北泉ヶ岳〜氾濫原 花と緑の異空間

2022年05月06日(金) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 16.3km
• 登り: 906m
• 下り: 909m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:55

7:41 桑沼
9:34 9:43 北泉ヶ岳
10:39 11:00 大倉山
12:02 12:44 氾濫原
13:59 14:01 桑沼
14:36 桑沼

天候

快晴　風弱く爽やか

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桑沼の駐車場6〜7台可能　登山ポストあり
スプリングバレーから先の林道は、すぐの場所に倒木があり片側通行で抜ける。雪はほとんどないが、深い轍や泥濘、路面に尖った岩が出ている場所もあり、慎重に通行したい。

コース状況／危険箇所等

ルートに問題になる個所はないが、大倉尾根に上がると北泉にかけて残雪が多くなる。例年よりも多いようだ。
氾濫原の渡渉箇所は上流側など少し探すと飛び石で渡れる箇所がある。
氾濫原内の水流は例年流れが変わるが、今年も変わっていて、少し少なめに感じた。
種沢林道などは特に通行止めのロープ等は無かった。

写真

5/6 7:38

朝の桑沼駐車場。GW中登山者は多かったのだろうが、今日は一番乗り。でも虫が集まってきて大変。

5/6 7:46

桑沼風景。新緑の時と紅葉の時が美しい。歩き出すと虫はついてこない？

5/6 7:54

大倉尾根への登り口。ここから花街道。

5/6 8:10

早速キクザキイチゲ。薄紫が綺麗だ。

5/6 8:20

登っていくと緑眩しいブナ林に

5/6 8:22

この大きな樹は何の木だろう

5/6 8:24

空に一筋の飛行機雲

5/6 8:25

青空・フレッシュグリーン。目に優しそうだが陽射しはジリジリ。

5/6 8:29

大倉尾根を北泉へ

5/6 8:30

タムシバも大きく花開いている

5/6 8:35

若葉を広げたブナ樹林が陽射しを遮ってくれる

5/6 8:44

まだ残雪も豊富だ

5/6 8:52

東側へは大きな雪堤が

5/6 8:56

残雪の消えた場所ではカタクリもまだ季節

5/6 8:59

緑のなかに深いブルーの桑沼

5/6 9:00

5/6 9:09

濃いピンクの山桜

5/6 9:16

長倉尾根から三峰への分岐にきました。ここから登りがきつくなってきます。

5/6 9:22

この辺りになるとまだブナも芽吹き直後です

5/6 9:27

大きな残雪の斜面をキックステップで登る。雪が柔らかいので問題無し。

5/6 9:34

北泉ヶ岳山頂

5/6 9:36

霞が強くて遠くの山ははっきりしないが、栗駒山や虎毛山、鬼首禿などが見えた

5/6 9:44

ブナの芽吹き

5/6 9:49

大倉山へ向かう

5/6 9:54

オオカメ小人の変身パターン。つぶつぶ頭が出てきた。

5/6 9:55

万歳の両手が少し広がって

5/6 10:06

カタクリが道の両側を埋めている場所がある

5/6 10:15

桑沼をアップしてみると沼の中まで見えそう

5/6 10:21

今年は雪が多かったのだろう。美しい風景が見られる。

5/6 10:39

でかいコブの木

5/6 10:38

大倉山の東屋で一休み

5/6 10:42

ちょっと入っていくと大きな岩の上から足元の氾濫原と船形山を俯瞰できる

5/6 10:42

船形山山頂方向。右に薬師森と前船形山。

5/6 10:42

北の方角には翁山と神室連峰の小又山辺りが見える

5/6 11:06

若葉に太陽

5/6 11:16

氾濫原に降りていく手前に、三峰山が見える場所がある

5/6 11:33

氾濫原の渡渉点付近。水量としては普通。場所探せば飛び石で渡れる。

5/6 11:44

清らかな水に浮かぶニリンソウ島

5/6 11:49

大きな根元の岩の所から水が噴き出し滝になっている

5/6 11:58

桂の樹、まあるい若葉

5/6 12:01

カツラの巨木が何本もある氾濫原。野鳥の声が響くだけの別天地。

5/6 12:03

ニリンソウは次の週末辺りが最高かな

5/6 12:05

それでもかなり咲いている。水辺とニリンソウの取り合わせは氾濫原らしさか。

5/6 12:08

マザーツリーと呼ばれるカツラの巨木

5/6 12:10

シラネアオイは咲き始め。とてもフレッシュで美しい。

5/6 12:11

新緑、水の流れ、残雪の白

5/6 12:16

踊りだしそうなカツラの曲線

5/6 12:17

5/6 12:22

悠久の時を過ごしてきた巨樹たちの桃源郷

5/6 12:40

時に流れを変えながら氾濫原を形作ってきた水流

5/6 12:41

空へ、真っすぐに手を伸ばす木々。命の輝き。

5/6 12:54

今年の伏流箇所はここともう一つ

5/6 13:05

大倉山の崖を見上げて。先ほどまであそこにいた。

5/6 13:35

なにげに疲れる尾根への登り返しを過ぎて

5/6 13:36

倒木を乗り越え

5/6 13:41

升沢林道へ降りてくる

5/6 14:07

桑沼の駐車場から足を延ばしてハナス沼へ。道の脇にはキクザキイチゲが群生している。

5/6 14:14

ハナス沼は桑沼三湖のうち一番下流の沼で、ここから流れ出す水は伏流水となって大滝方面へ流れている

5/6 14:15

この沼は水の色がとても綺麗で、この季節特に美しい

5/6 14:16

カメラを水の中に入れてみた

5/6 14:17

上半分は水面上の風景。水の中はこんな色。

5/6 14:17

湖岸の新緑が写る水面も美しいが

5/6 14:17

水の中はターコイズブルーに染まる

5/6 14:20

機会があれば訪ねていただきたい

花々の姿を。イワウチワ。

フデリンドウ

ヒメイチゲ

ミヤマスミレ

スミレサイシン

タチネコノメソウ

ショウジョウバカマ

カタクリ

キクザキイチゲ

白花

トウゴクサイシン

エンレイソウ

お気に入りのオトメエンゴサク。濃いピンク。

一番好きな空色のやつ

これは花のかずが多くて、こいのぼりの大集団のようだった

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

感想

yonejiy

GWを迎えるとやはり行ってみたくなるのが、氾濫原。今年の花の具合はどうかな。そして氾濫原には青空が似合う。
五月の強い陽の光に芽吹いたばかりの若葉が、キラキラ輝く。山と緑と水流に囲まれた異空間。
花に囲まれ風に吹かれて、時折聞こえる野鳥の声や葉擦れの音に包まれていると、なかなか去りがたくなる。
何時までこの場所に通うことができるのか。