まだまだ厳冬だった日光男体山

2014年03月08日(土) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 7.0km
• 登り: 1,257m
• 下り: 1,267m

コースタイム

7:50中禅寺湖県営第一駐車場−12:05男体山山頂12:20−14:10中禅寺湖県営第一駐車場

天候

曇り時々晴れのち雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

中禅寺湖までの道路は完全に除雪されていたが、所々に圧雪が残っている。県営湖畔第一駐車場には除雪した雪が積まれていて200台以上の駐車スペースに5、6台くらいしか停められない状況。無料開放されていた。

登山ルートにトレースはあるものの、所々埋まっている箇所もあって軽いラッセルだがワカンは必要なかった。ピッケルも必要ないがストックは必需品。コース上に危険な箇所は特にない。
ただし樹林帯を抜けた9合目から上は強風時折暴風が吹き、バラクラバなどで完全武装しないと顔が凍傷になったと思う。

写真

3/8 8:59

4合目鳥居

3/8 10:14

6合目上部

3/8 11:03

8合目上部

3/8 11:44

頂上直下

3/8 12:05

山頂の大剣は凍り付いて真っ白

3/8 12:08

とりあえず登れてよかった

3/8 12:09

山頂の鐘もここまで埋まっていた

3/8 12:16

山頂付近は視界なく真っ白

3/8 12:24

さっさと下山します

3/8 12:27

さっさと下山します

3/8 12:31

3/8 12:41

8合目付近

3/8 12:43

8合目付近

3/8 12:50

フカフカの雪で気持ちいい

3/8 13:19

中禅寺湖に向かって下りていく

3/8 13:44

4合目

3/8 14:03

麓の樹林帯

3/8 14:12

駐車場の雪はほとんど除雪されてなくて車はほとんど停まっていない。

3/8 14:44

華厳の滝も真っ白

3/8 14:47

男体山。最後まで上のほうはガスってました。

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

OLYMPUS STYLUS TG-630 Tough オリンパス

感想

hinafukuro

3月というのに第一級の寒波がまだ居座っていて強い冬型の気圧配置、でも運よく晴れないかなぁと淡い期待を抱いて極寒の男体山に登ってきました。
パートナーはまきさん。

県営第一駐車場には7時過ぎに到着。車は2台しか停まってなかった。
ここで標高は1280mくらい、気温はマイナス9℃。車の外に出て準備をしている間にどんどん指先の感覚が無くなってくるくらい寒い。
2月の大雪後3週間が経つが、どのくらい雪が締まっていてトレースがあるか分からないので、スノーシューとワカンを持って7:45にスタート。

歩き始めからトレースはついているものの足跡程度で、完全に踏み固められてはいない。ところどころトレースが埋まっている箇所もあるが、つぼ足でも足首が埋まるくらいまでしか沈まない程度に雪は締まっていて、樹林帯を順調に登っていく。時々急斜面で足元が崩れて登りにくいところあり。
天気は曇りで晴れ間もあるけど雪も舞う感じ、景色は中禅寺湖がかろうじて見えるくらいでまわりの山は残念ながら見えない。
気温も相変わらず低いけど、歩いている分には全然寒くない。

先行者2人組に6合目付近で追いつき、先頭交替。しかし7合目で休憩している間に、またその2人には先に行ってもらった。
この辺りまで登るとフッカフカの真っ白な雪が綺麗で気持ちいい。
8合目あたりで頂上から降りてきた人とすれ違い、速いなと思ったら6時半から登りはじめたとのこと。
9合目で樹林帯を抜けるとその上は強風暴風地帯。バラクラバを装着しないと顔が痛くて登れないと思う。時々強風にあおられ風が弱まるまで休んだりしながら最後の登り。ここが一番大変だった。

男体山頂到着は12:10。
風の強い吹きっさらしの山頂だけど積雪は1m以上あって、2ヶ月前に登ったときとは別世界な風景。
いつもはピカピカの大剣も凍り付いて白くなっている。
風が強くて気温はマイナス15℃以下。さすがに寒いので、小屋の陰で補給をして、残念ながら雪が降っていて景色も真っ白なのでさっさと下山する。

下りも9合目までは慎重に。さすがに下りは速くて楽。7合目で落ち着いて休憩して、バラクラバも脱いだ。でもさらに風は強くなった感じで、後で調べたら1900m付近の午後3時の風速は19mだったので、山頂付近は暴風だったと思われ。途中5人くらいで登るパーティとすれ違ったが、あの人たちは山頂まで登れたんだろうか。。
その後も順調に下って、14:10に県営第一駐車場に戻って来れました。
山頂付近ではどうなることかと思ったけど、冬山気分を満喫できて終わってみれば充実した楽しい山でした。

コメント

garuru_2

冬山、雪山ｗｗ
すごいっ、HINAさんが書くと本当に状況が忠実によみがえってくるわ。
雪質が変わっていくのも面白かったね。
ザクッザクッと霜柱を崩すような感じから、プリプリしてきて、サラサラになる。
きれいな雪だった。山頂はすごい風で吹き飛ばされそうだったけれど、
暴風が来た時には低姿勢でじっと踏ん張って耐えた。
なんかすごい山に登っているみたいで楽しかった〜！！
HINAさんの先へ先への忠実な装備のアドバイスのおかげで、寒いことなく快適な登山でした。ありがとうございました

hinafukuro

Re: 冬山、雪山ｗｗ
9合目から上、それまでとは違って急激に過酷な状況になったので、
これはもしかしたら申し訳ない所へ連れてきてしまったかもと思い
ましたが、まきさんは全然辛いそぶりもみせずに風によろけながらも
登ってくれたのでよかったです！
とにかくこれもいい経験でしたね。