記録ID: 4149004
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ハイキング
奥武蔵
鎌倉街道上道を歩く (5) 萌え色の北武蔵 武蔵嵐山→児玉
2022年04月08日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:13
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 86m
- 下り
- 43m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 9:10
距離 32.6km
登り 90m
下り 58m
7:45
7:46
13分
武蔵嵐山駅入口十字路 (街道ここから)
8:24
8:33
0分
嵐山小川IC十字路
8:33
30分
奈良梨十字路
9:03
9:08
25分
万福寺
9:33
9:34
9分
四津山神社入口
9:43
9:46
9分
小川町・寄居町の境
10:21
9分
今市薬師堂
10:30
10:34
3分
塚田地区の畑
11:08
11:10
30分
山王坂
11:40
8分
花園橋南詰
11:48
17分
花園橋北詰
12:05
12:30
17分
三ツ矢堂製麺(昼食)
12:47
12:49
6分
於茶々が井戸
12:55
7分
秩父往還との十字路
13:02
13:15
36分
秩父鉄道の踏切(撮り鉄)
13:51
5分
八高線の鎌倉街道踏切
13:56
13:57
10分
用土の諏訪神社
14:07
14:09
7分
小栗地区で桜撮影
14:28
14:39
3分
天神橋交差点
14:52
16分
大仏地区南東の古道入口
15:08
15:09
4分
大仏地区北西の古道入口
15:44
15:45
11分
広木一里塚跡
15:56
15:57
8分
小山川千本桜の断絶点南側
16:05
16:06
7分
十二天橋
16:13
16:22
12分
小山川千本桜の断絶点北側
16:34
16:36
6分
本町交差点
16:52
歩行中の平均速度は約4.6km/h。
久しぶりの32km歩き、運動不足、朝方の強い向かい風、昼前からの暑さ……とにかく疲れました (汗
久しぶりの32km歩き、運動不足、朝方の強い向かい風、昼前からの暑さ……とにかく疲れました (汗
天候 | 快晴。朝は北からの向かい風で苦しむも、やがて止んで昼前から暑い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
GOAL……JR八高線・児玉駅まで。 途中、秩父鉄道・小前田駅と、JR八高線・用土駅の近くを通ります。 それ以外の区間でバスを利用できるのは、熊谷と小川町を結ぶ国際十王交通のバスが通る奈良梨と、赤城乳業工場から先の児玉の街(本庄駅行き)のみです。一旦踏み込んだら必ず歩き切る覚悟が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどは舗装路を進みます。 途中、路側帯すらほとんどない割には大型のトレーラーやダンプカーがひっきりなしに来る区間も少なくなく【非常に危険】ですので、今回の区間の鎌倉街道上道歩きは、基本的に旧街道マニアの方でなければお勧めしません (汗)。 中山道の和田峠越えを歩き、路側帯がほとんどない道の恐怖の洗礼に耐えた方であれば、何とかなるでしょう。 もちろん、歩道がある区間もあり、部分的にはとても良い雰囲気を楽しめるところもありますので、ご興味を持たれた方は適宜一部区間をチョイスして下さい。 赤浜地区の普光寺の前後、及び近年美里町が道標を整備した大仏地区の古道は未舗装ですので、トレッキングシューズやスニーカーが必須です。 |
写真
01. 池袋から東武東上線に乗り、約1年ぶりに武蔵嵐山で下車しました (写真の電車は上り池袋行き)。今は廃刊となった『週刊読売』の「新日本百景」に武蔵嵐山界隈が選ばれた旨の標柱がホームに立っていますが、昭和30年代選定のようで、当時の行楽ブームの中で東京〜武蔵嵐山の適度な距離感がウケたのでしょうか。
04. 東武東上線の踏切に近づいたところで池袋行きが行ってしまい、その直後に来た小川町行きをパチリ。
なお、旧街道は少々東側を通っていますが、東武東上線建設時に線路のスロープを設けるために地形が削られたようで、断絶しています (先が長いので中断点まで行ってみるのは省略 ^^;)。
なお、旧街道は少々東側を通っていますが、東武東上線建設時に線路のスロープを設けるために地形が削られたようで、断絶しています (先が長いので中断点まで行ってみるのは省略 ^^;)。
13. 今回歩いた区間のうち武蔵嵐山〜今市間は、荒川の花園橋や関越道の嵐山小川ICにつながるメインルートとなっており、トレーラーやダンプカーがひっきりなしに行き交いますが、その割には路側帯がこの程度しかない場所も多々あり、超ヒヤヒヤ。新川を渡る手前のカーブです。
18. 奈良梨の北の草加地区から、堂平山と笠山の眺めが見事!
帰宅して改めて「奈良梨+鎌倉街道上道」でググってみたところ、断絶した古道が画面奥のあたりを通っていたようで……(今回歩いている場所の多くは江戸時代以後に児玉往還として整備された模様)。
帰宅して改めて「奈良梨+鎌倉街道上道」でググってみたところ、断絶した古道が画面奥のあたりを通っていたようで……(今回歩いている場所の多くは江戸時代以後に児玉往還として整備された模様)。
27. 今市宿の北西端にある薬師堂は、ご開帳の縁日だったようで、地元の御婦人で賑わっていました。県道を左に曲がるとダイレクトに花園橋に達しますが、鎌倉街道上道はここで右に折れます。
37. 普光寺の脇にある鎌倉街道上道の古道は未舗装区間となります。この先、アイリスオーヤマ工場脇に出ると、「山王坂」の道は完全に竹林に飲み込まれて通行不能ですので、県道を若干西に向かったのち、荒川沿いに下る道に入ります。
52. 秩父鉄道の鎌倉街道踏切に到着〜。10分待てば電車が来るというタイミングでしたので、小休止しておみくじを引いてみたところ、東急8090系の中間車を改造した7800系参上〜!
