JWV 大感激…高見石・白駒池そして雪の「天狗岳」

2014年03月22日(土) 〜 2014年03月23日(日)

• GPS: 25:05
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,071m
• 下り: 1,058m

コースタイム

22日　JR茅野駅発10：25＝バス＝11：30渋の湯12：05−14：15高見石小屋
　　　14：30−15：05白駒池15：30−16：00高見石小屋（泊）
23日　高見石小屋7：10−8：23中山8：30−8：58中山峠−10：10東天狗岳
　　　10：30−11：15黒百合ヒュッテ（昼食）11：50−13：10渋の湯発14：
　　　55＝バス＝15：52茅野駅(解散)

天候

22日　快晴、無風
23日　快晴、無風、天狗岳の登りは風強く、寒さ厳しい

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往復　JR中央線茅野駅＝バス＝渋の湯

アルピコ交通　0266-72-2151　茅野＝渋の湯バス往復を購入すると1900円で300円お得です。
高見石小屋　　0467-87-0549　090-3215-0135　1泊2食8300円

コース状況／危険箇所等

トレースは全てしっかりと付いていますが、標識がだいぶ埋まって居りますので
分岐ではよく確認して下さい。
渋の湯から高見石、白駒池はアイゼンを使用しませんでした。
天狗岳の登り下りは、念のためアイゼン、ピッケル又はストックをお勧めします。

