カトラ谷のお花畑（金剛山）

2022年05月03日(火) [日帰り]

• GPS: 03:21
• 距離: 8.7km
• 登り: 869m
• 下り: 880m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:27

8:49 金剛登山口バス停
8:52 8:52 黒栂谷道分岐
9:00 9:01 タカハタ谷分岐
9:14 9:16 カトラ谷分岐
9:47 9:48 水場
9:50 9:57 お花畑
10:27 10:29 山頂広場
10:32 10:35 転法輪寺
10:37 10:45 金剛山
10:51 10:53 転法輪寺
11:03 11:04 山頂広場
11:08 11:08 九合目（千早本道）
11:15 11:16 八合目（千早本道）
11:23 11:25 二ノ滝
11:29 11:29 五合目（千早本道）
11:54 12:02 千早神社
12:07 12:09 千早城跡
12:16 12:16 金剛登山口バス停
12:16 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

河内長野駅まで南海電車　
河内長野駅から金剛登山口まで南海バス
南海電車の金剛ハイキングきっぷを利用（なんばからだと往復で410円お得）

コース状況／危険箇所等

カトラ谷のコースは、崩落後荒れているとのことだったが、踏み跡もしっかりし、明瞭になりつつあり、道迷いの心配は少ない。
核心部の岩棚ロープや梯子もそれほど怖くはない。
しかし、滑りやすい岩などもあるので、核心部にかぎらずよく注意して歩こう。
下りの千早本道は、階段が整備されており、初心者でも安全。

写真

5/3 8:48

金剛登山口バス停　南海バス（河内長野行）と金剛バス（富田林行）が並んでいる。

5/3 8:54

カトラ谷へは、金剛山「山の豆腐」のところから、ずっと林道を進む。バリエーションルートだが、ニリンソウ目当てに今日は多くの人が歩いている。

5/3 8:59

道端のキンポウゲ
花の光沢がすごい

5/3 9:06

林道が少し急になってきた。

5/3 9:14

分岐点　左はセト、右はカトラ谷
今日のコースは分岐も多い。

5/3 9:15

マムシグサ

5/3 9:22

カトラ谷の第1の滝
滝の向かって左にロープがあるが、ネット情報で左は滑りやすく、右の方が階段状で安全とあったので右を登る。

5/3 9:25

カトラ谷の第2の滝
向かって右の巻き道をいく。

5/3 9:39

核心部のロープがある岩棚歩き。
結構幅があり、下もあまり見えないのでさほど怖くない。

5/3 9:41

岩棚歩きに続くはしご
ボロボロのハシゴ
足が滑るところもあった。

5/3 9:42

カタバミ
まだ、咲いていない。

5/3 9:44

ヤマルリソウとコハコベ

5/3 9:47

水場

5/3 9:50

フェンスのある堰堤の左をロープで超えたところ。
ここまでくれば、もう安全だ。

5/3 9:51

クリンソウ

5/3 9:52

ユキザサ

5/3 9:53

フェンスを越えるとお花畑はすぐのところにある。
ニリンソウのお花畑の中を登っていく。

5/3 9:54

バイケイソウ　花はまだ
おいしそうですが、新芽も葉も茎も根もすべて有毒で毒性の強いアルカロイドを含みます。煮ても湯がいても天ぷらにしても毒は消えません。

5/3 9:54

エンレイソウも群生している。

5/3 9:55

ネコノメソウ
カトラ谷のもう一つの名物

5/3 10:09

ニリンソウとネコノメソウ
ネコノメソウは種類が多く難しい。

5/3 9:59

イチリンソウ
ニリンソウより葉も花も少し大きい。

5/3 10:03

ニリンソウだけではなく、お花畑にはいろいろな花がいっぱい。

5/3 10:08

お花畑一面のニリンソウ
山頂から降りて見に来るハイカーも多く、お花畑は人もいっぱい。

5/3 10:07

ヤマシャクヤク
環境省のレッドデータブックの準絶滅危惧種

5/3 10:09

難ルートの後のごうほうびのお花畑
滑落して、別のお花畑に行かずによかった。

5/3 10:11

新緑とニリンソウ

5/3 10:13

ウツギ
五月に咲く卯の花

5/3 10:23

カトラ谷を登り切って一般道と合流
土砂崩れのため通行できないとあるが、どんどんロープをくぐりハイカーがカトラ谷に降りていく。
確かにお花畑までは急だが、危険個所はない。

5/3 10:28

金剛山山頂広場
人がいっぱい。
最高地点は葛木岳といい、御所市の葛木神社の本殿の裏にあるが、神域となっており立ち入ることはできないため、国見城跡の広場が山頂扱いされている。

5/3 10:26

登ってきたカトラ谷のv字を通して大阪のまちを望む。

5/3 10:27

大阪平野を眼下に一望できる奈良県御所市高天の金剛山頂広場に、「金剛ざくら」と命名されている一本のサクラの老樹が立っている。 小高木、花はうすみどり一重五弁、淡緑色の若葉が花より先に展開する。 標高約1,080メートルという高地に生育している為、例年5月上旬頃に満開となり、関西一の遅咲き名桜と言われている。

5/3 10:31

真言宗醍醐派大本山金剛山転法輪寺
役行者の開祖と伝わっている。明治の初めまで女人禁制で、天台・真言宗の修験の地であり、今日も下山路では修験者にすれ違った。

5/3 10:43

山頂を目指し、葛木神社へ向かう
山頂は巨木がいっぱい。
「仁王杉」

5/3 10:47

葛木神社
この裏が本当の金剛（葛木）山頂
1，125メートル

5/3 10:48

神社の境内の桜
ここの桜もまだまだ綺麗だ。

5/3 10:50

夫婦杉
この夫婦杉という安易なネーミングは全国どこにでもある。

5/3 10:54

千早本道で下山

5/3 11:14

立派なブナの木
金剛山はブナ林でも有名だ。

5/3 11:28

ウルトラマンとバルタン星人の石像
バルタン星人は、もともとはセミなので金剛山にいてもおかしくない。

5/3 12:03

千早城跡
千早城は1332年楠正成が築城した山城
日本百名城

5/3 12:03

千早神社
千早神社は千早城の本丸址に位置しており、もとは千早城の八幡大菩薩を祀って鎮守として創建したものであったが、時代が下って後に楠木正成、楠木正行、久子刀自を合祀した。
「楠社」と言われる。

5/3 12:15

千早本道、千早城跡は全部階段
1時間もかかっていないのに疲れた。

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

感想

マルヒコ

金剛山のカトラ谷のニリンソウのお花畑がすごいとの話を聞き、はじめて尋ねました。ニリンソウは、見ごろで、他にもヤマシャクヤクやクリンソウにも出会えました。道中のコースがたいへん厳しいと聞いていたのですが、それほどでもなく、植物を楽しみながら楽しいハイキングができました。
金剛山にはいろいろなルートがあるようなので、次はどんなルートで登ろうかな？