海沢カタクリ山〜天地山〜鋸尾根

2014年04月01日(火) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 8.9km
• 登り: 902m
• 下り: 915m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:45

8:45 白丸駅
9:15 0:00 海沢カタクリ山入口
9:43 9:57 山頂
10:43 0:00 林道終点
11:59 12:35 天地山
13:18 0:00 鋸尾根合流点
14:12 14:21 岩峰手前ピーク(H745m)
14:32 0:00 天聖神社の祠
15:03 0:00 愛宕神社
15:30 奥多摩駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

行き)JR-白丸駅
帰り)JR-奥多摩駅

コース状況／危険箇所等

白丸駅対岸の数馬峡遊歩道は雪害で通行禁止。そのため数馬峡橋を渡らず国道を歩く。カタクリ山へは海沢大橋を渡った所を登る。
カタクリ山から尾根伝いは藪で塞がれ歩けない。一旦戻って貯水池への下り道を歩く。そして地元の生活道路を歩き、変形五叉路右の林道に進むと天地山への登山道に続く。
天地山登山道は踏み跡は薄く案内標識もないが迷うほどではない。しかし直登気味の急勾配の道が続く。
天地山からは何かに掴まらないと下れないほどの急降下の道となりここは要注意箇所だ。
鋸尾根の道はよく整備されて天聖神社の祠手前に昭文社地図で危険マーク付きの岩場があるが、それほど気にすることなく歩ける。

写真

4/2 13:43

数馬峡下流方向、一旦渡った数馬峡橋を遊歩道通行止めで白丸方面に引き返すことになった

青梅街道から見たカタクリ山（右手前）と天地山（左上）

4/1 20:50

海沢カタクリ山入口

急な斜面に咲くカタクリの群落

4/1 20:51

カタクリの花3輪

カタクリ山の頂上

4/1 10:03

カタクリ山下の貯水池横を行く

天地山への登りにかかる

途中にわずかにイワウチワが咲いていた。大半はまだ蕾以下

4/1 11:23

支尾根の登りから御岳山から大岳山を望む

4/1 11:57

天地山の最後の急な登り

4/1 20:55

天地山頂上、何とも古い標識が

天地山から北側の長沢背稜、三ツドッケを望む、

頂上のアセビの花

4/1 12:44

天地山からの急な下りを振り返る

4/1 12:44

同じ場所の前方は

4/1 12:52

下ってきた鞍部から天地山を振り返る

4/1 13:13

鋸尾根への登り、まだ少し残雪が

4/1 13:18

鋸尾根合流点、天地山方面は行き止まりとある

4/1 13:57

鋸尾根コース左後方を見る。右側が御前山

4/2 13:40

鎖場コース分岐、向こうが岩場コース

4/1 14:09

鎖場近くから石尾根を望む、中央が六ツ石山、その左に覗くのが鷹ノ巣山か

4/1 14:24

斜面一面にイワカガミの群落、でも開花はまだ先、残念！

4/1 14:31

岩場から後方を見ると岩の間から木々が

4/1 14:31

岩峰の天聖神社の祠

4/1 15:03

愛宕神社の鳥居

188段の名物急階段

登山道入口、創造の森園地の像

撮影機器：

COOLPIX P7100 ニコン

感想

kesera182

春になって初めての山歩きに、カタクリやイワウチワ、イワカガミなど季節の花を期待して大岳山北側の海沢カタクリ山から天地山というバリエーション・ルートとした。
白丸駅からは数馬峡遊歩道を行く予定が、2月の大雪の影響で通行止めで数馬峡橋を渡り返して青梅街道を歩くことになった。でも国道からはカタクリ山と天地山が前方に見え、さあ行こうという気分にしてくれる。
海沢大橋を渡るとすぐにカタクリ山の入口に達する。まだ咲いていないか心配だったが、斜面にカタクリが群生していて少しほっとする。心なしか他で見るより紫の色が濃いようだ。
カタクリ山から貯水池に降り地元の生活道路から天地山への林道を歩く。山道に入ると樹林帯の中、急な登りになる。直登気味でいささか歩き難い。途中600m付近でイワウチワを発見。まだシーズン始めといったところで数えるほどしか咲いていない。満開にはあと1〜2週間は必要だろう。
急登の連続で結構きついアルバイトを強いられ天地山に到達する。ちょうどお昼だ。北側が開けていて長沢背稜が望める、それを眺めながら昼食をとる。頂上に咲くアセビの白い花が綺麗だ。
天地山からは岩場の猛烈な下りで木々や岩を掴みながら下る格好になった。
降りた後の登り返しは、鋸尾根への急な登りとなる。登った先の鋸尾根合流点の標識に天地山方面は行き止まりの表示があり、ちょっと複雑な気分にさせてくれる。
鋸尾根はよく整備されていてとても歩きやすい。いくつかのピーク越えのあと岩場に達する。この岩場のピークに天聖神社の祠があり、この後の岩場の下りにイワカガミの群落が見られる。残念ながらここも蕾以下。去年行った滝子山よりも規模が大きく隠れた穴場と言えそうなのに残念なことだ。
この後、愛宕神社から登計の急な長階段を下って奥多摩駅に向かった。
まずは好天気の中、コース中全く誰とも出会わない静かで変化のある山歩きを楽しんだ一日になった。