59. 天神橋・大沢小学校入口交差点の脇にある、埼玉県で最も小さな酒蔵「天仁」。
ゴールまではまだまだ歩きますので、残念ながら通過 (汗
交差点前のセブンイレブンにて、この後通過する赤城乳業の工場へのリスペクトも兼ねて、ガリガリ君をかじりました w
ゴールまではまだまだ歩きますので、残念ながら通過 (汗
交差点前のセブンイレブンにて、この後通過する赤城乳業の工場へのリスペクトも兼ねて、ガリガリ君をかじりました w
61. こんなところも歩きます w (来し方を振り返る)
途中で道標を見落とし、国道254号線に出てしまったのですが、再び道標を見つけて戻り、古道をしっかりヤマレコ赤線として記録しておきました w
途中で道標を見落とし、国道254号線に出てしまったのですが、再び道標を見つけて戻り、古道をしっかりヤマレコ赤線として記録しておきました w
62. 大仏地区の古道で一番シビれたのがここ! 舗装路との合流点手前の激細道! (来し方を振り返る)
中山道の下諏訪界隈にある、短距離の激狭区間を思い出しました。昔はもっと幅が広かったのでしょうけど、いつしか道が御用済みとなり、脇の家が広がり……。
中山道の下諏訪界隈にある、短距離の激狭区間を思い出しました。昔はもっと幅が広かったのでしょうけど、いつしか道が御用済みとなり、脇の家が広がり……。
65. 広木一里塚跡で左折し、赤城乳業・本庄千本さくら工場の南側を進みます。
ガリガリ君をはじめ、赤城乳業の多くのアイスがここで生産され、画像にある5つの積み込みブースから全国へと出荷されます!
全国の年間アイス消費量の10%がここで生産されているとか!
ガリガリ君をはじめ、赤城乳業の多くのアイスがここで生産され、画像にある5つの積み込みブースから全国へと出荷されます!
全国の年間アイス消費量の10%がここで生産されているとか!
71. ちょこっと鎌倉街道上道から外れて、本町交差点から児玉の街並みを望む。往時はここが、より江戸に近い児玉の中心街だったのかも知れませんが、今では街の中心はこの先の仲町三叉路周辺に移っているようです。
73. 八高線の児玉駅に無事ゴール!
そこで、お疲れコーラを……と思ったものの、コカコーラを売っている自販機がない orz
駅前通りを数百m歩いてようやく缶のコカコーラを見つけ、児玉折り返しで高崎に向かう列車をバックに乾杯!
そこで、お疲れコーラを……と思ったものの、コカコーラを売っている自販機がない orz
駅前通りを数百m歩いてようやく缶のコカコーラを見つけ、児玉折り返しで高崎に向かう列車をバックに乾杯!
74. 児玉発1738の高麗川行きに乗り、寄居で下車せずに小川町まで乗ると、僅か4分の乗り換えで急行池袋行きに連絡し、さらに森林公園で川越特急池袋行きに連絡! 華麗なリレーで、児玉から池袋まで1時間40分で着いてしまいました♪
池袋中華街にて、蘭州ラーメンの大盛りとシシュカバブうまうま〜!
池袋中華街にて、蘭州ラーメンの大盛りとシシュカバブうまうま〜!
75. 新宿ではちょうどうまい具合で、江ノ島線に向かうホームウェイ87号の時間にあたりましたので、埼京線の車内でスマホをいじって特急券を購入し、素晴らしき一日をロマンスカーでシメ!となるはずでしたが・・・人身事故のため相模大野止まりに変更となりショボーン。
感想
今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、個々のキャラの設定が「それはどうよ?」と思う面も多々あるものの(その際たるものが、空気読めないブチ切れキャラの義経 ^^;)、なかなか面白く、気がついてみれば「もう今日の回は終わりかよ」と見入っております。中山道を歩き切った立場から見ますと、木曽義仲にはどうしても思い入れざるを得なかったり、まぁいろいろあります w
というわけで、デルタだ多忙だと何だかんだで約1年ご無沙汰となってしまっていた鎌倉街道上道歩きを、再び巡ってきた桜咲き舞い散る季節に前に進めたいと思いまして、武蔵嵐山から児玉までの埼玉県北部ゾーンを歩いて参りました。線路から離れた、自分自身が全く知らないエリアには、季節の表情豊かな里が広がっており、こんな風景の中を坂東武者が縦横無尽に駆け巡っていた昔に想いを馳せたのでありました。
これで、ダンプカーやトラック、トレーラーの類がもっと少なければ……。
今回のルートの多くは抜け道として今でも積極的に使われており、大型車にヒヤヒヤしたものですが、これもまた主要な旧街道が現代でも生きていることのあらわれで、仕方ないと思うべきなのかも知れません。
次回はいよいよ、今回と同じ程度の距離を歩いて、高崎城、というか高崎市役所の展望台に到着して完歩!とする予定ですが、さてどんな季節に歩こうか……。出来ればこの勢いで、芽吹き〜新緑狙いで早めに歩こうかと思うのですが、さて。
以上、旧街道歩きのレコではございますが、ご覧頂きありがとうございました m(_ _)m
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