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Yamareco

記録ID: 4153558
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

那岐山8の字,麓で楽しむ春の花。

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:08
距離
13.3km
登り
1,430m
下り
1,424m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
0:51
合計
7:07
7:28
5
7:33
7:34
10
8:22
8:25
38
9:03
9:06
6
9:12
9:12
4
9:16
9:23
12
9:35
9:35
23
10:02
10:02
47
10:49
10:51
59
11:50
11:57
43
12:40
13:04
5
13:09
13:09
3
13:12
13:12
9
13:21
13:22
24
13:46
13:47
28
14:30
14:30
5
14:35
14:35
0
14:35
ゴール地点
B,Cコース,東仙コースは歩きやすい一本道。西仙の渓流コースのみ馬ノ背小屋に上がるまでに,一部踏み跡がはっきりしないところがあった。
天候 快晴,春の霞で遠望は隠れる...。
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市より美作道,勝央町経由で那岐山登山口へ。朝7時だと第3駐車場は余裕しゃくしゃく。
コース状況/
危険箇所等
那岐山B,Cコースはいつも通りのよく整備された道。階段だらけの東仙コースはところどころ木の階段が傷んでいるところがあった。西仙コースは一部道が不明瞭な部分がある。渓流コースには標示があるので迷うことはない。倒木で道が塞がれている場所あり。
その他周辺情報 久々に美作市営露天風呂に浸かって帰る。400円ぽっきりとリーズナブル(石鹸等は使えません)。
好天に誘われ,1月以来の那岐山におじゃま。前回来たときは戦車道分岐付近から道路の状態が悪く,那岐山山の駅から雪の道を歩いた。第三駐車場は,自分を入れて4台だけ。
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好天に誘われ,1月以来の那岐山におじゃま。前回来たときは戦車道分岐付近から道路の状態が悪く,那岐山山の駅から雪の道を歩いた。第三駐車場は,自分を入れて4台だけ。
水場の手前。まだつぼみすらないショウジョウバカマの株を見ながら上へ。
3
水場の手前。まだつぼみすらないショウジョウバカマの株を見ながら上へ。
水場の上にダンコウバイ。冬枯れた山に早春の花木。
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水場の上にダンコウバイ。冬枯れた山に早春の花木。
日当たりのよい場所のアセビは花が付き始めた。まだまだつぼみが多くて初々しい。
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日当たりのよい場所のアセビは花が付き始めた。まだまだつぼみが多くて初々しい。
大神岩にとうちゃこ。霞んでいる日名倉山と後山を遠望する。南方面は視界が悪く,県南の山や小豆島は全く見えない。
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大神岩にとうちゃこ。霞んでいる日名倉山と後山を遠望する。南方面は視界が悪く,県南の山や小豆島は全く見えない。
シジュウカラがにぎやかに頭上を通り過ぎる。ヒガラの声も至るところに響く。
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シジュウカラがにぎやかに頭上を通り過ぎる。ヒガラの声も至るところに響く。
至近距離で警戒音を発するウグイス。これもにぎやか。
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至近距離で警戒音を発するウグイス。これもにぎやか。
三角点峰に上がりきった。北西方面にはゼブラな伯耆大山が霞む。
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三角点峰に上がりきった。北西方面にはゼブラな伯耆大山が霞む。
北方向には恩原の三国ヶ山。雪が多かったせいだろうか。上斎原の山々には白いところが目立つ。
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北方向には恩原の三国ヶ山。雪が多かったせいだろうか。上斎原の山々には白いところが目立つ。
本日1回目の那岐山頂。前回来たとき山頂標は雪に埋もれて分からなかった。
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本日1回目の那岐山頂。前回来たとき山頂標は雪に埋もれて分からなかった。
ところどころ残雪がある稜線。滝山方面へ向かう人もちらほら。
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ところどころ残雪がある稜線。滝山方面へ向かう人もちらほら。
縦走路はところどころ泥道になっている。東仙コースに向けて下る。
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縦走路はところどころ泥道になっている。東仙コースに向けて下る。
東方面。まだ雪を被った氷ノ山が正面に見える。
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東方面。まだ雪を被った氷ノ山が正面に見える。
扇ノ山,氷ノ山,三室山,東山,後山。宍粟の山々は,白い雪が残る場所が多かった。
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扇ノ山,氷ノ山,三室山,東山,後山。宍粟の山々は,白い雪が残る場所が多かった。
階段だらけの東仙コース。山の北側斜面には雪が残る場所が多い。
3
階段だらけの東仙コース。山の北側斜面には雪が残る場所が多い。
青空にコブシの花が美しい。この辺りはこれからが春の盛りのようだ。
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青空にコブシの花が美しい。この辺りはこれからが春の盛りのようだ。
そして東仙コースの下の方,防獣ネットの中に,少しだけイワウチワが自生している場所がある。この4月,湯原の雨乞山には遅く,伯州山にはやや早い。ここで出会えたことに感謝しよう。
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そして東仙コースの下の方,防獣ネットの中に,少しだけイワウチワが自生している場所がある。この4月,湯原の雨乞山には遅く,伯州山にはやや早い。ここで出会えたことに感謝しよう。
食害防止ネットに守られ,辛うじて生き延びている。日差しを浴びて元気に開く。ネットの外に生き延びる二株も発見した。
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食害防止ネットに守られ,辛うじて生き延びている。日差しを浴びて元気に開く。ネットの外に生き延びる二株も発見した。
また,彼らの季節が巡ってきた。立派なアオダイショウが悠々とおさんぽ。
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また,彼らの季節が巡ってきた。立派なアオダイショウが悠々とおさんぽ。
東仙,西仙コースの下はミツマタ天国。道沿い,川べり,山林と,どこまでも黄色い花が並んでいる。
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東仙,西仙コースの下はミツマタ天国。道沿い,川べり,山林と,どこまでも黄色い花が並んでいる。
林の中にクロモジの花。この時期の山には白と黄色の花木が多い。
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林の中にクロモジの花。この時期の山には白と黄色の花木が多い。
沢のせせらぎを聞きながら,東仙,西仙コースの登山口まで下りきった。ここからは上り返し。鳥取側の登山口には車が2台。
