入道ヶ岳(鈴鹿山脈)
- GPS
- 03:46
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 825m
- 下り
- 763m
コースタイム
11:40 通報ポイント5
11:50 避難小屋
12:45 通報ポイント9
13:05 奥院
13:25 入道ヶ岳 山頂
13:30 井戸谷登山道より下山
14:00 右岸から左岸へ渡渉
14:10 井戸谷避難小屋
14:15 鎖場
14:25 通報ポイント3の石の階段
14:40 井戸谷登山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
軽アイゼンがあれば安心でしょう。 私は何も使いませんでした。 むしろぬかるんだ泥でスリップなどして足や腰を痛めないように注意が必要です。 |
写真
感想
膝の調子が悪く随分と山に入っていない。何も山の楽しみは登るばかりではなく四季折々の色や姿を見るだけでも十分楽しかった。久しぶりの山は里山ともいえる入道ヶ岳に決めた。登る前から「また痛みが出てくるだろうか」など不安があったが、一度ガッツリ歩くとどのような状態になるのか検査も兼ねて診てみようと思う。
北尾根コースの愛宕社の階段は随分と歩いていない私の体にはキツかった。通報ポイント3付近から持ってきた無線機のスイッチを入れてみる。山岳会の方があちらこちらで山に入っているので交信して楽しんだり、もしもの緊急時には重宝する。ところが二言三言、山岳会の方と交信したらバッテリーが上がってしまった。(充電忘れ)歩きながら「あっ、しばらく山に来てないので無線機の充電もやってなかったんだ」と思いつく。
仕方なく黙々と単調な坂をグイグイと高度を上げるしかない。
殺風景な景色で単調な坂は近頃、身の回りで起きている出来事について考えたりするには丁度良い。
職場で、長年あれほど激しく人を打つ頑固な彼が少し私が打っただけで、あっさりと身を引いたことについてあれこれ考えた。人は打つよりも打たれ強くなければならない。私は大きく剣を振りかぶり構えていたが君があっさりと剣を下した姿に寂しさを感じた。
君は私の敵ではない。心が弱すぎるのだ。
こうやって登山道を歩いている人間は皆、心が強い。
そうやって登山道を黙々と登り心を鍛えたのだ。
叩かれたぐらいでへこたれるなんて笑わせるんじゃないよ…
ブツブツと念仏を唱えながら登る、登る…
そう思い、ふと横の木の枝を払いのけると、それはアセビの木だ。
花がそろそろ咲こうかと準備を始めている。
春は出会いと別れの季節である。
人は決して打ってくるまで打ってはならない。
「入道ヶ岳」は、私にとって思い出深い山の一つですね。
そうですね、今はリチウムが主流ですので長持ちが効く分、つい充電を忘れがちになりますね。
>人は決して打ってくるまで打ってはならない。
まるで、戦国時代ですね。 一番いいのはその様な情景を作らない事と思いますが、現実的には「不協和音」となり難しい局面もありますが・・。
お久しぶりです。やっと満足に山歩きができました。ありがとうございます。実は膝の痛みが深刻なくらいひどくなっていました。で、MRIまで受けることにしました。先生はそこまで勧めませんでしたが、私はこれは異常だと思い歩けなくなるのでは??という不安からMRIの撮影に至りました。結果、水が少し溜まってはいたのですが抜くまでもない、大したことは無いという診察結果が出まして、仕事が忙しく治療院などにも通えず特に何もしないまま月日が流れました。何がどうしたのか?スッーっと痛みが無くなり。何事もなかったような感じでいます。それがとても嬉しくて満足して下山しました。
『そのような情景を作らない』まったくもってその通りなんですね、10年という月日の中で皆が彼を有頂天にさせ躍らせてしまったのです。皆も悪いのです。ただ、気を付けなければいけないですよね、このまま登っていってしまっていいのか?この高さは自分で降りられる高さなのか?それは自分で感じ取らなければいけませんし、私も随分、彼に叩かれ我慢しましたから…私はあくまでも外野ですが目に余り『ぴしゃり』指摘をしたんですね。それを受け、そんなに簡単に身を引くという決断をされると今までは何だったのか自分自身の時間まで無駄な時間を過ごしたかのような気になりまして唖然としました。彼を登らせた取り巻いていた多くの人間の反応は「嬉しそうな顔」で生き生きしていまして、そんな人々を見てなんだか情けない気持ちにもなりました。
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