ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4167728
全員に公開
雪山ハイキング
東海

三周ヶ岳 ◎岩谷川林道から街道の尾へ

2022年04月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:18
距離
15.9km
登り
1,251m
下り
1,264m

コースタイム

日帰り
山行
9:08
休憩
1:06
合計
10:14
5:35
44
広野ダム
6:19
6:25
182
岩谷集落跡取付点
9:27
9:37
86
県境尾根P1144
11:03
11:39
51
12:30
12:44
28
県境尾根P1144
13:12
13:12
128
P1025・黒谷山分岐
15:20
15:20
29
広野ダム管理道路
15:49
広野ダム
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
広野ダムのトイレ横に駐車
コース状況/
危険箇所等
ル-ト全般に危険な所は無いが、残雪が無くてヤブが煩わしい所は随所に有る
岩谷川林道の鎖を跨いで歩き出します。奥には三国岳
岩谷川林道の鎖を跨いで歩き出します。奥には三国岳
岩谷集落跡。少し上手の看板の所から
1
岩谷集落跡。少し上手の看板の所から
此処から入ります
此処から入ります
クマザサと椿のヤブの急斜面から始まります
クマザサと椿のヤブの急斜面から始まります
急斜面のヤブ漕ぎ中
1
急斜面のヤブ漕ぎ中
Co530m付近で鹿の食害防止用テープが巻かれた杉が出て来るとヤブは薄くなって登り易くなります
Co530m付近で鹿の食害防止用テープが巻かれた杉が出て来るとヤブは薄くなって登り易くなります
Co650m付近から雪が出て来て喜びますが、つかの間のぬか喜びで
1
Co650m付近から雪が出て来て喜びますが、つかの間のぬか喜びで
CO900m付近で雪は繋がって来て、横を見上げると
CO900m付近で雪は繋がって来て、横を見上げると
ブナの大樹.
尾根芯には概ね雪が有りません。2週間前の-black-さんの写真では雪に覆われていたのに、2週間でこんな状態になるのにビックリ!!
尾根芯には概ね雪が有りません。2週間前の-black-さんの写真では雪に覆われていたのに、2週間でこんな状態になるのにビックリ!!
ヤブ漕ぎで登り着くとCo1030m小ピ-ク
1
ヤブ漕ぎで登り着くとCo1030m小ピ-ク
Co1030mの小ピ−クに登ると夜叉ケ池方面が見えて来ます。奥には三国岳が
1
Co1030mの小ピ−クに登ると夜叉ケ池方面が見えて来ます。奥には三国岳が
Co1090m付近のヤブ。尾根芯の灌木の藪は厳しく、残雪との境界を巻きながら登ります
Co1090m付近のヤブ。尾根芯の灌木の藪は厳しく、残雪との境界を巻きながら登ります
Co1130m付近でやっとヤブを抜けて
Co1130m付近でやっとヤブを抜けて
P1144mへ登って来ました
P1144mへ登って来ました
P1144より美濃俣丸、不動山、千回沢山も頭を出して来ます
1
P1144より美濃俣丸、不動山、千回沢山も頭を出して来ます
県境稜線もブナの回廊
県境稜線もブナの回廊
県境稜線より三周ケ岳
県境稜線より三周ケ岳
三周岳のJCPへの登り、雪が緩んでいるのでキックステッぷで登れます
1
三周岳のJCPへの登り、雪が緩んでいるのでキックステッぷで登れます
三周ケ岳ピーク
三周ヶ岳へ到着
三周ヶ岳山頂にて
6
三周ヶ岳山頂にて
山頂より北側の山々
山頂より北側の山々
山頂より東側の山々
山頂より東側の山々
山頂より南側の山々
1
山頂より南側の山々
JCPの下りより、これから下る県境尾根を見下ろします
JCPの下りより、これから下る県境尾根を見下ろします
県境稜線の街道の尾入口付近は広々とした気持ちの良い尾根です
県境稜線の街道の尾入口付近は広々とした気持ちの良い尾根です
なだらかに下っている街道の尾を見下ろします。どこまで残雪が繋がっているのかな〜
なだらかに下っている街道の尾を見下ろします。どこまで残雪が繋がっているのかな〜
P1025下より美濃俣丸
P1025下より美濃俣丸
Co1000m付近。未だ頑張って残っています
Co1000m付近。未だ頑張って残っています
Co900m付近で登りの尾根と同様に雪は切れて来ます
Co900m付近で登りの尾根と同様に雪は切れて来ます
Co750m付近で残雪は平地でもほとんどなくなり
Co750m付近で残雪は平地でもほとんどなくなり
Co670m付近のブナ林。所々にこんな素晴らしい空間も
Co670m付近のブナ林。所々にこんな素晴らしい空間も
街道の尾の下部はこの程度のヤブばかりだと良いのですが
街道の尾の下部はこの程度のヤブばかりだと良いのですが
こんなヤブが殆ど、下りなので押し切って下れるので楽ですが
こんなヤブが殆ど、下りなので押し切って下れるので楽ですが
陽だまりにイワウチワが咲いています
1
陽だまりにイワウチワが咲いています
コブシも
尾根末端の急斜面を下って
1
尾根末端の急斜面を下って
ダムの管理道路に着地
ダムの管理道路に着地
駐車場まで帰って来ました
駐車場まで帰って来ました

