高見山 北尾根ルート 今回は迷うことはありませんでした。
- GPS
- 07:54
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
6:37 瀧野
6:43 投石の滝
7:43-8:02 差杉峠
8:41 黒石山
9:23 船峯山
9:34-41 大天狗岩
10:17 天狗山
10:37 請取峠分岐
11:26-12:06 高見山山頂
12:31 杉谷平野分岐
12:50 高見杉
13:29 たかすみ温泉
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林業関係の道やテープもあり、迷いやすいので要注意です。 大天狗岩から天狗山への移動は一旦、下って巻き道を利用した方が無難です。 |
写真
感想
週末の天気は「くもり」の予報だった。
それでも、久しぶりにがっつりと歩いてみたくなって、明神平方面のルートを考えていた。
それで、そのつもりで計画をして前日の晩に寝る前に明日の天気の最終チェックをしていた。
それから、なんとなくヤマレコの参考記録を覗いてみると
COCO-TANと言う方の山行記録が目にとまった。
その記録を拝見していると重大な情報が・・・
なんと明神平への登山口手前の林道が「通行止め」になっているではないか・・・
(COCO-TANさん、タイムリーな情報ありがとうございました!助かりました。)
それから前日の就寝前に急きょの予定変更・・・
それならばと・・・
以前に歩いたことがあるルートで高見山の北尾根ルートを歩くことにした。
(ここなら、がっつりと歩けて同じ台高なので雰囲気も近いし、いいだろう・・・)
そして、当日。
気合を入れて朝4時過ぎに起床。
何故か、早朝の166号線は通行止めになっていて多少の迂回をしたが
5時半頃には駐車地の「たかすみ温泉」に到着。その20分後から歩きはじめる。
とりあえずは、舗装道を「瀧野」まで小一時間歩かないといけない。
歩きだしてすぐに、地元の男性が犬を連れて散歩に出掛けるところに出会った。
ご挨拶して少し話しをする。すると、ご丁寧にもわざわざ、案内してくれて
「あれが、高見山ですよ」と指を差して教えていただいた。
歩きはじめて、まだまだ寒いことに気がつく。
フリースも薄手から厚手のに、手袋も夏用の薄手から、春秋用のに変更した。
(ズボンは冬用のを履いてきてよかった・・・・)
ほどなくして「瀧野」に到着する。
それから、前回には行かなかった「投石の滝」に寄ってみる。
落差は15メートルほどのまあまあ、迫力のある滝だった。
舗装道を右へと曲がり、いよいよここからが本格的な登山道の始まりである。
このルートは前回の経験から道迷いがしやすい。
理由は林業関係の山道がたくさん通っているからだ・・・
確か、前回は2か所ほど間違った記憶がある。今回も気をつけないとと思う。
それからはご多分に洩れず、林業関係の道と登山道が入り混じっていた。
(相変わらずややこしい・・・ルートもテープも信用できねえ・・・)
私の前回の記憶と、GPSの前回の記録を頼りに迷わないようにと気を付けて歩き続けた。
記憶よりも簡単に「差杉峠」に到着した。そして、前回と同じようにここで小休止をした。
小休止後は左手に「三峰山」を見ながらのアップダウンの稜線歩き。
ブナ林の台高らしい雰囲気のあるルートは歩いていて楽しい。
新緑の季節にはまだ早いのか、落ち葉が足元にたくさん落ちていて
まるで晩秋のような雰囲気だった。
それからの見るべきは「黒石山」から少し歩いた場所にあった。
そこからは杉が伐採されていて展望が開けていた。
空は雲ってはいたが、左手にこれから登る「高見山」が見えて、
中央に「名も知らぬ谷」が広がっていて
そして右手に「平野」の街並みまでも見ることができた。
もう一つ先の「天狗岩」にも今回は登ってみた。
確か、前回はそこに行く余裕がなくて巻き道を通過したはず・・・
足元を見ると断崖絶壁なので足がすくむが、そこからの展望も見応えがあった。
ただし、先へ進もうとして「天狗岩」から下ろうとするも先がヤブだったので
大人しく来た道を一旦、戻って巻き道を利用した。
山の斜面が半分崩れ落ちた「山抜け」を通過して
歩きはじめること約5時間半でようやく高見山山頂に着いた。
展望台の上に単独の男性の先客がいて挨拶する。
今日、山に入っての初めての他人との遭遇だった。
霧氷の季節と違い、山頂は静かだった。
そこで、これまでの山行を振り返りながらの昼食とした。
(一度も迷わずそれに前回よりも余裕をもって、ここまでたどり着くことができた・・・)
あとは、簡単だった。何度か歩いたことのある登山道を下るだけだったから・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
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平野集落から見る高見山は、マッターホルンとはまた違ったどっしりとした山に見えますね。 地元の人との何気ない会話は、山旅に色を添えてくれますね。
より山に愛着の持てるいい方法だと思います。
林業関係の道、テープはややこしいですね。
私の経験からすると林業関係のテープはペラペラのテープ(新聞なんかをくくる)というイメージですが、皆様いかがでしょうか?
