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記録ID: 413932
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雪山ハイキング
伊豆・愛鷹

春の気配の天城山 〜シャクナゲコース周回〜

2014年03月09日(日) [日帰り]
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GPS
03:32
距離
7.9km
登り
658m
下り
660m

コースタイム

8:40 天城縦走路入口(駐車場)
8:50 四辻
9:29 万二郎岳
9:46 馬の背
10:02 石楠立(はなたて)
10:27 万三郎岳
10:33 万三郎岳下分岐点
10:54 涸沢分岐点
12:00 四辻
12:12 天城縦走路入口(駐車場)
天候 晴れ。ちょっと雲多目
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊豆スカイライン経由、天城高原ゴルフ場ハイカー用駐車場まで。
道中の凍結路、積雪路なし。駐車場は出入り口付近しか除雪されていないので4〜5台しか停められません・・・
コース状況/
危険箇所等
◆コース全域に強固なトレースあり。
コース外の雪面もカチカチなので踏み抜き心配なしです。ただ、固すぎてツボ足の足跡に足をとられる危険があります。

◆万三郎岳山頂後の巻道はトレースが細いため、斜面に足を滑らせる危険があるかもです。

◆2〜3箇所、涸れた沢を渡渉する場所があります。アイゼンで川底の丸い石の上を歩くのでちょっと不安定。
ハイカー専用の駐車場ですか、有難いですね・・・
ハイカー専用の駐車場ですか、有難いですね・・・
って、なぜかここ「だけ」雪景色じゃないですかー!
※このあと、無謀にも雪に乗り入れてハマり1時間ロス
って、なぜかここ「だけ」雪景色じゃないですかー!
※このあと、無謀にも雪に乗り入れてハマり1時間ロス
ここから開始。舗装路は除雪されてますが、登山口は完全に雪道です。
ここから開始。舗装路は除雪されてますが、登山口は完全に雪道です。
今回通るシャクナゲコースは、縦走コースに比べると短いですね。縦走もやってみたいけれど、IN/OUTの交通手段が悩ましい・・・
今回通るシャクナゲコースは、縦走コースに比べると短いですね。縦走もやってみたいけれど、IN/OUTの交通手段が悩ましい・・・
トレースはバッチリ、ガッチリ
トレースはバッチリ、ガッチリ
四辻。かつて雪ダルマだったらしきものがここに。くびれの細さが危なっかしい!
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四辻。かつて雪ダルマだったらしきものがここに。くびれの細さが危なっかしい!
陽光が射しこみ、風もないハイキング日和です。
陽光が射しこみ、風もないハイキング日和です。
伊豆の市街地かな?
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伊豆の市街地かな?
万二郎岳に到着。展望はあんまり・・・
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万二郎岳に到着。展望はあんまり・・・
ちょっと進むと・・・ああ、見えて来ました日本一が
ちょっと進むと・・・ああ、見えて来ました日本一が
視界が開けました!
下半分が霞みかかっているので、まるで空に浮かんでいるようです。
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視界が開けました!
下半分が霞みかかっているので、まるで空に浮かんでいるようです。
これから登る馬の背と富士山。
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これから登る馬の背と富士山。
馬の背に隠れているようなのが万三郎岳ですね。
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馬の背に隠れているようなのが万三郎岳ですね。
楽しい尾根道。この赤い木肌の樹は何という種類なのでしょうね。
楽しい尾根道。この赤い木肌の樹は何という種類なのでしょうね。
振り返って万二郎岳。けっこうゴツゴツした山容です。
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振り返って万二郎岳。けっこうゴツゴツした山容です。
アセビのトンネル。
なお、雪で底上げされているのでかなり天井の低いトンネルの模様
アセビのトンネル。
なお、雪で底上げされているのでかなり天井の低いトンネルの模様
この樹、完全にトンネルやってる自覚ないな・・・通せんぼ過ぎる。
この樹、完全にトンネルやってる自覚ないな・・・通せんぼ過ぎる。
こっちは随分と話の分かるヤツだ。通りやすいように無理やりスペースを作ってくれているだなんて。
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こっちは随分と話の分かるヤツだ。通りやすいように無理やりスペースを作ってくれているだなんて。
アセビの蕾。周囲は雪景色ですが春が近いことを思い出させます。咲いたら白い小さな花が鈴なりになるみたいですね。
アセビの蕾。周囲は雪景色ですが春が近いことを思い出させます。咲いたら白い小さな花が鈴なりになるみたいですね。
天城山最高峰の万三郎岳。登頂!
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天城山最高峰の万三郎岳。登頂!
あらら、富士山に雲がかかってきちゃいましたか。それにしても伊豆は空が広いなあ。
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あらら、富士山に雲がかかってきちゃいましたか。それにしても伊豆は空が広いなあ。
下山、巻道、景観なし。
下山、巻道、景観なし。
樹の周りには雪がなくなるんですね。
樹の周りには雪がなくなるんですね。
四辻に戻ってきました。
四辻に戻ってきました。
縦走路入口の柱の裏側にはねぎらいの言葉が。
縦走路入口の柱の裏側にはねぎらいの言葉が。
番外編。伊豆スカイライン・玄岳近くの展望場所から。右側に箱根駒ケ岳。左に愛鷹山。富士山は・・・残念、雲の中です。
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番外編。伊豆スカイライン・玄岳近くの展望場所から。右側に箱根駒ケ岳。左に愛鷹山。富士山は・・・残念、雲の中です。
天城岳バッジ。天城高原ベゴニアガーデン売店にて。あまり他にない形状でお気に入りです。
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天城岳バッジ。天城高原ベゴニアガーデン売店にて。あまり他にない形状でお気に入りです。