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沢のせせらぎを聞きながら,東仙,西仙コースの登山口まで下りきった。ここからは上り返し。鳥取側の登山口には車が2台。
沢ではミソサザイがにぎやか。大きな声で縄張り宣言中。
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沢ではミソサザイがにぎやか。大きな声で縄張り宣言中。
西仙コースの下の方は,ず〜っとミツマタ・ワールドが続く。
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西仙コースの下の方は,ず〜っとミツマタ・ワールドが続く。
青空の下,黄色いぼんぼりを眺めながら歩く。
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青空の下,黄色いぼんぼりを眺めながら歩く。
西仙コースは途中から尾根コースと渓谷コースに分かれる。今日も渓谷コースを進む。分岐の場所でツルネコノメソウとご対面。
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西仙コースは途中から尾根コースと渓谷コースに分かれる。今日も渓谷コースを進む。分岐の場所でツルネコノメソウとご対面。
岩の上にコチャルメルソウ。小さな小さな,自然の造形美。
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岩の上にコチャルメルソウ。小さな小さな,自然の造形美。
岩の上にびっしり生えていた。この場所でのシロバナネコノメ探しは不発でした。
(T_T)
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岩の上にびっしり生えていた。この場所でのシロバナネコノメ探しは不発でした。
(T_T)
西仙コースの上は,出水や倒木で荒れている場所あり。テープや指導標示があるので迷うことはないが,足場の悪い場所が多いので注意して歩く。馬ノ背避難小屋に着いてお茶休憩。後ろは那岐山頂。
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西仙コースの上は,出水や倒木で荒れている場所あり。テープや指導標示があるので迷うことはないが,足場の悪い場所が多いので注意して歩く。馬ノ背避難小屋に着いてお茶休憩。後ろは那岐山頂。
西仙コースの急登は地味に堪える。やっと1000mまで上がってきた。
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西仙コースの急登は地味に堪える。やっと1000mまで上がってきた。
途中,少し開けたところから津川山のポツンと一軒家を見上げる。どなたか休憩中でした。
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途中,少し開けたところから津川山のポツンと一軒家を見上げる。どなたか休憩中でした。
稜線手前。昼間の上弦の月を眺める。今日の月齢は8.2。足が重くなったのでゆっくりと進んだ。
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稜線手前。昼間の上弦の月を眺める。今日の月齢は8.2。足が重くなったのでゆっくりと進んだ。
那岐山頂には人がいっぱいいるようなので,手前の広い三角点峰でランチタイムにする。ご飯の支度をしているとヒオドシチョウが石の上で日なたぼっこ。
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那岐山頂には人がいっぱいいるようなので,手前の広い三角点峰でランチタイムにする。ご飯の支度をしているとヒオドシチョウが石の上で日なたぼっこ。
炭水化物を補給し出発。二等三角点ごしに那岐山頂。人影が絶えず。
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炭水化物を補給し出発。二等三角点ごしに那岐山頂。人影が絶えず。
山頂は写真だけ撮ってスルー。朝見えていた伯耆大山は見えなくなってしまった。東方面,宍粟の山々は午後もよく見えていた。
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山頂は写真だけ撮ってスルー。朝見えていた伯耆大山は見えなくなってしまった。東方面,宍粟の山々は午後もよく見えていた。
慈母峰を正面に見ながらBコースを下る。1月に来たときこの先でコースミスして嵌まりまくった。
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慈母峰を正面に見ながらBコースを下る。1月に来たときこの先でコースミスして嵌まりまくった。
作業林道から下ると,やっとタチツボスミレが出てきた。紫タイプに。
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作業林道から下ると,やっとタチツボスミレが出てきた。紫タイプに。
ほんのり紫タイプも。スミレの色違いがおもしろい。
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ほんのり紫タイプも。スミレの色違いがおもしろい。
Bコースの沢でもハナネコノメソウを探した。しかし花は見つからず残念賞。杉林の中に楚々としたユリワサビを眺める。
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Bコースの沢でもハナネコノメソウを探した。しかし花は見つからず残念賞。杉林の中に楚々としたユリワサビを眺める。
木の切れ間から山頂方面。三角点峰斜面に,今だけ限定の残雪が見える。
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木の切れ間から山頂方面。三角点峰斜面に,今だけ限定の残雪が見える。
Bコースはミヤマカタバミ・ロード。
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Bコースはミヤマカタバミ・ロード。
今日は見えないかと諦めていたら,Bコース入り口すぐの橋のたもとにシロバナネコノメソウが咲いていました。去年見てないので2年ぶり。隣のコチャルメルソウとハッピーセットで。
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今日は見えないかと諦めていたら,Bコース入り口すぐの橋のたもとにシロバナネコノメソウが咲いていました。去年見てないので2年ぶり。隣のコチャルメルソウとハッピーセットで。
最後によいものが見えました。ゆっくりと春が近づく那岐山。
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最後によいものが見えました。ゆっくりと春が近づく那岐山。
那岐山山の駅の下から。菜の花真っ盛りの田んぼから那岐山を振り返る。よい山歩きでした。
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那岐山山の駅の下から。菜の花真っ盛りの田んぼから那岐山を振り返る。よい山歩きでした。
帰路,勝央町のカタクリ初恋公園に道草。ニリンソウを眺め...。
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帰路,勝央町のカタクリ初恋公園に道草。ニリンソウを眺め...。
今季初のカタクリを眺める。里山のカタクリは終盤です。山のカタクリは,G.W.まで楽しめそうです。白いのを探しに行きたいですね。
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今季初のカタクリを眺める。里山のカタクリは終盤です。山のカタクリは,G.W.まで楽しめそうです。白いのを探しに行きたいですね。
斜面にびっしり。今日はアマナはなかった。
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斜面にびっしり。今日はアマナはなかった。
紫のカタクリ,ピンクのサクラ,黄色いレンギョウ。楽しい一日を過ごさせていただきました。
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紫のカタクリ,ピンクのサクラ,黄色いレンギョウ。楽しい一日を過ごさせていただきました。

