青空・霧氷・パウダー。満足度No.1の大舟山と赤兎山
- GPS
- 07:43
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
天候 | 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[本日の雪質] 麓 : やや締まったザラメ状の上に新雪5cm 中腹 : やや固い氷状の上に新雪10cm 稜線 : 吹き溜まりでは新雪20cm、それ以外は固い氷状の雪 弱層 : 新雪部分のみ、かなりの急斜面をトラバースすると雪崩れますが、軽く浅いので問題なし。その下は完全に固まってました。 大舟山へのルートは急斜面のトラバース、登行が多いため難易度は高めです。びくびくしながら登りました。今日はクトー静香必須でした。 とても素晴らしい斜面が数多くありますが、雪の状態をよく見極めてから入るようにしてください。 |
写真
感想
それにしても会心の山行でした。
午前中は雪が降り続き、大舟山との稜線を目指すもトラバース困難になり谷筋を登って急斜面に苦しめられ、滑り落ちないように緊張した状態が続きました。
お昼前から雪も止み晴れ間が出てきて、霧氷と青空の競演が繰り広げられました。写真を撮るのに忙しいくらいです。
大舟山には今回初登頂なのですが、ここから経ヶ岳へのルートはちょっと怖くて行きたくない感じです。大舟山からコルへはシールを外して滑りましたが、ここも楽しかったです。雪庇は安定しているようでしたが、できるだけ近づかないようにします。
赤兎山からコルへの滑走はそれよりも更に楽しく、アドレナリン大放出です。そしてコルからの登り返しを避けてトラバースをがんばり、大舟山の下の谷筋を滑りました。ここは登りの時に入って、吹き溜まりでパウダーたっぷり、しかも雪崩れるほどの斜度ではなく本日最高の斜面だったので、是非滑りたいと思っていたのが実現できました。あっという間でしたが、これまた素晴らしい斜面でした。
そこからはまたしばらくトラバースして、杉林に戻ります。上部は凹凸の多いところで、細かいスキー操作で乗り切ります。下部は疎林となりますが、新雪は少なく雪は固めでした。
林道に戻ると、あとは半分以上は漕ぎながらの下山となります。かなりのアルバイトを強いられます。幸い、直射日光が当たっている麓の部分以外は気温が低いこともあって、スキーもよく走りました。
今回のルートは、今日のような雪と天候だと最高なんですが、状況によってはとても危険になる要素もありますので、雪崩の危険性の低い日を選んで入ってください。
いずれにしても、体力とスキー技術に自信がないと、楽しみよりも苦痛のほうが強くなってしまうのがこのコースです。まずは取立山からスタートし、自信がついたら鉢伏山まで足を伸ばし、それで余裕があれば小原林道のコースが十分楽しめると思います。今日も入山者は私以外ゼロでした。
しかしそろそろ雪解けも進んできたので、ゲートから即スキーというのは時間の問題かも知れません。そうなると自転車が便利ですが、今のところ林道の下部は崩落があり危険な状態なので、最初のショートカットが難しくなれば入山はお預けになりそうです。
コメント
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27番の写真。 美しいですね。
それから15番は怖いの一言。ヤバイっす!
ドMさんですか?
はい〜ビューティフルでした
15番の写真?今回の雪はあれくらいの斜度が限界でした。あれ以上になると表面の新雪ごとずるずる滑落しますので・・・
危険な体験する系のドMではないですよ〜体力と筋力目一杯使い切る系です
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