沼津アルプス
- GPS
- 05:53
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:46
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
これまで単発で攻めてはいましたが、
端から端まで歩いてみようという事で。
沼津アルプスは、
北から
△香貫山
][八重坂峠
△横山
][横山峠
△徳倉山
][志下坂峠
][馬込峠
][志下峠
△鷲津山
][多比峠
][多比口峠
△大平山
( ][江間峠
△大嵐山 )
などの山と峠からなる連峰で、
最高峰の鷲津山でも392mと低山な割に、
起伏が激しく鎖場というか岩場を梯子で昇り降りしなくてはいけないという、
全体を縦走しようとすると難易度は低くは無いと思う。
結構なロングコースだし。
ただし低山だけあってエスケープルートもたくさん有る。
スタート地点の近くにせっかく江間氏館があるので、
北條寺とセットでとりあえず訪れてから登山開始。
ここから最初のピークである茶臼山までに、
削平地と石組のあとのようなものがあったので、神社遺構かなぁ?と思う。
次のピーク、大嵐山は、日守山と別名がつけられて日守山公園となっている。
公園内には木柵が巡らせてあり、山頂へはその柵を乗り越えて入らなくてはいけない。
柵から外に行く為には許可が必要とか書いてあったけど、これはどういう事?
日守山公園から大平山に向かう登山道へは、
木柵を文字通り乗り越えて行かないといけない。どういう事?
江間峠は見事な石切場で、かなり狭い登山道の際まで垂直に地面が切り取られていた。
結構危ない。
この峠道は面白い。
大平山に向かう途中で、大平城のある尾根から合流する。
大平新城及び古城から鷲津山は数年前に来ているので、
即ちこれ以降しばらくは二度目の行軍となる。
高難易度なのはここから大平山までの道のり。
垂直な大岩を梯子で登って降りてを繰り返す。
この危険な感じが、沼津アルプス縦走を面白いコースにしてくれていると思う。
城好きな自分としては、
多比口峠付近から、二重堀切が多用されているように感じられる。
鷲津山砦もどれほど利用されていたのか分からないけれど、
山頂付近の削平や造作よりも、尾根を断ち切る堀切が多用されていたと考えても面白い。
それから暫くは、所々に景色の良いポイントがある。
以前は志下坂峠からエスケープしたので、これより北は未知の道。
象の背山を巻いたあと、切岸が確認できる。
これはしおみち広場にある説明板の通り、桑畑が作られた時のだろうか?
さらに北へ向かうと、太平洋戦争遺構である銃座が!
ぽっかりと地面に穴が掘られていて、びっくりした。
こんな遺構が残されているとは驚きだ。
志下坂峠から麓までの道にかなり沢山の何重にも石垣があって、
当時は、いったい何なんだーー???!!
って興奮していたけれど、香貫台分岐に書いてある事が答えかな?
横山峠の手前に、どう見ても堀切、薬研堀なんだけど、
これはただの後世の峠道なのだろうか……?
直ぐ北にある切り通し峠道とは全く違う切り方なんだけど。ちょっと気になる。
横山へはもう3度来ている。
初めてこの地域の山に来た時、香貫山から横山までやって来て、
そこから徳倉城まで降りる道が分からずに、
来た道を八重坂峠まで戻って撤退したのが1回目。
2回目は、横山から徳倉城までの降り方が分かったので来たのだった。
実際には横山頂上よりも結構西の斜面を降りていくのが正しいのだけれど、
今回はもちろん沼津アルプス縦走が目的なので、そのまま香貫山に向かう。
結構なロングコースだけど見所は多く楽しめる。
途中に降りる道にも気になる遺構があるので見に行ってみたいなぁ。
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