天狗岳の頂上直下の岩場のトラバースと、東天狗、西天狗の鞍部から天狗のお庭
分岐までのトラバース道は狭いので滑落には細心の注意をして歩いて下さい。

写真

3/22 10:09

JR茅野駅前です。駅から歩道橋でバス停留所に来られます。

3/22 10:09

1番、奥蓼科渋の湯行きのバス停です。道標は渋の湯では無く奥蓼科になって居ります。御注意を…

3/22 10:43

バスの車中から八ヶ岳を撮りましたが、天狗岳がありません。写真の左側です。

3/22 11:18

雪が増えて来ました。ここでバスのタイヤにチエ‐ンを付けます。

3/22 11:24

日蔭の路面は凍結しております。

3/23 13:27

1時間バスに揺られ、やっと渋の湯に着きました。標高1880mです。

3/22 12:04

ぞくぞくと登山者が天狗岳に向かっていますね。

3/22 12:10

この橋のたもとに登山届を入れるボックスがあります。橋を渡り右に登れば黒百合ヒュッテ方面、左に行けば高見石小屋方面です。我々は左に行きます。

3/22 12:28

最初の橋を渡ります。あと4回ほど橋を渡ります。

3/22 12:29

林道をしばらく歩きます。

3/22 12:39

2番目の橋を渡ります。歩く幅が少ないですので気を付けてね…

3/22 12:40

だいぶ雰囲気が違ってきましたね。

3/22 12:45

前方には樹氷と青空が見えて来ました。

3/22 12:46

渋川が増水している時は左の巻道を行きますが、今回は右の道を進みます。

3/22 12:48

何でしょう？石楠花の葉が冬眠をしております。花が咲く頃には葉も上を向いてきます。まだ時間が掛かりますね。

3/22 12:57

だいぶ雰囲気が変わって来ました。樹氷、霧氷が綺麗です。

3/22 13:03

綺麗でしたよ…

3/22 13:04

後ろを振り向くと乗鞍岳方面でしょうか？霞んで見えます。

3/22 13:07

エビのしっぽが出来ております。この辺は風があるとかなりの強風でしょうね。

3/22 13:14

樹林帯の雪道を歩きます。気持ちが良いですよ…

3/22 13:22

私の影と、誰かさんが踏み抜いた足跡です。

3/22 13:24

賽の河原に出ました。素晴らしい眺めです。晴れていればね…

3/22 13:24

振り向けば木曽御嶽山がありました。昨年はお世話になりました。

3/22 13:26

スノーシューを履いている人は新雪を登って行きます。我々は左に登ります。

3/22 13:36

中央アルプス方面です。

3/22 13:39

たまらない景色です。

3/22 13:42

ここも左に登って行きます。

3/22 13:44

賽の河原をだいぶ登って来ました。

3/22 13:47

樹氷

3/22 13:47

樹氷、霧氷

3/22 13:47

中山方面でしょうか？

3/22 13:47

中央アルプス方面です。

3/22 14:15

まもなく高見石に着きます。

3/22 14:15

道標がこんなに埋まっていますので、注意をして下さいね。

3/22 14:16

樹氷の先に高見石小屋が見えて来ました。人声も聞こえます。

3/22 14:16

樹氷

3/22 14:17

樹氷

3/22 14:35

高見石（2240m）からの北横岳、蓼科山方面です。

3/22 14:35

蓼科山の奥は北アルプスです。

3/22 14:35

浅間山も見えます。

3/22 14:35

浅間山のズームです。

3/22 14:35

眼下に白駒池が見えます。後で行きますね。

3/22 14:36

明日歩く中山方面です。

3/22 14:36

白駒池をアップしてみました。

3/22 15:07

渋の湯から高見石小屋まで2時間10分でした。宿泊の手続きをして、荷物を置いて白駒池(2124m)
まで35分で来ました。今回の仲間達です。

3/22 15:07

湖畔には青苔荘があります。冬期休業中のようです。

3/24 8:20

湖面に立つのは人生初体験です。

3/22 15:08

広い湖面です。初めて凍結した湖面の上を歩きます。

3/22 15:20

湖面にはいろいろな足跡があります。

3/22 15:22

東屋の屋根の上には雪が山ほど積もっていました。

3/22 15:26

これから高見石小屋に戻ります。無理して30分で戻ります。

3/22 15:34

登りの途中には高見の森と云われる所もあります。今度は夏にでも来てみようかなあ…

3/22 15:53

急な雪道を登ります。陽もだいぶ沈んできたようです。

3/22 15:58

高見石小屋が見えて来ました。なかなか良い小屋です。星空とランプが売りです。

3/22 17:42

今夜の夕食です。ふたがしてある鍋は湯豆腐です。

3/22 18:16

外はだいぶ陽が沈んできました。

3/22 18:20

小屋の内部です。雰囲気が良いですよ…
夜は望遠鏡で星を見せてくれました。

3/23 6:14

翌朝の高見石からの眺めです。中央アルプスですね。

3/23 6:15

昨日歩いた白駒池です。まもなくお目ざめでしょう。

朝食前に高見石で中央アルプスをバックにyさんに撮って頂きました。ありがとうございます。

3/23 6:23

朝食です。パンは三個です。

3/23 7:07

小屋の前で…まだ目覚めておりません。

3/23 7:15

朝の雪の樹林帯を、中山目指して歩き始めました。

3/23 8:13

遠くに天狗岳が見えて来ました。

3/23 8:14

まもなく中山展望台（2470m）に着きます。

3/23 8:17