感想

気候も春めいてきましたし、南国・伊豆がいいなあと行ってみました天城山。
駐車場までの道路が凍結するので冬の間は行けなかったのですよ。

予想通り、登山口であるハイカー用駐車場までの道路は完全に乾いていたので
スリップする心配は全くありませんでした。

ただ問題は、ハイカー用駐車場が全く除雪されていないという状況でして・・・
止めときゃいいのに、不用意に乗り入れたりしたもんだから見事にはまっちゃいました。
タイヤ下の雪面を調整しながらジリジリと脱出を図っていましたが、結局、他の方が呼んだJAFのお世話になることに・・・
先にいらっしゃったお兄さん、便乗させて頂いちゃって本当すみません。
あとスコップ貸してくれたおじさん、お陰でだいぶ出口に近づけました。ありがとうございました。

・・・というトラブルで1時間くらい遅れながらも、登山開始
登山口から、完全雪道ですのでアイゼン装着して進みます。
四辻までは緩やかな下り。そこから万二郎岳へ向かうルートも緩やかな登りが続くので歩き始めには有難い道です。いきなり急登とかだと一気に汗だくになっちゃいますからね。なお、ルート全域でトレースがしっかり付いているので踏み抜きの心配なしです。

万二郎岳までの登り、後半は流石に勾配がきつくなって来ます。木々の間から富士山がチラチラ見えるものの、開けた場所がないので撮影には不適。とっても焦らされます。万二郎岳山頂も展望は×。

展望スポットは、万二郎岳山頂を過ぎて少し行ったところ。北〜西方面が開けて富士山を遮るものがなくなります。斜面の途中なので富士山をバックに記念撮影〜には向きませんがこのコース一番の展望が得られました。

馬の背への登りと万三郎岳への登りはかなりの急登でしたが、両方とも距離はないので一踏ん張りで突破可能。馬の背からの「アセビのトンネル」は今日みたいなぽかぽか陽気だと実に気持ちのいい道でした。

万三郎岳からも富士山は見えるのですが、今回はちょっと隠れ始めてしまっていましたね。
なお富士山は万三郎岳で見納め、これ以降シャクナゲコースは巻道になるので展望は一切なしです・・・。花の季節だと足元で目を楽しませられるのでしょうけどね。

今回の山行、思いのほか陽光も暖かく、幸い風もなかったので最高の雪中ハイキングでした。
登山口からの高低差もあまりなく、距離も適度なのでビギナーも楽しめるルートかと思います。
アクセスに使った伊豆スカイラインは景観がよく、ドライブとしても魅力的なのでお得ですね。

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コメント

情報ありがとうございます。
Caseiさん

伊豆が岳の時に情報いただきましたものです。
偶然というか、何というか前回も伊豆が岳の前に情報いただきまして、また今回も
天城山の直前情報いただきまして、何か縁を感じます。
私たちは15日にシャクナゲコースを予定しています。
ようやく先週あたりからヤマレコの皆さんから天城山の情報が入るようになり、状況も何となく掴めてきました。
特に今週の情報は、かなり参考となります。
まだ大分雪はあるようですね
特に気になったのが、駐車場です。今回停められたのは登山者用駐車場ですか?
ゴルフ場の駐車場に停めて行かれる方も多いようなので。
あと万三郎岳から涸沢分岐点、四辻はあまりトレースされていない、と聞きましたが
如何なものでしょうか?
一応軽アイゼンは用意していく予定です。

貴重な情報ありがとうございました。
2014/3/9 20:31
Re: 情報ありがとうございます。
Kobamasamiさん、お久しぶりです。
登る山の選択とタイミングが近いというのも不思議なご縁ですね。私の記録がお役に立てれば幸いです。

駐車場は登山者用駐車場に停めました。普段なら通路のはずの入口付近のスペースに縦列駐車です。ゴルフ場の方の駐車場は未確認ですが、クラブハウス前のロータリースペースが除雪されています。ただ、ここは道路の終点に当たるので多く停めると転回車の邪魔になってしまうかも知れません。ちょっと手前にチェーン着脱場のようなものもチラホラあり、そこに停めている車もいましたね。

トレースについてはシャクナゲコース全域で付いていました。万三郎岳からの下りは比較的トレースが薄い印象でしたが見失うことはなさそうです。ただこの巻道、細い上に谷側に少し傾いた雪道ですので横にずり落ちそうになります。軽アイゼンやチェーンは必要ですね。

それではご安全に、いってらっしゃいませ!
自分の歩いたところが1週間後にどうなっているのか私も気になりますので、レポートをお待ちしております
2014/3/10 7:03
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