秩父お花見ハイク
hirokok510
体力度について
- GPS
- 05:16
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 344m
- 下り
- 356m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大雪の影響はあちこちに見られるが、里では表面上はさほどではないが、イチゴ農家などは深刻、おそらく山道のあちこちも整備が大変と思われる。弟富士のカタクリ園もカタクリの被害はかなりと思われるが大塚園は閉鎖したままだ。長瀞の桜通りもかなり被害があったと思われるが、きれいに片づけられて、よく見ないと被害はわからない。 和銅遺跡は一見の価値あり。聖神社には解説のパンフレット（500円）が置いてある。鉱物館は見学できるのかどうか、事前に秩父市和銅保勝会（〒368-0001 埼玉県秩父市黒谷567 TEL0494-23-5631）に連絡する必要がある。問い合わせたところ、5人以上のグループで事前予約の場合のみ見学可能という） 長瀞駅前のレンタサイクルは二日前まで予約可能。長瀞観光協会■予約電話■ (0494)66-3311 （※2日前までにお願いいたします） ■ご用意していただくもの■ ・写真付き身分証明書（免許証など） ・ご利用の際は、所定のお申込書に必要事項をご記入いただきます。 料金 電動自転車 電動自転車 一日（8時間迄）・・・2,500円 半日（4時間迄）・・・1,500円 ■ワントリップレンタル■ 1時間 ・・・・・・・・・ 500円 2時間 ・・・・・・・・・1,000円 ※超過料金 1時間毎 ・・・・・・・・・ 500円 都幾川桜堤は武蔵嵐山駅から徒歩二十分くらい。 |
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感想
毎年早春（2月末）位から秩父の春を見つけに歩いてきたが、今年は大雪とケガで行けなかった。大雪の影響や如何に？と思い、秩父の桜の名所を尋ねてみた。
最初に武州日野の弟富士カタクリ園に行ってみた。大塚のカタクリ園は山の中にあるので大雪の被害がひどく今年は閉園しているが、ここは雪害の跡はきれいに片づけられ、開いているが、カタクリ祭りは終わったのか、行われなかったようだ。しかしまだ満開まで行っていないと思える。ただし北斜面でまだ時間が早く、太陽があまり届いておらず、花の大半は開いていない。少し日が射してくると少しづつ開いてくるが、今日は残念ながら5〜6カ所も訪ねるので時間がない。すぐに清雲寺方面に転進する。熊倉山方面の稜線を見るとまだ日陰の斜面や沢筋には残雪がみられるようだ。若御子山方面を見ながら梅や桜の咲く秩父路を進んでいく。気持ちの良い里道だ。江戸時代の石碑や二十二夜塔、念仏塔など古い石碑や野仏を見ながら進むと、千手観音に出る。ここの千手観音は見学できる機会はあるのだろうか？ここは秩父市指定文化財なので市に問い合わせるしかなさそう。お堂や経蔵を覗いてみるが、小さな仏像や古そうなお経しか見えないーー。
さて、清雲寺手前の若御子神社参道から清雲寺に向かう。ちょうど満開になり、まだ時間は早いが、見物客はかなり多い。出店は開店準備中のところも多い。枝垂桜は見たところ、それほど大雪のダメージは受けていないように見えるが、数年前には上部が雪で折れた老木もあるようだ。今回の被害はお寺に尋ねてみないと分からないが、時間がなく撮影を急いで行って時間切れ。武州中川駅に急ぐ。
次の電車で和銅黒谷駅に向かう。車窓から武甲山などを眺めながら進むとすぐ和銅黒谷駅に到着。ホームからも武甲山や熊倉山などの山並みが見える。まず聖神社に向かう。交通量の多い140号線を渡るのに苦労する。聖神社は140号線からすぐだ。和銅に関係の深い神社らしく、様々なモニュメントがあり、和銅鉱物館もあるが、残念ながら予約しないと見られないようだ。パンフレットが500円でおいてあるのでそれを買って読む。地元の保存会は高齢になったらしく動ける人があまりいないようだ。和銅にちなむお守りやおみくじなど様々なグッズが売られている−が誰もいない―無人の売り場だ。