3/23 8:20

これを抜けると…

3/23 8:29

後ろに蓼科山方面。

3/23 8:29

遠景は北アルプスです。

3/23 8:29

御嶽山ですか？

3/23 8:31

中山展望台2470m、いよいよ天狗岳に向かいます。

3/23 8:36

天狗岳が見えました。左が東、右が西天狗です。これから登りに行きます。

3/23 8:51

東天狗と硫黄岳です。爆裂火口壁まではっきりと見えます。

3/23 22:09

天狗をズームしてみました。

3/23 8:54

中山峠近くからの天狗岳です。

3/23 8:58

中山峠（2410m）に着きました。高見石小屋から1時間50分です。

3/23 9:36

最初の斜面です。かなり強風が吹いております。

3/23 9:53

すりばち池の分岐まで来ました。

3/23 9:53

西天狗もだいぶ近づいてきました。

3/23 9:59

この岩峰を越えて行くと…

3/23 10:04

まもなく東天狗の山頂です。この先はやせているのでご注意を…

3/23 10:12

眼に入ったのは阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳です。

3/23 10:12

ズームにしてみました。

3/23 22:10

冬、3回目の登頂です。東天狗岳（2640m）今回は風も弱くあまり寒く無いので、展望に時間をかけました。

3/23 10:18

南アルプスの遠望です。

3/23 10:21

南八つをバックに…

3/23 10:28

西天狗（2646m）の鞍部まで下って来ました。時間が気になったので黒百合ヒュッテに向かいます。また次回に…

3/23 10:35

ここは登山道ではありません。雪があるから歩けるのです。自己責任で…

3/23 10:40

北八ヶ岳です。素晴らしい景色です。名残つきないです。

3/23 10:54

分岐に戻って来ました。これから天狗の奥庭に向かいます。

3/23 11:09

振り向くと左が東天狗、右が西天狗です。また来ますね…

3/23 11:15

黒百合ヒュッテ(2399m) が見えて来ました。ここでのんびりと昼食します。

3/23 12:32

やっと分岐まで下って来ました。道標は渋の湯とは表示されていません。奥蓼科です。その方向に下ります。

3/23 12:56

ここも紛らわしい表示をしております。手前方向の、奥蓼科方面に降って下さい。そろそろ硫黄の臭いがしてきます。黒百合ヒュッテから1時間20分で渋の湯バス停に着きました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-310 オリンパス

感想

aaib1360

3回目の雪の天狗岳に仲間と登って来ました。
今回は、混雑する黒百合ヒュッテ泊を避けて星空とランプの高見石小屋にお世話になることに
しました。大正解だと思います。
渋の湯から賽の河原を登るコースですが、トレースもバッチリしており、展望も良く、年寄り
が登るにはとてもなだらかです。
途中でご一緒になったご夫婦は、昭和8年生まれ、私よりも6歳もお兄さんですが、三浦雄一郎
のような元気さが感じられました。
このコースは真っ青な空と、樹氷、霧氷の景色で疲れている体を癒してくれます。
予定よりも早く高見石小屋に着き、高見石に登ると、展望が素晴らしく、来て良かったと再確
認をしました。
丸山のピストンをと思い樹林帯を下りましたが、途中の分岐で道標をよく確認せず右のコース
を取ったため、白駒池の湖畔に出てしまいました。
高見石、麦草峠間は何回も歩いているが白駒池は1度も来ていないので結果的には良かったと
自分を慰めております。
凍結した池の上を歩くのは、初めての経験です。時間があれば1周でも2周でもしたいくらい
です。
湖面の景色を堪能し、高見石小屋までコースを変え少し急な樹林帯の登りを頑張り、予定の
16時きっかりに到着です。今夜の宿泊者は約80名位と予測しました。我々は個室に泊めて頂
きました。料金は変わりません。
ランプなので少し暗いですが、部屋で早速冷えたビールで乾杯をして夕食を待ちます。2回目の
17時45分からが我々の食事です。印象に残ったのは暖かい湯豆腐が鉄鍋に個別で出てきたこと
です。小屋では珍しく思います。
夜は星空観賞のサービスもあり、超望遠鏡で各人に見せてくれます。暖房も良く利き寝具もた
っぷりあり夜中は暑くて毛布を剥いだ状態でした。

翌日も快晴、高見石で日の出を見て朝食です。パンとは珍しいですね。荷上げは負荷だそうです。
いよいよ今回の目標天狗岳へ向かいます。樹林帯のトレースがしっかり着いている登りを中山
まで登ります。この登りは約1時間。朝一には少し堪えました。展望台に着くと、北、御嶽、中
央、天狗岳、南八つのお出迎えです。先に進み中山峠からは、いよいよ天狗岳への登りです。
無雪期と違って足下はすべて雪と氷で障害物を隠しています。とても歩きやすいです。急な雪
面もトレースが良く付いており心配はありません。唯、頂上の手前の岩稜地帯のトラバースだ
けは道幅も狭く凍結しておりますので右側には滑落しないように、注意しましょう。
山頂の展望は、写真の通りです。西天狗岳も登る予定でしたが、時間が気になり今回はパスと
しました。鞍部からは、雪の季節しか歩けないトラバース道を歩き、天狗の奥庭から黒百合ヒ
ュッテに降りました。天狗の奥庭も踏み抜きがありませんでした。昼食をヒュッテ前の広場で
日向ぼっこをしながら取り、渋の湯へと下ります。ここを登りにするのは少し辛いかもしれま
せん。
アイゼンは初日は未使用、二日目は使用しました。
素晴らしい天気、展望、仲間との歩きに大満足、大感激の二日間でした。