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ワカン 軽アイゼン
共同装備
無し

感想

先週に続いて、shikakuraさん企画に便乗させて頂き、同じメンバーで前泊の山行です。
ダムのそばで楽しくテント泊。
トイレも洗面所も使えてありがたい。
5時半過ぎに出発。地味な林道歩きも岩谷川の豪快な流水音を聴きながらだと、何だか心が洗われるよう。

そして、いきなり藪の急登。
笹を踏んだり、笹が刺さったり、
枝を折ったり、枝にしばかれたり、、、
初めてこれほどの藪を登ったけれど、クライミングをしているみたいで、普通の登山道より楽しいかも。

雲ひとつない快晴で日差しはキツく、春というより初夏のよう。頂上からの景色も堪能出来て良かった。

下りもなかなかの激下り、アスレチックムード満点。こんな楽しいところを歩けるのもshikakuraさんのおかげです。

林道に降りる最後の急斜面、林道に近づくにつれて、碧のダム湖面のキラキラが杉の間からチラチラ見えて、お出迎えしてくれるよう。
水に見送られて、水にお迎えしてもらったような山行でした。ダムと満開の桜が印象的でした。

三周ヶ岳は5年ぶりです。前回は、今回と同様岩谷集落跡から登り、夜叉ケ池を経由して岩谷川林道終点の夜叉ケ池登山口に降りましたが、今回登山口は同じですが県境稜線から街道の尾を下る予定です。海道の尾は11年前に美濃俣丸からの下山路として利用しましたが生憎の吹雪で、晴天時に辿ってみたかったので周回ル-トとしました。

3月中に登りたかったのですが、例会等で日程の都合が付かず4月中旬になってしまいました。3月25日に登られた-black-さんのレコでは未だ十分な残雪が有る様子でしたので2週間後でもまだまだ大丈夫と思いましたが前日夕方に広野ダムに到着してビックリです。2週間前にはトイレ付近は残雪が有り、スノーシュ-で岩谷川林道を下られたとの事でしたが、残雪どころか辺りの路面はすっかり乾燥して、道路脇にはフキノトウも頭を出しており、林道入口から見通す限り岩谷林道は綺麗に除雪されて残雪は見当たりません。

前回と同様にCo900m付近までは残雪は無いだろうと観念して、テントで軽く宴会後に、他のメンバ-はテントで、私は車中泊です。朝起きて空を見上げると快晴で北極星を挟んで、北斗七星、カシオペア、中天には白鳥座、琴座、わし座の星々が輝いています。朝食中に2人の単独行の方が岩谷林道に入って行かれます。

我々も準備後岩谷林道を辿り、岩谷集落跡の上手の橋を渡りP1144からの尾根末端の取付点に到着。末端はクマザサと椿のヤブの急斜面ですが、尾根芯に取り付いてしばらく登り鹿避けテープが巻かれた杉が現れて来るとササも無くなりヤブも薄くなり登り易くなります。Co650m付近で残雪が現れ、喜んだのも束の間で直ぐにユズリハのヤブが現れて来ますが薄いのであまり気になりません。

Co900m付近で待望のしっかりとした残雪が現れて来ます。全く6年前と同じ状態ですのでホッとすると同時に尾根上部の灌木の酷いヤブも同様と予想するとウンザリしますが、ひょっとして、と気分を鼓舞して登り続けますがCo1000m付近から尾根が細くなると尾根芯は灌木とクマザサのヤブになっており、2週間前の-black-さんの写真と同じ場所は既にしっかりとヤブで覆われています。

此処からP1144までが本日の核心部で、概ね灌木とクマザサのヤブ、時々残雪の状態で、核心部を抜け出して県境尾根のP1144に到着。此処からはブナに覆われた県境稜線で残雪も十分です。

三周ヶ岳へのJCPに登り着くと夜叉ケ池への稜線は既にササヤブが出ており5年前この稜線で難渋したことを思い出しながら誰も居ない山頂に到着。快晴下の無風で暖かいのですが春霞で白山は望めません。20年前に辿った高丸への吊り尾根を眺めながら、のんびりと昼食。ビ-ルでも有れば最高やな〜。

昼食後P1144まで戻り県境稜線から派生する街道の尾に入ります。見下ろすとなだらかな雪の尾根が下っていますがどの辺りまで快適に下れるかな〜。残雪が無くなっても酷いヤブが少なければ良としましょう。街道の尾は急傾斜の部分を除いてはCo650m辺りまでは残雪が有り、それ以後も午前中の登り程のヤブも無く(下りでヤブ漕ぎが楽だったかも知れませんが)予想していた以上に快適に下れてヤレヤレ。

途中で今年初めてイワウチワに出合い写真に収め、尾根末端はコンクリ-トの法面だったと記憶していたので末端の手前で杉林の中のヤブを下りダムの管理道路に着地。対岸の満開の桜を眺めながらダムサイトに到着。お疲れ様でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:416人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら