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Yamareco

記録ID: 424265
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

雲取山

2014年01月03日(金) 〜 2014年01月04日(土)
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tkdryo その他1人
GPS
32:00
距離
27.0km
登り
2,230m
下り
2,223m

コースタイム

8:20鴨沢入り口ー12:10奥多摩小屋12:40ー13:30山頂避難小屋

7:45山頂出発ー9:40三条の湯ー10:05舗装路ー12:55下山ー12:15鴨沢入り口
天候 3日 晴れ
4日 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
軽アイゼン必要。
とはいえトレランシューズでもおそらく可能。

感想

雲取山。初の冬山。

と思ったら1日に竜ヶ岳、毛無山登ってるんだった。
初の冬山テント泊。そして初?の山仲間との登山。
下ノ廊下で知り合ったゾノ氏とTさん。

11月から連絡を取り合って実現した雲取山。
朝5時すぎに起きて、実家でおしるこを食べ、紅茶を沸かし、出発。
6時ぴったりに武蔵小金井駅へ。
二人と再会。

「ごめんりょうくん、足痛めちゃったから今日行けないやー。このまま帰るね」

!!!??!?!?!?!?

Tさんまさかの告白。
どうやら直前に買ったネパールEVOの慣らしで富士山の五合目まで行き、12時間歩き通した結果、足を痛めたらしい。
しょうがないけど残念。おでんセットを受け取りお別れ。ウルトラライト、山岳小説に関して色々聞きたかったのになー。

ゾノさんと二人で雲取鴨沢ルートに向かう。
ゾノさんは登山経験自体は多くないが、ボルダリング、クライミングをかなりしてきたみたいで色んな話を聞いた。
結論としては、
来年の夏からの1年間半はボルダリングに勤しむ時間にすること。
早めに外岩にデビューすることにした。

今回のテーマは−10℃の中のテント泊がいかがなものか。今の装備でどの程度対応できるのか。
31日の竜ヶ岳を除けば、初めての冬山登山。そして12本爪デビュー。明らかにオーバースペックだったがひとまず履いてみたかったのだ。

初めて尽くしの今回の登山。
8時半に鴨沢方面より登山開始。

登山口近くの路肩に車を停めて歩き出す。
山歩き自体は特になんともない。雪はあっても凍結はしていないし、正直アイゼンなしでも行けてしまうくらい。
3時間歩いて開けたところに出る前にアイゼン装着。

なんという安定感。滑る気配がない。
が足が重い。そして引き上げながら歩かなければいけないので足取りはさらに重い。
うぬぬ。

それにしても富士山がキレイだ。奥多摩はこの景色が見られるから好きだ。
12時10分に奥多摩小屋到着。長い休憩を取りつつ山頂へ。
傾斜のきついところが多く、時間がかかる。
そして息があがる。
空は最高に晴れ渡っている。
13時半。山頂着。
5時間で山頂か。日帰りもできるけど今回の目的はそうではない。

テント泊がメインなのだ。
避難小屋がとなりにあるのにわざわざテント泊。おばちゃんに心配されながらのテント泊。
仮眠をとり15時乾杯。

今回持ち込んだ嗜好品は二人でビール2缶、日本酒555ml、焼酎400ml。飲み過ぎ!というかそんな飲めない。と思いつつ宴会スタート。
ここからおでん2人前、まさかのお餅4切れ、缶詰多数という重量完全無視の贅沢山行。
ウルトラライトもいいけど贅沢もいい。難しいですな。

日本酒は毎回暖め、熱燗にしていただく。
正月早々こんなことをしている。
何よりも贅沢をしている気になった。なんだこの空間は。
というか俺は山が好きなのか。なにが好きなのか。
でもテント泊は大好きなんだなー

雲取からみる東京の夜景はとてもキレイ。こんな近くにあるのにまったくの伊世界。幸せな空間だ。

気温は−10℃くらいだろうか。
ナンガのオーロラ450にダウンパンツ、ダウンシューズ、化繊ダウンのフル装備で潜り込む。
なんとまったく寒くない。−20℃とかは無理でも−15℃まではいけそうに感じた。
というかむしろ心地よすぎて即寝。

しかし21時45分頃に起きる。
ものすごい尿意を口渇。ただの飲み過ぎである。
フル補給して睡眠。二回くらい目覚めるもすぐに寝る。
雪山を歩く夢を見た。まさに歩いてきたところだっての!

7時に起きて朝焼けを見る。テントの楽しみってのはここにもあるんだよなー何回見てもキレイなもんはキレイなんです。

ゾノさんはアイゼン以外スリーシーズン装備で凍えて死ぬかと思ったらしい。
申し訳ない。ダウンパンツくらい貸せただろうに。

7時45分山頂出発。
9時40分三条の湯到着。
入らずにそのまま下山。
その後舗装路を延々と歩く。2時間くらいあったろうか。
ここが一番きつかった。慣れない装備で疲労もあったし、舗装路は硬くて痛い。
少し残っていたドライフルーツやバーで補給しつつ下山。
車を回収にザックをおいて登ること2時間。
無事に厳冬期?雲取山テント泊を終えた。

その後温泉。ご飯と堪能し帰宅。

帰りの車ではクライミングと山関連の書籍の話で盛り上がる。
こんなに話の合う人がいるとは。
学校には絶対にいない。

山野井さんを尊敬してやまない人間。うれしかった。

そして春休みに腰を痛めた私は読書に耽ることとなった。

お勧めされたのは
神々の山嶺
処女峰アンナプルナ
空白の五マイル
探検家36歳の憂鬱
星と嵐

自分で気になって購入したのは
垂壁のかなたへ
アラスカ物語
くらいか。

完全に本、雑誌貧乏である。

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