金剛山 ヤマトグサに会いたくて

2022年04月28日(木) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 8.9km
• 登り: 679m
• 下り: 674m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:00

9:30 水越峠バス停
9:40 9:50 水越峠
10:30 金剛の水
10:50 カヤンボ
11:00 もみじ谷入り口
11:30 第６堰堤
11:50 本流ルート分岐
12:30 金剛山
12:40 転法輪寺
13:10 13:30 山頂広場
13:30 転法輪寺
13:40 大日岳
14:20 14:30 もみじ谷入り口
14:40 カヤンボ
15:00 金剛の水
15:20 水越峠
15:30 水越峠バス停

目的の花ヤマトグサに会えてよかった。もう一つホタルカズラに会いたかったのだがそれらしきところをくまなく探したが見つからなかった。
他にはヤマウツボという寄生植物に出会えたのは収穫だった。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水越峠バス停横の駐車場を利用。
9時過ぎにもかかわらず3台の空きがありラッキー。
早朝登山の方々が帰られた時間かも？

コース状況／危険箇所等

特になし。
頂上手前の辺りは昨夜までの雨によるぬかるみがあり、滑りやすかった。

写真

ハナイカダ
雄花　

カキドオシ

ツボスミレ

キンポウゲ（ウマノアシガタ）
今年初見参。

クサイチゴ

カテンソウ

小さな花をアップするとカタツムリの角のようなものが出ている。語源は諸説あるが「花点草」と書くことから来ているとのこと。

アケビ
雌花

雄花
水越峠付近も多く生育している。

シャガ
一面に咲くのもいいが
かんざしの様な一株だけ咲いているのが風情ある。

ウワミズサクラ

ホウチャクソウ
寺院の軒下に吊り下げられた宝鐸（ほうちゃく）に似ていることから付けられた名前。

イチリンソウ

ニガイチゴ

ミヤマキケマン

ジロボウエンゴサク

シロバナネコノメソウ

最盛期。

ヤマトグサ

咲き始めました。
多数の雄花が垂れ下がり風にそよぐので、登山道の周りに目を凝らすと見つけられる。

日本の固有種。牧野富太郎博士が日本人として初めて学名をつけたという記念すべき植物。

ヨゴレネコノメソウ

チャルメルソウ

トウゴクサバノオ

ウワバミソウ

ちょっと注意！

ワサビ

アップすると清楚な花だ。

タチツボスミレ

ニリンソウ

もみじ谷の群生地。

カトラ谷の群生地に引けを取らない。

最盛期。

白い絨毯に思える。

第六堰堤

エンレイソウ

もみじ谷本流へ。

カタクリ
すでにほとんどが枯れている中でこの株はまだ花盛り。

ヤマウツボ

ブナ林などの落葉広葉樹の根に寄生する多年生植物。
和名は、花穂が矢を入れる靫（うつぼ）に似ていることに由来。

地上部の上方に軟毛があるものはケヤマウツボという。

キジバト

シジュウカラ

ヤマガラ

サイコクサバノオ

白い花びらに見えるのはがく。
花は黄色で蜜線状。

語源は果実が熟すと鯖の尾のように見えることから名がついた。

今年は当たり年の様で
あちこちで見られる。

個体は小さいのでよく見ていないと見逃す。

コガネネコノメソウ

良く輝いている。

今が最盛期。

ユキザサ

開花したのはこの一つだけ。
花はこれから。

ミヤマシキミ
赤い実が多数付く。

いつもの木製ベンチで暫し休憩。

大日岳から六辻に向かうとこの看板がある。

ニリンソウの六枚花弁が揃って咲いていた。
通常花弁は五枚。

ミツバツチグリ

ヒトリシズカ

終盤を迎えていた。

オオカミ谷の急坂を下りてきた。
ロープがあって容易に下りられ助かった。

ここには小さい案内板がある。

ムラサキケマン

ほとんどが枯れ始めていたが
ここは咲き始めたばかりで綺麗。

ミヤマハコベ

小さい花だが一面に咲いていると圧巻。

感想

トマトランルイ

これで三週連続の金剛山となった。
週ごとに新しく咲く花、朽ちる花が目まぐるしく推移することが今更ながらよくわかったような気がする。