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Yamareco

記録ID: 4265377
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

千枚岳 伝付峠起点に周回

2022年05月03日(火) 〜 2022年05月06日(金)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
41.9km
上り
4,099m
下り
4,109m

コースタイム

1日目
山行
4:07
休憩
0:00
合計
4:07
11:00
110
12:50
12:50
54
13:44
13:44
83
2日目
山行
8:10
休憩
0:00
合計
8:10
5:20
6
5:26
5:26
71
6:37
6:37
413
13:30
3日目
山行
7:03
休憩
0:00
合計
7:03
5:17
60
6:17
6:17
196
9:33
9:33
167
12:20
12:20
0
12:20
4日目
山行
6:25
休憩
0:00
合計
6:25
5:00
120
7:00
7:00
107
8:47
8:47
158
11:25
11:25
0
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早川町新倉 田代発電所前で通行止め
コース状況/
危険箇所等
伝付峠までは崩落箇所多数。
2500mあたりから残雪多め。
田代発電所前で通行止めです。ちなみに入口には徒歩も通行不可と書かれてます
田代発電所前で通行止めです。ちなみに入口には徒歩も通行不可と書かれてます
ちょい手前に停めます。落石被害から安全な場所は多くない
ちょい手前に停めます。落石被害から安全な場所は多くない
八丁峠途中。道が崩落してこの形になってからはここが核心部みたいになってます
八丁峠途中。道が崩落してこの形になってからはここが核心部みたいになってます
勾配がおかしいので一瞬でこの標高差
勾配がおかしいので一瞬でこの標高差
鹿だったもの
保利沢小屋
沢沿いの道が終わる地点。倒木が多すぎて訳わからなくなってます。初めて来た時は取り付きが見つからずにこのへんで迷った記憶
沢沿いの道が終わる地点。倒木が多すぎて訳わからなくなってます。初めて来た時は取り付きが見つからずにこのへんで迷った記憶
幕営地。水場は真冬でも安定して出ます。ドコモ電波あり
幕営地。水場は真冬でも安定して出ます。ドコモ電波あり
いつもこの角度で撮ってる気がする
いつもこの角度で撮ってる気がする
富士山が一番近い山脈。いつかは笊ヶ岳もね
富士山が一番近い山脈。いつかは笊ヶ岳もね
ロッジなのかロッヂなのか
ロッジなのかロッヂなのか
今回の目標が見えてます。わざわざこれ下ってから目の前のに登るってのがね
今回の目標が見えてます。わざわざこれ下ってから目の前のに登るってのがね
むしゃくしゃしてやった
むしゃくしゃしてやった
二軒小屋。リニア工事の影響か、ずっと営業してません。ここがやってれば今回のコースはいくらか楽になるのに
二軒小屋。リニア工事の影響か、ずっと営業してません。ここがやってれば今回のコースはいくらか楽になるのに
水は出る
芝のテン場は至高
芝のテン場は至高
ダム成分
この山域は吊り橋多め
この山域は吊り橋多め
勾配おかしいので一瞬でこの標高差
勾配おかしいので一瞬でこの標高差
写真では伝えきれない勾配
写真では伝えきれない勾配
見えてきます
上河内岳、聖岳、赤石岳
上河内岳、聖岳、赤石岳
残雪出てきます。たまに脛まで踏み抜く
残雪出てきます。たまに脛まで踏み抜く
マンノー沢頭はここ?
マンノー沢頭はここ?
近くて遠い
殺しにきてる
ちょっと立ち止まってる間にも細かな崩落音がする
ちょっと立ち止まってる間にも細かな崩落音がする
奥に笊ヶ岳
勾配おかしい。そもそも撮影してる場合じゃない
勾配おかしい。そもそも撮影してる場合じゃない
ピッケル出します
ピッケル出します
ようやく終わりが
ようやく終わりが
手前に蝙蝠尾根、奥の大きいのが間ノ岳かな
手前に蝙蝠尾根、奥の大きいのが間ノ岳かな
千枚岳頂上ちょっと下から赤石岳を望む
千枚岳頂上ちょっと下から赤石岳を望む
小屋までの下り。左にまわっていくのが夏道だったと思うが、まっすぐ下ります
小屋までの下り。左にまわっていくのが夏道だったと思うが、まっすぐ下ります
千枚小屋着
赤石岳好きです
悪沢岳方面。行けるかな?
悪沢岳方面。行けるかな?
昨日下った斜面を登る
昨日下った斜面を登る
もしかして、この斜面を登るのは頭が悪いのではないかと
もしかして、この斜面を登るのは頭が悪いのではないかと
空の青さが違う
塩見岳、蝙蝠岳、徳右衛門岳、奥に間ノ岳、農鳥岳。蝙蝠尾根もいいな
塩見岳、蝙蝠岳、徳右衛門岳、奥に間ノ岳、農鳥岳。蝙蝠尾根もいいな
悪沢に向かう
踏み抜いたら死ぬ
踏み抜いたら死ぬ
ハイマツと雪の境目を行くようですが、無事に下りてこられる気がしないので断念。
ハイマツと雪の境目を行くようですが、無事に下りてこられる気がしないので断念。
見晴台より
FHとMが何なのか結局わからず
FHとMが何なのか結局わからず
清水平。久しぶりにまともな水場
清水平。久しぶりにまともな水場
レア道路標識?
終わった・・・!
終わった・・・!
吊り橋成分
電話予約せよとの事だったので予約しましたが、案の定テン場は独占。芝だが鹿糞多め
電話予約せよとの事だったので予約しましたが、案の定テン場は独占。芝だが鹿糞多め
山中の看板に暖色使うと数十年後に訳わからなくなる例
1
山中の看板に暖色使うと数十年後に訳わからなくなる例
再び二軒小屋
伝付峠より富士山見納め
伝付峠より富士山見納め
帰りのこの付近、すごい獣臭がしたので足早に退散。でも焦ると滑落する足場です
帰りのこの付近、すごい獣臭がしたので足早に退散。でも焦ると滑落する足場です
無事に帰ってきました。CRFも無事。
無事に帰ってきました。CRFも無事。

