野麦より〜乗鞍剣ヶ峰
- GPS
- 09:30
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,744m
- 下り
- 1,751m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:31
天候 | 呪われるほどの晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からの林道はシールハイクギリギリ限界でした。 追加降雪無ければ来週は少しの距離は担ぎでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
水
食糧
行動食
バックパック
使い捨てカイロ
ダウンジャケット
ウインドブレーカー
ピンチ缶
ヘッデン
予備電池
メガネ
GPS
笛
コンパス
ナイフ
非常食
無線機
スリング
予備インナーグローブ
保温ボトル
防寒グローブ
ビニー
バラクラバ
ハードシェルジャケット
ゴーグル
オーバーグローブ
アイゼン
ビーコン
ゾンデ
スキーヘルメット
スキーシール
スキー板
スキーアイゼン
シャベル
シールメンテキット
兼用靴
ウィペット
ウエストバッグ
ウェラブルカメラ
|
---|
感想
好天が巡ってきた週末。
木曜時点では土日共に良さげだった。
金曜午後に再確認すると、土曜の予報は年に数回あるかどうかのベスト予報。
日曜も悪くないが、チャンスはこちらから取りに行かなければスルリと逃げて行くものだから土曜にアタックと予定変更。
初見アタックでへッデンスタートだが、しばらく林道歩きで日の出も早くなってるので問題無しだ。
地形図からルートは単純と思えたが、地形図に現れない地形にヤラれる。
初見あるあるだ。
林道から乗り込んだら尾根を一つ巻いて次の谷を詰めると読んだ。
次の谷ってのが地形図に現れない小さめの谷地形があり、間違えてそこを標高上げしてしまった。
やけに斜度あるな?とGPSで確認したら本谷右岸尾根に乗り上げるところだった。
地形図にある植生記号を見ていれば気付いたミスだ。(正解の谷は広葉樹、間違えた箇所は針葉樹)
仕方無しに尾根をトラバースして目標ルートに復帰。
残雪期だから良いが、積雪期ならムダそのもの。
復路の滑りにも悪影響出て降りラッセル必至の大ミスだった。
初っぱなから残念感だが、気を取り直して天気良い人気の無い静かな山を楽しもう。
…結構キツイ😅
ガリに薄くパウダー。
滑るヤツだ。
早々にクトー付ける。
暑いし。
森林限界越えたら上から下から照り焼きだ。
日焼け止め忘れたし😭
しかし、悪天候よりマシなのだから贅沢言っては呪われると思い、頑張って登る。
大日と剣ヶ峰のコルが目視出来る所で考察。
オーソドックスにはコルで板デポ、ブーツアイゼンで山頂ピストン。
しかし、剣ヶ峰山頂からの滑降はいつか達成したい目標としている。
天候はまたとない好条件。
山頂下の雪着きも良く、滑走ルートは繋がりそうだ。
あとは雪の固さだけだ。
過去の経験上、クトー付けてシールで上がれれば滑れると判断しているので判断兼ねて、板のまま山頂東寄りからアプローチ。
固てーよ😭
半分くらい上がった所で断念。
縦方向に伸びる岩場にエスケープしてアイゼンシートラに換装。
岩場に好適な場所が無ければ安全地帯までクトークライムダウンとなっていたので相当キツイ事になっていたハズである。
スリップしたら下方向は露岩だらけで、タダでは済まない状況だったし。
どうもソロだと突っ込む癖があり、いつも反省するのだが懲りない。
そうそう何度もラッキーは続かないだろうから真剣に自身を戒めなければ、いつかヤラかす不安がある。
さてさて。
アイゼンに換装したら楽々直登で山頂だ。
好日なので賑わっているかと思ったが、時刻が遅めだからか二組上がってきただけで、蚕玉のコルにも人影見えず、意外と静かだった。
コルまでクライムダウンしたが、板の突き上げでつんのめりそうで怖い思いをする。
慎重に降りてやれやれだ。
あとは滑るだけだし、斜度緩いので楽勝と思いきやガリガリとシュカブラ振動で脚がヤラれる。
何とか樹林に入れば薄パウが…とすがる思いで高等落として森に逃げ込んだ。
そこに、待っていたのは好天故の重雪と化したパウダーの成れの果てだった。
この時期の降雪はロクな物ではない。
いっそのこと降雪なければ固い雪が昼には緩んでザラメ化が期待できるが、降雪あると保温さるてしまって、昼には表面重く下はガリガリの腐った毒まんじゅう状態だ。
かくして好天ながらキビしいヤマとなったが、いつか行きたかった野麦クラシックルートを踏破出来て満足だ。
いくつかの課題が浮き彫りとなったことも収穫と捉えよう。
次に繋がる良いヤマであった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
昨日(4月2日)の乗鞍岳は、風もなくソフトシェルで往復できるくらいでした。思っていたほど眺望はなかったけど、それは望み過ぎというものでしょう。スキー場閉鎖前に、絶好のコンディションでした。
乗鞍高原から登られたとの事、レコ拝見いたしました。
昨日は絶好の高山日和でしたね。
低山なら多少の風があっても気になりませんが、独立峰や高標高の山では風の強弱は天国と地獄の違いですから。
年に数回しかない好機を当てれて、お互いに良かったですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する