metsさん
そうですね。
いつもはたかすみ温泉からスタートで、そこからは「高見山」は見えないのですが、
ちょっと歩いたところからはよく見えていたのでびっくりでした。
ここ(高見山)の林業関係のテープはピンクの立派なテープでわかりにくかったです。
まあ、金剛山も同じような感じがありますが・・・
山は我々登山者にとっては歩いて自然を楽しむ場所ですが
林業者にとっては木を伐採する職場なんですよね。
こんばんわ。
13日はチャレンジ登山かな?って思ってました。
たくさんの人と歩くチャレンジ登山も楽しかった思い出ですけど、
静かにがっつり。なんだかorisさんの本領発揮というイメージです。
そして、ルーファイ能力ますますアップなんですね。
綺麗なループを描いたログですね〜。
neko-obaba さん
チャレンジ登山は今年はパスさせていただいて
今年は高見山からその様子を眺めておりました。
静かにがっつりは楽しいです。みんなとワイワイもいいですが・・・
ここのルートは相変わらずややこしいですわ。
今回は2回目なので前回よりも余裕をもって歩けましたが・・・
前回は2度ほど、道迷いでUターンしているので、
ログはきれいな円にはなっていませんが・・・
今回は迷うことなくで、きれいな円になりましたよ。
この時期 新緑までの間は 踏み後はわかりにくいものの
木々の葉が無く 先々まで見透かせるので マイナーなルートにはいいですね。
とは言っても 道迷いしそうな箇所もけっこうありそう?
そして けっこうな距離・・・・ 静かな山歩きだったようですね!
私も 新緑になれば 三重県側からを再会しますので ご一緒しましょう!!
スローペースで かつ賑やかな山歩きとなりますけど・・・・・
NANIWANさん
前回歩いたのが5月末で新緑がきれいでした。
今回が4月初旬で落ち葉が足元にあり、まるで晩秋のような雰囲気でした。
季節が違うと山の雰囲気が全然に違いますよね。でも、それは山の魅力ですね。
ここは確かにルートがややこしいです。今回はGPS万歳です。
これがなければ、怖くて単独では行けません。
そうですね。新緑の季節になればNANIWANさんの計画には、
ぜひ、お供させてください。楽しみにして連絡を待っています。
高見山北尾根コースは、時々ヤマレコでお見かけしますが、尾根歩きこの時期ではまだ落葉していて見通しがいいですね。
一人では迷ってしまいそうで、ちょっと勇気がいりますね
台高の雰囲気が良く出ていて、丁寧なコース案内で素晴らしいコースだということがよくわかりました。
s_fujiwaraさん
このルートは歩きがいがあって楽しいですよ。
機会があれば行ってみてください。ただし、GPSはあったほうがいいですね。
当日に山頂で会った男性と話をしたのですが、
その方は北尾根ルートを歩いた時に道迷いをしたと言っておられました。
私も始めてこのルートを歩いた時は2度ほど、道迷いをしました。
その時は、歩いていて高見山の山頂の神社が見えた時は安堵感に包まれましたよ。
こんちは〜
ルートミスなく今回は、無事納得いく周回と山が楽しめたようですね。
モヤモヤも、すっきりしたことでしょう。
山抜けですが、少し進んだ感ありますね。
桃俣側から高見山山頂方面に向けての尾根コンクリート塊写り込み写真見ると、
明らかに感じました。
コンクリート塊の落下も、そう遠くない現実かと・・・
自身も近々、訪れて確認してみます。
popoiさん
そうですね。ここはpopoiさんの記録を参考に歩かせていただいたルートですね。
がっつりと静かに歩けるので、ひそかにお気に入りです。
今回は2度目だったので、前回のようなドキドキ感はなかったのですが
ルートミスなく歩くことができました。GPSのお陰です。
山抜けは相変わらずの大迫力です。また、機会があったら行ってみてください。
実は今回はちょっとショックなことが・・・
2回目の登山靴は踵に靴ずれをおこしてしまいました。
紐の結び方の問題か、なじむのに少し時間がかかるのか
わかりませんが対応策を検討中です。
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