喜茂別岳
- GPS
- 05:50
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 825m
- 下り
- 820m
コースタイム
天候 | 晴れ一時吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南西尾根は雪庇が発達しているので、取りつくなら950m付近で稜線に出たほうが良い。ただし1062Pのアップダウンがある。 今回歩いてみて、660Pから右の尾根を乗り越えて山頂に直登する尾根にルートをとったほうがよいのではないかと思われた。 |
写真
感想
早朝まで吹雪いていたが、登山口に着くころには青空が広がってきた。国道を少し歩いて取りつくが、除雪の雪壁が高くてちょっとうろうろする。通過する車からの視線を感じながら壁をよじ登り南西尾根に向かう。雪原から沢を渡ると昨日のトレースがあり、それをつかわせてもらう。660Pの鉄塔を過ぎてから林道を離れて南西尾根に取りつく。トレースは南西尾根のすぐ下をトラバースしていて、ついそれに乗って登ってしまう。見上げれば大きな雪庇が出ているが1062P手前で尾根に登れるのかな?と思いながら進む。1062直下まで登り雪庇を越えようと思ったが、雪壁は固く急でおまけにクレバスも見えたのであっさりと諦める。地図を見ると、このままトラバースするのは傾斜がきついし、戻ると遠回りになってしまう。少し下って対岸の尾根を登るのが、安全かつ近いと考え、シールのまま100mほど滑り降りる。斜度が緩んだ所で黒川の左俣?を渡って樹林の尾根に取りついた。急登をしばらく登ると斜度が緩んできた。と同時にあたりは強風が吹き荒れホワイトアウトとなった。晴れていれば羊蹄山が見えるはずだが、さっきまで歩いてきた斜面も見えなくなった。GPSを頼りに喜茂別三角点に登った。
吹雪の中を西側のピークまで行ってみたが、中岳に続く尾根がちょっと見えただけだった。山頂に戻り登った尾根に向かって滑る。カリカリバーンを滑り樹林に入ると気持ちの良いパウダー斜面となったが、良い斜面はすぐに終わってしまった。沢を渡ってからは660Pに向かって尾根をトラバース気味に滑り降り、登りのトレースに合流して車に戻った。今回、古いトレースをたどり本来踏み込むべきでない斜面に入ってしまったことは反省が必要だ。が、地図を読みながら山頂を目指し、雪山を歩く楽しさを、改めて実感した。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する