道標に従って和銅露天掘り跡を探す。勘違いして駐車場まで登ってしまったが、露天掘り跡は少し下の山道を下っていく。やがて大きなモニュメントが見えてきて、露天掘り跡に出た。沢沿いの岩場の斜面二か所にあるようだ。一つはすぐ前にあるが、もう一つは藪にさえぎられてどこにあるかわからない。少し藪を漕いでみたがわからなかった。右側に登る山道があり、そこを登ると露天掘り跡を間近に見ることができるが、滑りやすい急斜面なので、足に自信のある人以外は危険かもしれない。1300年前の鉱山跡をこんなに近くで見られる場所はめったにないだろう。年月が経って、どれが銅鉱であり、あかがね（自然銅）なのかはよくわからないーー。露天掘り跡に直接入るのは危険そうだ。後から老夫婦が見学に訪れた。上には登らないようだった。再び時間に追われ、駅に向かう。帰路の途中に道標があり、聖神社を通過しない近道に入る。ここから内田家に出て、さらに精錬所跡や金山鉱山跡などに進むことができる。ただしこちらは300〜500年前くらいの室町から江戸時代の遺跡らしい。この辺り一帯に銅の鉱床があることを示している。内田家は今にも倒れそうな古い民家で、何代にもわたる名主の一族らしい。この辺りの重要な家だったようだ。
和銅黒谷から長瀞に向かう。ここを桜の時期に訪ねたのは初めてだ。駅前の観光案内所の前にはレンタサイクルが数台止まっている。空きがあるようなので借りてみる。出払っていれば歩いて法善寺に向かい、野上駅に出るつもりだった。ここの自転車は電動アシスト車で、これも初体験。ギアは三段になっているが安全のためにスピードは抑えてあるようだ。急発進にならないように走りはじめはスィッチを入れずにスタート直後に入れるように指導される。結構これは忘れるが急発進にはならなかった。北桜通りに出ると大勢の人が撮影しており、満開のようだ。桜の木の様子を見るーー部分的に木の皮が向けていたり、枝が折れて切られた跡が残っていたりするが、大きな被害はなかったのか？綺麗に片づけられているのでよくわからない。自転車の人、車も多い。所々で撮影し、金石水管橋に向かう。ここは昨年釜伏山から歩いて長瀞まで歩いた区間だ。
82号線に出る手前で、法善寺・横穴の道標があり、左折する。そのまま横穴には向かわず法善寺に出る。ここの枝垂桜も満開で、やはり大勢のカメラマンが撮影中。清雲寺ほどの老木はないものの、悪くない雰囲気。山の上の方まで桜などが植えこんである。ここも時間切れで撮影後すぐに自転車で引き返す。途中横穴付近によって見たが、道が藪っぽくわからないのであきらめて長瀞駅に戻り、自転車を返却、まもなく電車が来た。
最後は武蔵嵐山の都幾川桜堤だが、寄居に出て、30分ほど東武線待の間昼食をとる。100円で二個おにぎりのある弁当と家から持ってきたおかずと甘夏。桜堤で食べようかと思ったが、もう時間が遅くてお腹が持たない。待合室でバスの時間待ちをしているご夫婦と話をする。駅前の大きな造り酒屋の話をすると早めに出て見物に行くという。
小川町の駅には2時ちょうどに到着し、次の電車の時間を確認して桜堤に向かう。桜堤まで1．5�辧∈�堤は2�辧△△錣擦�4〜5�劼諒發�なので撮影と博物館を含めて1時間半では足りないかーー20分以上歩いて桜堤に出る。都幾川沿いに遠くまで桜が続いており、なかなかよいところだ。桜まつりは昨日で終了、静かなお花見散策だ。人ではそれなりに多いが、混雑ほどではない。それぞれ思い思いに家族や友人らと席を囲んだり、昼寝をしたりしているがいたって静かだ。お花見散策の後、菅谷館跡（すがや・やかたあと）から史跡の博物館に向かう。川岸についている道から脇道が出ており、菅谷館跡の道標が出ている。これは史跡の博物館につながっているはずだと登ってゆく。館の周囲の堀と関係あるかと思われる沢のような水が流れている。どこか上に水源があるらしい。南曲輪や土塁などの間を抜けて、館跡の中に咲く桜を見ながら博物館に出る――しかし今日は月曜日――開館しているわけない−―残念。一日ずらせばよかったが――桜はすでに数日前から満開なので、遅らせるわけにもいかず――。博物館は次の機会にーー駅へと急ぐ。15時半の快速に間に合って帰宅を急いだ。
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