカリカリで慎重に降りたという感じです。
はい、またいい時期に別斜面にもチャレンジしますね！

ふくろう

gyoshinさん、ありがとうございます！
お二人が滑っていった奥宮からの正面は良さそうでしたね😄
今度はそこを颯爽と滑ることが目標です♪