足柄山地(鷹落場・矢倉岳)
- GPS
- 06:27
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,130m
- 下り
- 1,177m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
御殿場線、谷峨駅から足柄の山を経由して山北駅へ。同行者はでかけているので、ひとりで。春っぽい、もやった晴れの日。
畑沢から尾根をつたって、鷹落場頂上すぐ北の稜線に登りました。
基本植林地ですが、登りやすいです。なかなかいいね!
植林地最上部のあたりで、はっきりと尾根が食い違って二重山稜になっているところがありました。コンパクトな南北方向の横ずれ断層という感じがします。この付近は塩沢断層や平山断層も近いし、あっても不思議じゃないですよね。
鷹落場付近は静かだし、明るくてきれいだし、好き(登山者はひとりだけ遠くから見かけただけ)。
矢倉岳の頂上はさすがに人が結構いました。
山伏平から21世紀の森方面に下って、沢を渡渉するところで、滝沢川上流部の左岸にきれいな水平道があったのを思い出し、探してみたら行けそうだったので、入ってみました。
沢を越えるところで何か所か崩れているものの、ロープとかもあって、大した問題もなく歩けました。
でも途中の道沿いに、文化二(乙丑)年(1805)の銘のある馬頭観音があってびっくり。ここって古道だったのか。知らなかったそんなの。。。山北から山伏平を経由して足柄峠に向かう(あるいは駿河小山あたりに下る?)道だったのかな? 馬頭観音ということは、馬も通れる道だったってことですよねぇ。お酒がいっぱいお供えしてありました。
富士山の宝永噴火(宝永4〈1707〉年)からほぼ100年、ここはどうなっていたんでしょうか。崩壊した沢を越すところでも、当時の噴火のものと思われるスコリアが今でも大量に積もっていて、噴出物が相当降り注いだようです。かえってそれが山の細かい起伏を埋めて、歩きやすくなってたのかも?(ズナ峠とか籠坂あたりの丹沢極西部も、そんな感じだったらしい)
(ちなみに数年前この辺りに来た時、ササの花があちこちで咲いていて、それが全部枯れたおかげで、以前よりもすっきり感が出た気がします)
滝沢川の右岸林道の延長に接続する感じでつながっていましたが、その先も左岸に続いているのかどうかはわかりません。
洒水の滝には、なにやらすごい構造物ができていました。数百段の天空の階段で、展望台に行けます。滝近くに行く下の道が崩れて以来ずっと放置され閑散としていた洒水の滝も、これで少しは人で賑わうといいですね(今まで見たことないくらいには人がいました)。
ここから山北駅まで歩くのは、暑かったし、なかなか疲れましたが、いつもは車で通りすぎちゃうところを歩くのは、なかなか楽しいですね。
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