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記録ID: 4155584
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ハイキング
東北

【復福プロジェクト3】虎捕山(福島県飯舘村)【戊7.2】

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
00:51
距離
2.4km
登り
237m
下り
224m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:41
休憩
0:10
合計
0:51
16:52
2
山津見神社駐車場
16:54
16:56
8
17:04
17:04
6
水場
17:10
17:11
1
17:18
17:21
3
17:26
17:27
6
17:33
17:33
7
水場
17:40
17:40
3
17:43
山津見神社駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山津見神社
日山(天王山)から下山後、日没までの間にもう1山歩けそうだったので、飯舘村の山津見神社に急行する。
2022年04月09日 16:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 16:49
日山(天王山)から下山後、日没までの間にもう1山歩けそうだったので、飯舘村の山津見神社に急行する。
先日の地震で灯篭が壊れている。
2022年04月09日 16:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 16:49
先日の地震で灯篭が壊れている。
まずは山津見神社に参拝。
2022年04月09日 16:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 16:51
まずは山津見神社に参拝。
東日本大震災後に火災で焼失した社殿は再建され、天井の狼の絵も色鮮やかに再現されている。
2022年04月09日 16:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 16:52
東日本大震災後に火災で焼失した社殿は再建され、天井の狼の絵も色鮮やかに再現されている。
それでは神社の裏山、虎捕山に入山。今年は寅年なので、入山者も多いのではなかろうか。
2022年04月09日 16:53撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 16:53
それでは神社の裏山、虎捕山に入山。今年は寅年なので、入山者も多いのではなかろうか。
さっそく巨岩が立ち現れる。
2022年04月09日 16:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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さっそく巨岩が立ち現れる。
水場。暑くてすぐに喉が渇くのでありがたい。
2022年04月09日 17:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:01
水場。暑くてすぐに喉が渇くのでありがたい。
木製の鳥居の先、いよいよ道が険しくなる。
2022年04月09日 17:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:03
木製の鳥居の先、いよいよ道が険しくなる。
この巨岩を、頼りない感じがする鉄の梯子で登っていく。
2022年04月09日 17:06撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:06
この巨岩を、頼りない感じがする鉄の梯子で登っていく。
前回来た時に虎捕山山頂部だと思っていた所。
2022年04月09日 17:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:07
前回来た時に虎捕山山頂部だと思っていた所。
山津見神社奥の院
2022年04月09日 17:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:08
山津見神社奥の院
神社の奥に進む。
2022年04月09日 17:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:08
神社の奥に進む。
前回はここまで来たが、奥が本当の虎捕山。そしてその奥に見えるのは霊山。
2022年04月09日 17:09撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
4/9 17:09
前回はここまで来たが、奥が本当の虎捕山。そしてその奥に見えるのは霊山。
岩場上は何も遮るものが無く、展望がとても良い。
2022年04月09日 17:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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4/9 17:10
岩場上は何も遮るものが無く、展望がとても良い。
太陽が沈もうとしている方向からすると、あのシルエットは吾妻連峰か。
2022年04月09日 17:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:10
太陽が沈もうとしている方向からすると、あのシルエットは吾妻連峰か。
夕日に照らされる東側の山々。
2022年04月09日 17:11撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:11
夕日に照らされる東側の山々。
虎捕山への道は木の枝が伸びてきており、枝打ちをしなければ、これからの季節、通行に難儀するだろう。
2022年04月09日 17:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:12
虎捕山への道は木の枝が伸びてきており、枝打ちをしなければ、これからの季節、通行に難儀するだろう。
訪問2回目にして虎捕山山頂踏破!
2022年04月09日 17:16撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
4/9 17:16
訪問2回目にして虎捕山山頂踏破!
虎捕山は、関東で言えば、迦葉山を小さくした感じだろうか。
2022年04月09日 17:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:21
虎捕山は、関東で言えば、迦葉山を小さくした感じだろうか。
奥の院には複数ルート取りできるようなので、登りの時とは違うルートで下ってみる。
2022年04月09日 17:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:24
奥の院には複数ルート取りできるようなので、登りの時とは違うルートで下ってみる。
登り時は梯子で登ってきたが、下りは別の岩場をロープで下る。
2022年04月09日 17:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:25
登り時は梯子で登ってきたが、下りは別の岩場をロープで下る。
日没直前に岩場で遭難したらシャレにならない。鳥居まで戻ってホッとする。
2022年04月09日 17:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:28
日没直前に岩場で遭難したらシャレにならない。鳥居まで戻ってホッとする。
水場で改めて咽喉を潤し、
2022年04月09日 17:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:30
水場で改めて咽喉を潤し、
段々と薄暗くなる尾根道を下っていく。
2022年04月09日 17:34撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:34
段々と薄暗くなる尾根道を下っていく。
日没30分前に下山。おかげで2日目の予定に余裕ができた。
2022年04月09日 17:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4/9 17:37
日没30分前に下山。おかげで2日目の予定に余裕ができた。
この日は高い所で0.41マイクロシーベルト時。年間換算で3.6ミリシーベルトか。CT0.5回分くらい。この数値を恐れる人は人間ドックも受けられないということになる。
2022年04月09日 17:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
4/9 17:48
この日は高い所で0.41マイクロシーベルト時。年間換算で3.6ミリシーベルトか。CT0.5回分くらい。この数値を恐れる人は人間ドックも受けられないということになる。
撮影機器:

