駅から富士吉田口一合目(誕生日に五合目を目指すも一合目で撤退)


- GPS
- 11:15
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 730m
- 下り
- 736m
コースタイム
天候 | 晴れ、無風 気温 夜間-7℃、AM6馬返し-10℃、下山中-7℃、富士吉田市内0℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【吉田口登山道】舗装道路は中の茶屋まで除雪済み、馬返しまでトレースあり 【吉田口遊歩道】圧雪、トレースあり 【一合目から先】膝まで埋まる積雪、トレースなし 【参考までの積雪量】2月の大雪で富士吉田市内1m、三ツ峠山2m、通年営業の佐藤小屋が休業するレベル |
写真
感想
今回は完全に不謹慎な記録です
誕生日に富士山の見える山に登りたく計画してみるが
山荘泊りの山はどこもかしこも2月の大雪の影響で入山はご遠慮ください状態
それなら直接富士山に登ってみようって事で
登頂は当然無理だけど、吉田口の五合目までならハイキングレベルでなんとかなるかなと
五合目から御来光が見えたらいいなーと、何かあってもいいよう日中の行動時間を増やす為に、0時スタートで計画
装備は28Lのザックに日帰り冬山ハイキング+1
最終で富士急行線の富士山駅で降り、日付変更と同時にハッピーバースデートゥミースタート
金鳥居から無人の商店街を抜け冨士浅間神社へ、境内は凍結がすごいです
参拝後、アイゼンを装着し神社裏の吉田口遊歩道の入口を探すが見つからない
除雪された道の雪の壁から先は雪原にしか見えず、まさか方向だけをたよりに雪の上を歩くわけにもいかないので
終了、始発電車で帰るべく帰路に着きました・・・が
吉田口登山道の車道側も遊歩道と同じかと思ったら、きっちり除雪されてるじゃありませんか
未処理の歩道は太股まで埋まるレベルですが、凍結も無く車道はノーアイゼンで歩けます
車に注意しながら南へ、結局1台もすれ違いませんでしたが
市街地で0℃だった気温も-7℃になり、低体温症にならないように自身を確認しながら歩きます
真っ暗な分、夜空の星がとても近くに感じました
除雪された道は中の茶屋で終わり、茶屋から先は雪道になってました
最近できたワカンのトレース跡があったので、使わせて戴きました
3時頃からパラパラと雪が降り出してき、5時には止みました
予定時間をかなりオーバーし6時前に馬返しに到着、ただの雪原ですね
-10℃でペットボトルの水は凍りましたが、山専ボトルの中はお湯のままでした(ステマ)
朝ごはんに凍ったパンを食べた後、とりあえず一合目へ
馬返しの鳥居から先はノートレースです、いつ付いたのか分からない跡だけですね
道ははっきりとしているので20分で一合目に着きました
目的地である五合目まで向かおうか悩みましたが、足跡なし、膝まで埋まる積雪なので、ここから先はガチ登山の世界と判断し断念しました
快晴無風と絶好の日和に富士山を見れないまま、ションボリとした気持ちで下山開始
お休み処の前でふと振り返ると、そこには富士山の頭がくっきりと
樹林帯からの写真なので感動をお伝えできませんが、頂上に舞う雪煙までもが目視ではっきりと見えました
馬返しからは遊歩道で下りました
スノーシューの跡がありましたが、厚く締った雪なので普通に歩けました
下にどんだけ積もっているか想像したくありませんが
夜中に歩いた車道はすぐ隣に見下ろす感じで、日中は車の往来が激しかったです
神社裏の遊歩道入口は、なんだこんなとこかーなオチがつきました
なにはともあれ無事に富士山駅に到着、ふじやま温泉でオツカレサマ
富士山吉田口五合目を駅から目指し、一合目で引き返してきました
今回は単独、夜間、低体温症と遭難フラグを立てまくりです
一般登山レベルでの厳冬期富士山は一合目でもヤヴァいです
事故、怪我、凍傷もなく、無事に下山できたのが1番の誕生日プレゼントだと思います
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