獅子窟寺の三十三観音めぐり

2022年04月04日(月) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 11.0km
• 登り: 584m
• 下り: 582m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:45

9:09 JR河内磐船駅
9:15 9:21 天田神社
9:57 10:20 獅子窟寺
12:07 12:14 きつね山
12:30 12:32 六方辻
12:35 12:36 くろんど園地最標高点
14:54 河内磐船駅

マイマップ「獅子窟寺・三十三観音石仏」
https://www.yamareco.com/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=3717

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路・復路：JR学研都市線・河内磐船駅

写真

4/4 9:10

河内磐船駅前の桜、ほぼ満開です。

4/4 9:16

天田神社の桜、5分咲きぐらいかな。

4/4 9:19

本日は川東さんでご挨拶。川の東にあるから、川東神社です。コレ、ほんと。

4/4 9:30

いつもの「まむし道」じゃなく、王の墓ルートで獅子窟寺へ。

4/4 9:39

ありゃりゃ。竹林を綺麗に整備されていて、テキトーに登ったら急斜面だったw

4/4 9:42

ナントカ、本道に復帰。かなり大回りした〜。

4/4 9:43

坂口の墓地に着きました。後方中央のお地蔵さんは、交野市石造文化財調査報告書によると、室町期の造立と推測されてます。

4/4 9:47

王の墓と呼ばれる石塔二基、亀山上皇及び皇后の供養塔とのこと。

4/4 9:48

ズラリと並んだ歴代住職さんのお墓。

4/4 9:53

お大師さまの水。ここから湧き出した水は、川東さんの横を通ります。

4/4 10:00

本日のお目当て、獅子窟寺・三十三観音めぐりの内、三十三番／十一面観音さんにご挨拶。一番から三十二番は、道沿いに祀られています。

4/4 10:01

獅子窟寺の境内と桜。憩いの場所です。

4/4 10:05

獅子窟寺・三十三観音・一番／如意輪観音
薬師堂から階段を上がってすぐの場所です。

4/4 10:06

アビラウンケンの石碑。アビラウンケンとは「地水火風空」を表す呪文です。怖いモンとはちゃいますよ。

4/4 10:09

獅子窟寺・三十三観音・二番／十一面観音
男岩・女岩、背後は男岩なのか？お大師の水から移動させたらしい。

4/4 10:11

獅子窟寺・三十三観音・三番／千手千眼観音
ハイキング道をちょっと進んで左手の斜面。

4/4 10:13

獅子窟寺・三十三観音・四番／十一面千手千眼観音
最初のカーブを曲がった先の斜面に立つ。

4/4 10:15

獅子窟寺・三十三観音・五番／十一面千手千眼観音
次の大きくカーブした先の斜面に立つ。

4/4 10:19

獅子窟寺・三十三観音・六番／十一面千手千眼観音
送水管のパイプ前、ここから数体は、道の右側に立つ。

4/4 10:20

獅子窟寺・三十三観音・七番／如意輪観音
やや勾配がキツクなってきた。

4/4 10:21

獅子窟寺・三十三観音・八番／十一面観音
後方に尾根道？気になるなぁ。

4/4 10:23

獅子窟寺・三十三観音・九番／不空羂索観音
十一面千手観音さんかも。見分けは難しい。

4/4 10:25

獅子窟寺・三十三観音・十番／千手観音
登りで左手に立つ。

4/4 10:26

獅子窟寺・三十三観音・十一番／准胝観音
今度は右側。准胝とはチュンダーの音写で、仏母を表すと云う。

4/4 10:28

獅子窟寺・三十三観音・十二番／千手観音
獅子窟寺の寺内墓のあるところ。前回、下から上がってきた。入っちゃダメですよ。

4/4 10:29

獅子窟寺・三十三観音・十三番／如意輪観音
ここから平坦なルートとなる。

4/4 10:31

獅子窟寺・三十三観音・十四番／如意輪観音
倒木に隠れて見落としがちな如意輪さん。

4/4 10:32

獅子窟寺・三十三観音・十五番／十一面観音
この辺りは穏やかなので、保存状態も良好。

4/4 10:33

獅子窟寺・三十三観音・十六番／十一面千手千眼観音
台座の文字も読めますね。

4/4 10:35

獅子窟寺・三十三観音・十七番／十一面観音
みろく岩を背後に立つ。台座に「道修町」と刻む。

4/4 10:38

獅子窟寺・三十三観音・十八番／如意輪観音
宝篋印塔とともに立つ。みろく岩の上部と思われる。

4/4 10:39

獅子窟寺・三十三観音・十九番／千手観音
交野里山ゆうゆう会のボランティアさんによって、助け起こされた観音さん。

4/4 10:40

獅子窟寺・三十三観音・二十番／十一面千手千眼観音
狭い山道に、斜め向かいで立つ。

4/4 10:42

ここで位置を確認。Apple Watch単独なので、位置の特定に時間がかかります。

4/4 10:44

獅子窟寺・三十三観音・二十一番／聖観音
やや道から外れて奥まったところに立つ。うっかり見落とすかも。

4/4 10:46

獅子窟寺・三十三観音・二十二番／千手観音
岩の上に立つ。

4/4 10:50

獅子窟寺・三十三観音・二十三番／十一面千手観音（聖観音）
八丈岩の前、ここまでがハイキング道沿いの観音さんです。

4/4 10:52

獅子窟寺・三十三観音・二十四番／十一面観音