感想

【1回目訪問は平成29年】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1115513.html

私は福島の相双地区における山行をとても大切にしており、山行記録も時折読み返すのだが、歩いたはずの虎捕山が歩いていない扱いになっているので不思議に思っていた。
が、よくよく見てみて、自分が歩いたのは手前の山津見神社奥の院までだったということに気がつく。
神社の裏山としてサクッと歩け、良い山だったので再訪を期していたこともあり、今回の山行予定に組み込むこととした。

【復福プロジェクトとは?】
私はここ10年程の間、福島県内各地の山々を巡り歩いてきた。特に原発事故により一時期人が立ち入ることを禁じられた地域を最重点地区と位置づけ、規制が緩和・解除されるたびに訪れては、その地域の神社に参拝し、復興の第一歩を寿ぎながら地域の山を歩くようになった。
その一方で、かつての市民の山が、規制解除後も入山規制されたままであるという現実。大熊町の日隠山や富岡町の大倉山がそうである。
これらの山が再び歩けるようになり、地域の人達がファミリーハイクや学校登山をできるようになった時がこれらの地域において日常が取り戻された時と考え、その実現を祈りつつ、或いは地域の復興を喜びつつ、かつて歩かれていた低名山を巡り歩く取組である。

【虎捕山】
この山を1日目に歩ける算段は付いていなかった。2日目に歩くのが内定していた。
しかし、1日目の第2峰、日山を下山しているうちに日没時刻と飯舘村山津見神社までの距離を検索し始めている。
山津見神社の裏に聳える、こじんまりとしつつも歩き応えのある岩峰。「行きたい」がいつの間にか「行ける」に変わっていた。とこの記載だけではただの遭難予備軍。
前回の山行時間と今回の追加距離、日山から山津見神社までの所要時間を勘案して、遅くともいついつまでに現地に着かなければ山行は見送ることとしていた。

実際には存外に早く現地に到着し、神社に参拝の後、さっそく入山する。
途中の水場で咽喉を潤し、鳥居をくぐった先から岩峰の真骨頂。梯子や鎖の設置された岩場をよじ登っていく。その先には何も遮るものない福島の大地の展望が待っている。夕日に照らされながら、岩の突端に立ち、福島に感謝し、豊穣を言祝ぐ。

神社の拝殿内にある狼の天井絵も秀逸であるので、飯舘村を訪れた際には是非とも立ち寄りたい名所である。

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