バリで弥三郎岳(羅漢寺山)〜金桜神社から沢ルート〜燕岩岩脈で黒富士-木賊峠-沢下りで甲府市森林浴広場
- GPS
- 11:32
- 距離
- 38.0km
- 登り
- 2,303m
- 下り
- 2,300m
コースタイム
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 11:31
天候 | 晴だが薄曇り、朝方は霧。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
昇仙峡から、廃道や沢登り・沢下りなどのバリルート4つを繋げて、弥三郎岳(羅漢寺山)〜黒富士〜木賊峠〜甲府市森林浴広場で昇仙峡に戻る周回コースです。バリ好きな人には異なるタイプの4つのバリが歩けて面白いのでお勧めですが、それなりの沢登とバリルートの経験が無い人は、危険個所も有るので通らない方が無難です。 また僕は持って行き忘れましたが、ヘルメットとチェーンスパイクは有った方が良いです。 <昇仙峡〜弥三郎岳(羅漢寺山)> 2010年の登山地図では破線のルートでしたが、現在は急傾斜で滑落の危険が有る為、通行禁止の看板が有ります。 まだライトが必要な薄暗い時間帯だったせいかもしれませんが、らくルートの踏み跡だと安全に尾根に登れそうなルートが見つからず、枯れ沢に下って沢を詰めてから尾根に登りました。尾根に登れば明瞭な踏み跡が有ります。このルートはほぼ古い登山地図の破線のルートで、このルートの方が安全に見えます。ただこのルートにするなら、最初から沢沿いに登る方が良いです。沢に下る所が一番急でしたので。。。 <弥三郎岳(羅漢寺山)〜金桜神社〜沢登で猫坂〜燕岩岩脈〜黒富士> 金桜神社から先は地形図の破線ルートです。林道の終点から先は通行禁止になってます。廃道化した沢沿いの道で、何度か橋の無い渡渉箇所が有りますが、適度な飛び石の有る場所が容易に見つかるので、靴を脱ぐ必要は有りません。沢登としては初級の下の簡単なルートで沢靴すら不要です。 燕岩岩脈は基本的に尾根沿いで登ります。両側が絶壁なのでほぼ巻けません。ただ1,2ヶ所、岩を登って下る所が危険な所が有りました。少し戻ると右に巻く踏み跡が有ったのでそこだけ巻きましたが、GPSログだとどこが巻きなのか判別できないので、現況を見て判断するしかないです。 <コレイ坂〜沢下りで甲府市森林浴広場> ここも地形図で破線の道ですが、完全な廃道でほぼ沢下りです。最初の沢に下ってから途中で尾根に登って東側の沢に下りますが、尾根から下る入り口が分からず、地形図でも崖の印が有る急斜面なので、ルートから離れて地形図で崖の無い所を選んで沢に下っています。ただそれでもかなりの急斜面の所が有り、今回の4つのバリルートでは最難関です。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
GPS
ペットボトル600mlx3
惣菜パン6個
熊鈴
笛
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感想
4/10に山梨百名山57〜63、大蔵経寺山-要害山-羅漢寺山-太刀岡山-黒富士-曲岳-茅ヶ岳を歩いたのですが、羅漢寺山だけ未踏のままでした。羅漢寺山の山頂標識と山梨百名山の標識の有る場所は通ったのですが、現況は弥三郎岳となっている所を通らないと駄目な様なので、再度そこを通る事にしました。1座だけでは面白く無いので、できるだけ未踏ヶ所を通る様なルートを考えたら、バリルートだらけになりました。
基本的には下調べはしないのですが、昇仙峡〜弥三郎岳(羅漢寺山)では、qzr12475さんの以下のレコを参考にしました。qzr12475さん、ありがとうございました。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2713568.html
いつもは沢登や沢下りが入っているルートでは、チェーンスパイクやヘルメットを持って行くのですが、今回は二つとも持っていかなかったのを後悔するほど大変でしたが面白いルートでした。
まだライトが必要な薄暗い時間帯に登り始めたせいも有ると思いますが、らくルートの踏み跡沿いでは安全に尾根に登れそうなルートが見つからず、何度も行ったり来たりしたすえに、そのルートから離れて枯れ沢に下って沢を詰めてから尾根に登りました。いやはや出だしから大変でした。
金桜神社から先は、地形図で破線ルートだったので歩いてみましたが、林道の終点から先は廃道化した沢沿いの道で、久しぶりに沢登を楽しみました。燕岩岩脈は、前回の太刀岡山から黒富士に登る際に見て驚いた凄い岩尾根です。らくルートでは濃い踏み跡が有ったので歩いてみました。燕岩岩脈の尾根は両側が絶壁なのでほぼ巻けませんが、尾根の天辺沿いに歩くので展望が良くってワクワクしました。
これが一番の難所だと思っていたのですが、最後のコレイ坂〜沢下りで甲府市森林浴広場がもっと大変でした。ここも地形図で破線の道が有ったので下ってみたのですが、完全な廃道でほぼ沢下りです。最初の沢に下ってからそのまま沢下りすると、甲府市森林浴広場には行けないので、途中で尾根に登って東側の沢に下りますが、尾根から下る入り口が分からず、地形図でも崖の印が有る急斜面なので、ルートから離れて地形図で崖の無い所を選んで沢に下りました。もし地形図と現在位置が分からなかったら遭難しかねないかも。やっぱり地図付きのGPS機器はバリルートには必需品ですね。
遭難の一番多い原因は道迷いだけど、地図付きのGPS機器を持ってなかったのかなと今更ながら思いました。
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