装備

個人装備
アイゼン ピッケル スコップ コンパス ファーストエイドキット テント シェラフ
備考 帽子忘れました。日差し強い。

感想

今年のGW山行は2018年とほぼ同じコースにしました。
新倉の伝付峠入口まで走ってみたところ、崩落により車両も徒歩も通行止めと立て看。
ここまできて帰りたくはなく、どこが通行止めなのかは確認せねば気が済まないので、新倉湧水で補給しつつ進みます。ちなみ早川町登山道情報は20年12月以降は「通行可」のまま更新されていません。19年台風後には崩落通行止めとなっていたので、大きな変更がない限り更新されないのだと思いますが……。
で、通行止めのゲートから数百m先で確かに崩落跡がありますが、徒歩は問題ありませんでした。
(ここはかなり奥の方まで発電関連の施設があるので、もっとメジャーな登山道と比べても迅速に修復されるはずです。)

とりあえず進みます。相変わらず気の抜けない道を延々と歩き、ここ2週間の運動不足を恨みつつ、1日目の泊地に到着。予想通りに誰にも会いません。鹿がたくさん活動している中、笹藪はマダニが恐いですが、二軒小屋ロッヂが営業していないので他に選択肢が無い。明け方5℃くらい。

翌朝、二軒小屋まで約600m下ってから1600m上るというアホみたいな行程。
ここって日本三大急登とかよりきついんじゃないのって毎回思ってる気がする。
でもその苦しさを毎回忘れるからまた来てしまうのか。
残雪が出てくると、少なくとも2人分のトレースがありました。同じような人間が居て安堵というか呆れるというか。
山頂手前でようやく人に会いました。椹島から千枚小屋経由で来たそうです。
千枚岳山頂はすぐそこだが、今日登頂すると明日来ない気がしたので、小屋に向かいます。
小屋周辺は汚れた残雪のみで、飲み水確保は結構面倒です。前回は屋根から垂れる水を使ったっけ。明け方0℃。

3日目、千枚岳頂上まで歩き、悪沢岳方面に向かいます。
が、ハシゴを下った先の丸山までの斜面は結構恐い。登れるだろうが安全に下れるかは自信が持てなかったため、ここで撤退としました。自分の実力ではこのへんに限界があるように思えます。
昨日が大変すぎたし、水分の摂取は明らかに足りておらず、身体が回復しきっているとも思えないので、椹島までダラダラ下りました。
椹島ロッヂもガラガラで、水洗トイレも風呂も使えて2000円はテント泊利用者にも優しく、かなり嬉しい。夕方少し雨が降る。明け方6℃。

最終日、二軒小屋まで林道を歩きます。2時間くらいだったと記憶してましたが、本当に5時発7時着。時速5km出ていたなら良い方か。
いつ落石や崩落が起こるかわからない道をダンプで毎日走る仕事は命懸けだろうな。
そして伝付峠を越え、帰ります。伝付峠の下で2人すれ違います。結局山中で会ったのは4人だけでした。驚くべき人気の低さ。
特に何もなく、無事に下り終えました。今回はとにかく厳しいの一言。また4年は来たくない!
次このへんに来るとしたら蝙蝠尾根から仙塩尾根へ抜ける縦走か、年末に笊ヶ岳とかでしょうか。

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