久しぶりの岐阜の山・簗谷山

2022年05月03日(火) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 5.9km
• 登り: 790m
• 下り: 785m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:17

距離 5.9km 登り 806m 下り 785m

8:49 簗谷山登山口
8:54 南尾根ルート、ぶなの木ルート合流
10:12 10:26 小鹿の涙
11:31 11:34 岳美岩
11:40 12:27 簗谷山
14:02 14:04 南尾根ルート、ぶなの木ルート合流
14:05 簗谷山登山口
14:06 ゴール地点

登山口まで、とても遠いと感じましたが、休憩を入れて3：20ほどで着きました。途中、ささゆりトンネルへ入る手前が難しかった。抜けたあとでも迷いました。
普段とは違う岐阜の山の花を楽しむことができました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中津川ICから国道257線を下呂方面へ。41号に入り、ささゆりトンネルを通り、岩屋ダムを左に見ながら馬瀬大橋を渡り北へ。その辺りでやっと簗谷山登山口への標識が現れる。
ささゆりトンネルへ入る道が分かりにくいし、岩屋ダム方面へ行くのも分かりずらい。北ではなく、南に走っていた。
岩屋ダム見学施設にトイレがあります。
登山口のPには10台ほど。簡易トイレは封鎖中。
私は、すぐ手前の道の端の、縦列駐車の仲間に入れてもらった。

