火打石谷(小常木谷支流)


- GPS
- 10:00
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
余慶橋は現在使われていない。車2〜3台分の駐車スペースがある。橋から踏み跡をたどって沢に降りる。
小常木谷入口のゴルジュの手前で2人の釣人に会った。その後いっさい人には会わなかった。
はじめのうちはゴルジュが続く。いくつか小滝がある。
7m滝は左から高巻いた後、10mの懸垂下降で沢に降りる。ガイドには懸垂下降が難しいようなことが書いてあったが、とくに難しい要素はなかった。
ゴルジュの後の6m程の直瀑は、右からの高巻きと直登の2つの選択肢がある。まず確保なしで右のルンゼを登ってみたが、急峻なうえホールドは細かく泥で滑りやすく危険。行き詰ってとりあえずハーケンを打ってセルフビレイ。補助ロープを垂らしてアンドゥーさんを確保&リードしてもらって高巻いた。その後、滝の落ち口からロープを垂らして他の人たちをビレイして登らせた。それほど難しくはなかったようだ(おそらく3級上程度)。直登がベターだろう。ただし残置支点はない。
連続するナメのあと長いゴーロをひたすら登り、少し疲れてくる。このあたりではビバークもできるだろう。
久しぶりの滝が現れ、二条の滝を越えるとすぐ二俣だ。水量は1:2で、左が70m滝、右の少し奥が40m滝である。方角や水量からみて右が本流のようだ。われわれは右に進んだ。40m滝はその後の10m滝とあわせて左岸から高巻く。(左に進むとすれば70mは右岸から巻くことになるだろう)
小滝をいくつも越え、つめは猛烈な笹ヤブ。2メートルを超える密集して絡み合った笹に1時間悪戦苦闘した。もしかしたら、ルートを右にとりすぎたのかもしれない。忠実に沢筋をつめるのがよいだろう。
入渓者が少なく、自力でのルート判断や登攀技術が要求されるのがこの沢の難しさだと思った。ただ、ガイドに上級とされているのは言い過ぎだと思った。ガイドの遡行図も実際とかなり異なっているようだ。
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