奥武蔵 武甲山
- GPS
- 06:40
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,403m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、橋立林道終点にありました。 コース途中、以前来た時にも渡ることが禁止されていた橋が、崩落していて跡形もなくなっていました。 まだ橋が残っていた時にはう回路がきちんと整備されていたのですが、そのう回路も雪に埋もれており、今回はその雪の上を歩くことで進むことができました。 また、長者屋敷登り口付近で登山道が崩落している箇所がありました。 ここについては、川側へ降りることはかなり厳しいので、崩落個所山側に残っている雪の上を進むことができました。 そのほかには危険個所はありません。 |
写真
感想
昨年12月にも登った武甲山。
その時は、12月にしては積雪がかなりあり、雪山ハイクとなりました。
そして季節は巡り、何をやるにもいい季節、今回は武甲山へ春を見つけに行ってきました。
浦山口駅を降りると、目の前に飛び込んできたのはホームに植えられていた満開の桜でした。
自宅の方ではすでに桜は散ってしまいましたが、武甲山の麓ではまさに今が見ごろ。
枝ぶりも大きい木で見ごたえのある桜でした。
駅舎を出ると今度は桜並木。桜並木に見送られ、武甲山への山行、スタートです。
橋立堂を通り、林道を橋立川沿いに進みます。
川のせせらぎが心地よく耳に入ってきます。
気持ちよく進んでいくと、今度は川沿いに桜並木が。
芽吹いたばかりの新緑と済んだ空、それに見事な桜並木、街中で見る桜とは違ったコラボレーション、心に残る素晴らしい風景でした。
桜並木を過ぎて林道をどんどん進んでいくと、やがて林道の終点。
そこから先は登山道となるのですが、林道終点から少し行ったところにある橋、もともと通行はできなかったのですが、昨日は完全に崩壊してました。
通行ができなかったために作られていたう回路は、雪で埋もれていましたが、その雪の上を歩くことができました。
さらに進んでいくと今度は登山道が崩落している箇所がありました。
道は川側へ崩れてしまっており、その上に雪が積もっている感じです。
さて、どうしたものかと考え、山側に積もっている雪の上にトレースがあることに気づきました。
慎重にそのトレースをたどりながら進んでいきました。木が倒されていたりとかなり歩きずらいのですが、何とか崩落場所は通過することができました。
崩落個所の先が長者屋敷登り口、ここからは、林の中をつづら折りに続く道をグイグイ登ります。
やがて林の中の道を抜けると、尾根に出ます。
ここから長者屋敷ノ頭まで素晴らしい眺望を眺めながら進みました。
順調に歩を進め、やがて長者屋敷ノ頭です。ここから山頂までは1時間。しかし山頂までの登りは結構頑張り甲斐がありました。
途中、数度小休止を入れながらも、ほぼ予定通り、1時間ほどで山頂到着!
まずは、武甲山御嶽神社へ安全登山のお礼と諸々の祈願のお参りを済ませます。
その後、第一展望台へ向かいました。
展望台からは、秩父市街をはじめ、比企三山や遠くは浅間山まで素晴らしい眺めで、登りの疲れも一気に吹っ飛びました。
しばし素晴らしい眺望を楽しんだ後は、お楽しみの昼食です。
暖かい日差しが降り注ぐなか、昼食タイムにしました。
周りでもたくさんの登山者が昼食中。穏やかな時間が過ぎています。
ふと目の前にある桜の木をから「コツコツ、コツコツ」と音が聞こえました。
よく見ると、背中に縞模様のある小さな鳥が。写真にもUPしましたが、なんという鳥なんでしょうか?
のんびり食事をしていると、突然地震のような揺れ、そして爆発音が聞こえました。
揺れを感じたとき、ほんとびっくりしましたが、その後の爆発音を聞いて、それが武甲山の山肌を爆破している発破音ということに気が付きました。
今でも山の形を変えている武甲山。実際にその「音」を聞き、山に登る者として、ちょっと複雑な気持にもなりました。
1時間ほど昼食Timeをとり、下山開始。来た道をそのまま浦山口駅へ戻ります。
どんどん、どんどん下っていくため、あっという間に長者屋敷ノ頭、長者屋敷登り口へ到着し、登山道の崩落個所へ。来た時と同じように山側の積雪のある場所を通り、難なく通過、橋の崩落場所も問題なくスルーできました。
林道もどんどん下っていくと、やがて桜並木の場所まで来ました。
何度見ても素晴らしい桜並木です。名残惜しい気持ちになりながらも、橋立堂を目指します。
そうしてようやく橋立堂まで戻ってきました。
まず、土津園でソフトクリームタイム。実は行きにお店の前を通った時にソフトクリームがあることに気づき、帰りに食べようと二人で話していました。
お店の中でソフトクリームをいただきました。疲れた体に冷たく、甘いソフトクリームはとてもおいしかったです。
ソフトクリームを食べたあとは、橋立堂ノ鍾乳洞を見学しました。
入場料200円を払うと、「洞内狭いので、荷物は置いて、ヘルメットを被って」と言われました。ヘルメットは被っても被らなくてもいいらしいのですが、探検気分を出すためにもちろん被って入洞です。
この鍾乳洞は竪穴式の鍾乳洞、洞内は急な階段を上りつつ、出口まで進んで行きました。
中には「弘法大師の後ろ姿」「仁王様の足」など、いくつかの珍しい形の鍾乳石が紹介されていました。洞内の通路はかなり狭く、天井が低いところが有るので、ヘルメットは冗談ではなくあったほうがいいかもしれません。
そして無事、鍾乳洞探検から帰還し今日の山行のゴール、浦山口駅を目指しました。
橋立堂からは10分ほどで浦山口駅です。帰りも見事な桜並木が出迎えてくれました。
今日の山行は満開の桜、芽吹いたばかりの新緑、そして優しい春の日差しと、春を心から満喫することができました。
いよいよ登山にはいい季節となりました。
次の山行ではどんな感動が待っているのかを考えると、とてもワクワクしてきます。
次回の山行も楽しみです。
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