コース状況／危険箇所等

岩がゴロゴロして、歩きにくい道。
下りで通った沢を左右に渡る道が分かりにくい。

写真

5/3 8:45

登山口駐車場。奥が登山口。
連休だから多いかと思ったけど、花が終盤だからか、路駐の車は10台くらいでした。

5/3 8:45

絵地図を頭に入れて、出発。

5/3 8:50

すぐに尾根道と沢道の分岐。
左に上がります。

5/3 8:50

新緑が気持ちのいい山道。

5/3 8:55

小さな岩がゴロゴロして、歩きにくい道が続く。

5/3 8:56

上を見上げると、咲いている。

5/3 9:08

暫く登るとクマガイソウの群落地。
ロープで保護してあります。
これから咲き始めるのもあったけど、大体が円熟期か過ぎた花でした。

5/3 9:09

ここのクマガイソウは、白っぽいんだそうです。

5/3 9:09

これから咲く花は、ほとんど白。

5/3 9:10

まだ頑張ってる花。

5/3 9:17

タニギキョウも。

5/3 9:18

凝灰岩？っぽい岩が多かったけど。

5/3 9:34

クロモジの木が多かった。

5/3 9:47

マルバの木？
飯田の風越山でよく見る木です。

5/3 9:55

ヤマトテンナンショウ？

5/3 9:56

舷部をめくってみたら、こん棒が細くて緑色。

5/3 10:01

これも同じ。茎に、まだら模様がないので、多分、ヤマトテンナンショウ、かな。

5/3 10:03

小鹿の涙到着。

5/3 10:04

大山祇の神様が祀ってある。

5/3 10:12

この木も多かった。
コハクウンボク？
時期には、白い花が咲く。

5/3 10:17

ちょっと諦めかけていたシロヤシオの花。まだ咲いていてくれた。

5/3 10:17

ダイセンミツバツツジ。
紅いミツバツツジは、ほぼこの種類かな、と思う。

5/3 10:35

シハイスミレ、と思うけど、葉の裏が紫ではなくて、緑色。

5/3 10:42

簗谷山山頂の稜線が見えた所。右端に岳美岩が見える。

5/3 10:43

岳美岩アップ。
人が立っていた。

5/3 11:08

フモトスミレ。

5/3 11:15

ダイセンミツバツツジが満開。

5/3 11:36

岳美岩に寄り道。
細い道を随分下りました。

5/3 11:25

岳美岩から見下ろした風景。広々として気持ちいい。
お気に入りさんが大好きな光景。
狭い所で、2パーティがお昼ご飯。
恵那山や、黒部五郎岳を教えていただく。

5/3 11:25

御嶽山がどっしり。
今日一番の山。

5/3 11:25

ちょっと霞んで乗鞍岳。

5/3 11:27

霞んでますが、穂高槍連峰と笠ヶ岳。
よく見えるほうだと、言われました。よかった。

5/3 11:26

笠ヶ岳〜黒部五郎岳〜北股岳と、薬師岳が見えてるはずだけど、見分けられず。

5/3 11:31

左奥に、恵那山。
ずい分遠くに見えました。

5/3 11:40

簗谷山山頂到着。
二等三角点、点名弓掛。
割と広くて、10人ほどの人が休んでいました。

5/3 11:42

ちらっと、木曽駒ヶ岳方面が山の上に。

5/3 11:42

御嶽山と、手前の御前山・白草山。
白草山は登山者が多いと聞きました。

5/3 11:42

山頂からの乗鞍岳〜穂高・槍連峰

5/3 12:20

穂高・槍連峰〜笠ヶ岳。
笠ヶ岳が見える景色は珍しいので、何度も撮影。
黒部五郎岳以北は、木の陰で、見づらい。
下ります。

5/3 12:29

ブナの道に、ブナの赤ちゃん。

5/3 12:32

ニシキゴロモ。
キランソウかと迷いましたが、太平洋側には、紫色のニシキゴロモもあるそうです。

5/3 12:50

踏み跡を辿ると、御嶽山が見える場所だった。

5/3 12:53

シロヤシオが満開。

5/3 12:52

おお、きれい！！

5/3 13:18

スルガテンナンショウ。

5/3 13:17

舷部（ふた）をめくると、まあるい頭をちょこんと傾けて、可愛らしい！

5/3 13:53

これは、ほかの場所で。

5/3 13:33

ヤマシャクヤクは、終わっているものが多かったけど、かろうじて、さいていてくれました。

5/3 13:39

これは、綺麗に咲いてました！

5/3 13:43

マツカゼソウ。葉が涼し気です。

5/3 14:01

帰ってきました。

5/3 14:34

車で、弓掛川に沿って走ります。

5/3 15:04

岩屋ダムに立ち寄りました。
上流から見た所。
岩を積み重ねた、ロックフィルダムだそうです。
高瀬ダムと同じ作り方かな。

5/3 15:10

展示室の中に、「日本で最も美しい村」連合に、馬瀬が入っているとありました。
高遠や大鹿村のお仲間ですね！

5/3 15:26

ダムの上に、車で入ることができました。

5/3 15:20

東仙峡金山湖。

5/3 15:19

下流を眺めたら、ずっと下まで、石が組んでありました。128mあるそうです。発電所もあります。

5/3 15:32

岩屋岩陰遺跡のPまで下りて、ダムの石の壁を見上げました。凄いです。
下に馬瀬川第二ダムがあり、二つのダム湖を利用して、揚水式発電がされているそうです。

5/3 15:35

近くに、シロモジの葉（恐竜の足跡型）と、ダンコウバイの葉（チューリップ型）がありました。

5/3 15:41

岩屋岩陰遺跡の、「謎の巨石群」案内図。

5/3 15:44

太陽カレンダーのシュミレーター施設。

5/3 15:52

巨石群。道も整備されている。
私には、縄文人が、この巨石を太陽や星の観察のために並べたとは、考えられない。
あくまでも自然石のように見えますが。

5/3 15:55

ヒメカンアオイ。

5/3 15:54

その花。
ギフチョウが初めて発見されたのは、岩屋ダム周辺だそうです。
ギフチョウの食草。

5/3 16:05

近くに、ヒメハギ。
いつ見ても、構造がわからない。
小さな花です。

5/3 16:12

北極星とも関係があるとの説明。

5/3 16:15

この岩の35度の傾斜に目を合わせると、上の木立の上に、北極星が見えると言います。いつも。
その傾斜に、削ったんだとか。

5/3 16:19

道の端に、小さなヒメウズ。
お疲れ様でした。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

感想

snowheaven1

10数年前に、山の会で、小型バスに乗って行ったことがあるのですが、時期が異なり、花を見ることなく帰ってきたので、思いが残っていました。
遠いからと諦めていましたが、毎年、お気に入りさんが花のレコをアップされるので、今年は、思い切って行ってきました。
周回した記憶だけはあるのですが、他は全く忘れてしまっていて、新しい山でした。花には少し遅かったんですが、いろいろ見ることができて、充実した山旅でした。
お気に入りさん、ありがとうございました！
岳美岩や山頂でお会いした方たちは、地元の方で、何度も登っているみたいで、山の名前など、いろいろ教えて頂き、楽しかったです。
特に、笠ヶ岳や黒部五郎の優美な姿を岐阜側から見ることができて、幸せでした。
岩屋岩陰遺跡は、以前から縄文人の生活の跡として認識されていたそうです。ただ、周りの巨石が太陽や星の観測と結びつけられたのは30年ほど前と新しく、これら巨石を人工的に並べたとされるにしては分かりにくいかな、と感じました。

コメント

okinawa123

植物博士！流石です。
マムシグサの識別なんか到底無理でしたが、何種類もあんだね。
一人のドライブは大変ですから、近くに山友がいると良いけど。
山と花への情熱を、まだまだ持ってますね、お疲れ様です。

snowheaven1

okinawa123さん、
マムシグサ類、50種はあると思いますよ。
見てもよく分からないことが多いけど、このスルガテンナンショウは特徴がはっきりしてるから。
私は、花を見ながら歩く時は、すごく時間がかかるので、同行する人に迷惑かけてしまいます。一人が気楽でいいんです。運転は大変ですけどね。