感想

今年はイワウチワをまだ見ていない。湯原,雨乞山のレコを見るとそろそろ終わりかけということで時期を逸した...。伯州山はまだ雪の中のようだ。「たしか那岐山の東仙コースにも少しあったよな?」という覚えを頼りに,那岐山東仙を巡ることにする。せっかくなんで,B,C,東仙,西仙と欲張りな八の字をゆっくり歩く。
早起きして,家の片づけをしてから出発。勝央町から奈義町に進む。朝から快晴。ここ最近天気が安定している(^^)。那岐山第三駐車場から出発。
「春の花がそろそろ出てくるんじゃないか?」と思っていたものの,今年の春はゆっくり来ているようだ。1月はすごい雪で,あれだけの雪を被っていたら春の到来も遅くなるのだろうか。標高1000m以上はスミレすら咲いていない。しかし,麓付近ではこの時期らしいいろいろな花に出会うことができた。最後に西仙コースを上り返すのに少々力を要したが,那岐山の春を楽しむよい山歩きができた。

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コメント

土曜日に那岐山に登られたんですね。翌日(日曜日に)西仙の尾根コースを登ったら、見事にイワウチワが咲いていましたよ(東仙と同じくシカの食害防止ネットがあるので、花にはなかなか近づけませんでしたが)。機会があったら、西仙の尾根コースにも出かけてみて下さい。
2022/4/11 15:51
hosapさん。コメありがとうございます。
西仙尾根コースのイワウチワには全く気付かず渓流コースのみしか行ったことがありません💦尾根コース辿る理由ができたので,またいつか訪問ですね。もっともイワウチワは伯州山の方がすごいので,来週あたりはそちらもよいのではないかと思います。県立森林公園のミズバショウとセットもいいかもしれません。
2022/4/11 19:01
satopan7さん
伯州山のイワウチワは、まだ目にしたことがないんです。県立森林公園もそばにあるようなので、行ってみようと思います。情報ありがとうございます。
2022/4/11 19:39
どういたしまして。😊
どこかでお会いできるといいですね。
2022/4/12 18:05
きのうのオレンジ
藤岡陽子
今日読み終わった
まさに
那岐山Cコース
水場や大神岩や避難小屋
出てきた。
岡山の高校同学年が主役。
いい本だったな。
表紙の絵も那岐山か?
是非とも
読んでみて!
2022/4/20 20:35
きのうのオレンジ,いい話みたい。冬の那岐山が舞台っていうのも気になりますね。
2022/4/20 22:16
このコースいきたいな。
もちろん
避難小屋泊で
2022/4/20 20:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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