八丈岩から南へくだって、岩の下に立つ。背後は八丈岩。

4/4 10:55

獅子窟寺・三十三観音・二十五番／十一面千手千眼観音
さらに尾根道を下った先に立つ。

4/4 11:02

獅子窟寺・三十三観音・二十六番／聖観音　十一面千手観音
T字分岐で鏡岩方向へ進んだところ、岩の上に立つ。袈裟がけ岩と思われる。

4/4 11:05

正面に前回下ってきた尾根道が見える。コレでやっと繋がりました。

4/4 11:05

獅子窟寺・三十三観音・二十七番／六臂如意輪観音
巨大な鏡岩の下に立つ。下れば龍岩窟の不動明王像に通じる。

4/4 11:09

獅子窟寺・三十三観音・二十八番／聖観音（如意輪観音）
鏡岩からT字分岐へ戻り、尾根道の手前に立つ。如意輪さんだと思うけどなぁ。

4/4 11:09

ゆうゆう会の方がロープを設置してくださいました。尾根を下ります。

4/4 11:18

獅子窟寺・三十三観音・二十九番／馬頭観音
なんと！竹林への分岐で、斜面下に落下されてました。逆さまになってる。助けたいけど、無理してさらに下まで落ちるとヤバイから、ゆうゆう会の方にお任せします。もう少し待ってね。

4/4 11:21

台座はさらに下まで落ちてました。確保されてるので、すぐに救出作業なさるでしょう。

4/4 11:22

竹林へのルートも確保されています。ありがたい。

4/4 11:24

獅子窟寺・三十三観音・三十番／千手千眼観音
前回、お助けした千手さんです。発見から2年あまり。石仏の重さを、我が手で実感しました。

4/4 11:27

さて、三十一番はどこだろう。巨岩の周辺じゃないだろうかと、ウロウロしました。ここにはありません。

4/4 11:36

獅子窟寺・三十三観音・三十一番／千手・十一面・聖観音三尊一体
かなり立派な観音さんです。倒木の根起こしに巻き込まれて、倒れておられました。何度も前を通ったのになぁ。

4/4 11:43

さて、最後の観音さんは石仏の広場にいらっしゃいます。倒木をくぐって進む。

4/4 11:46

獅子窟寺・三十三観音・三十二番／千手千眼観音
そもそも、2019年4月に、こちらの観音さんと出会ったのが始まりでした。

4/4 11:46

銘号碑や板碑なども祀られています。墓地の一部だと思ったのですが。。。ここから尾根道に通じてるかも。

4/4 11:50

倒木のため、崖状の急斜面を下って道へ出た。

4/4 11:51

土生川ルートとの分岐目印です。一石五輪塔の台座に金剛界四仏を表す梵字を陰刻してあります。なかなかの一品ですよ。

4/4 12:00

旧道場エリアの主峰であるP248へ向かいます。

4/4 12:03

コバノミツバツツジかな。そろそろ季節ですね。

4/4 12:10

到着しました。山名がないのはさみしいけれど、「きつね山」はないやろ。もっと良い山名を考えてください。

4/4 12:10

見晴らしサイコー。汗ばむ陽気です。

4/4 12:20

北河内線70号鉄塔への巡視路分岐です。下ると豊水潤ノ滝からハイキング道に通じてるけど、巡視路マニア以外は自重しましょう。

4/4 12:22

この先は鉄塔巡視路として整備されています。ややこしい倒木はありません。

4/4 12:31

いつもの六方辻に到着。お腹すいたけど、キャンプ場まで頑張るかぁ。

4/4 12:35

鉄塔周辺を伐採されました。斜面下の巨岩が良く見えるようになった。

4/4 12:51

キャンプ場に着きました。今日は助六弁当です。ツナ巻をキュウリ巻に変更してくれないかな。

4/4 13:18

食後の散歩。ラクウショウの呼吸根と仲良くショウジョウバカマが並ぶ。

4/4 13:21

水芭蕉は真っ盛りですね。

4/4 13:25

今日はいっぱい咲いてたカタクリ。これから開くところですね。

4/4 13:40

さて、今日もそよかぜの路で帰ることにしました。

4/4 13:49

うーん。前回のヤバイ道の方が歩きやすかったなぁ。

4/4 13:50

見晴らしポイントから見る生駒山です。下山は六方辻から。

撮影機器：

Google Pixel 5a (5G) SIMフリー Google

装備

MYアイテム

Ikoma Nature Walk

重量：0.19kg

感想

Ikoma Nature Walk

獅子窟寺・旧道場エリア探索 その2として、「三十三観音の石仏」を紹介します。

2019年春、カタクリの開花情報を得て、いつものマイナールートで「くろんど園地」へ向かいました。その過程でいろいろな出会いと発見。最初は三十二番の千手千眼観音でした。その頃は、今ほど倒木は酷くなかった。翌年、三十番の千手観音さんが、大岩の下で倒れているのを発見。すぐにも助け起こそうと考えましたが、人骨を警察に届けたり、その翌年に右足の怪我やらで、2年の月日が経ってしまいました。

そして先月末に、ようやく千手観音さんを助け起こすことに成功すると、獅子窟寺からの依頼で「三十三観音」を整備する方と出会いました。交野里山ゆうゆう会の方です。三十三観音のことは、その時知りました。

てなワケで、今回はまだ見ぬ二十九番と三十一番を探して、全ての観音さんを特定することにしました。いずれも、発見できましたが、これまで何度も歩いているルート上に倒れておられたのです。なぜ、今まで気がつかなかったのでしょう。とても不思議です。

倒れている観音さんは、交野里山ゆうゆう会の方が、近い将来に救出されると思います。その頃を見計らって、再訪することといたしましょう。