千枚岳 伝付峠起点に周回
- GPS
- 80:00
- 距離
- 41.9km
- 上り
- 4,099m
- 下り
- 4,109m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:03
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
伝付峠までは崩落箇所多数。 2500mあたりから残雪多め。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
スコップ
コンパス
ファーストエイドキット
テント
シェラフ
|
---|---|
備考 | 帽子忘れました。日差し強い。 |
感想
今年のGW山行は2018年とほぼ同じコースにしました。
新倉の伝付峠入口まで走ってみたところ、崩落により車両も徒歩も通行止めと立て看。
ここまできて帰りたくはなく、どこが通行止めなのかは確認せねば気が済まないので、新倉湧水で補給しつつ進みます。ちなみ早川町登山道情報は20年12月以降は「通行可」のまま更新されていません。19年台風後には崩落通行止めとなっていたので、大きな変更がない限り更新されないのだと思いますが……。
で、通行止めのゲートから数百m先で確かに崩落跡がありますが、徒歩は問題ありませんでした。
(ここはかなり奥の方まで発電関連の施設があるので、もっとメジャーな登山道と比べても迅速に修復されるはずです。)
とりあえず進みます。相変わらず気の抜けない道を延々と歩き、ここ2週間の運動不足を恨みつつ、1日目の泊地に到着。予想通りに誰にも会いません。鹿がたくさん活動している中、笹藪はマダニが恐いですが、二軒小屋ロッヂが営業していないので他に選択肢が無い。明け方5℃くらい。
翌朝、二軒小屋まで約600m下ってから1600m上るというアホみたいな行程。
ここって日本三大急登とかよりきついんじゃないのって毎回思ってる気がする。
でもその苦しさを毎回忘れるからまた来てしまうのか。
残雪が出てくると、少なくとも2人分のトレースがありました。同じような人間が居て安堵というか呆れるというか。
山頂手前でようやく人に会いました。椹島から千枚小屋経由で来たそうです。
千枚岳山頂はすぐそこだが、今日登頂すると明日来ない気がしたので、小屋に向かいます。
小屋周辺は汚れた残雪のみで、飲み水確保は結構面倒です。前回は屋根から垂れる水を使ったっけ。明け方0℃。
3日目、千枚岳頂上まで歩き、悪沢岳方面に向かいます。
が、ハシゴを下った先の丸山までの斜面は結構恐い。登れるだろうが安全に下れるかは自信が持てなかったため、ここで撤退としました。自分の実力ではこのへんに限界があるように思えます。
昨日が大変すぎたし、水分の摂取は明らかに足りておらず、身体が回復しきっているとも思えないので、椹島までダラダラ下りました。
椹島ロッヂもガラガラで、水洗トイレも風呂も使えて2000円はテント泊利用者にも優しく、かなり嬉しい。夕方少し雨が降る。明け方6℃。
最終日、二軒小屋まで林道を歩きます。2時間くらいだったと記憶してましたが、本当に5時発7時着。時速5km出ていたなら良い方か。
いつ落石や崩落が起こるかわからない道をダンプで毎日走る仕事は命懸けだろうな。
そして伝付峠を越え、帰ります。伝付峠の下で2人すれ違います。結局山中で会ったのは4人だけでした。驚くべき人気の低さ。
特に何もなく、無事に下り終えました。今回はとにかく厳しいの一言。また4年は来たくない!
次このへんに来るとしたら蝙蝠尾根から仙塩尾根へ抜ける縦走か、年末に笊ヶ岳とかでしょうか。
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