記録ID: 4290292
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ハイキング
奥多摩・高尾
堂山のまたぎ石、本宮山北西尾根(バリルート)
2022年05月15日(日) [日帰り]
OLTA
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:28
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 728m
- 下り
- 714m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:28
8:23
8:40
10分
堂山
8:50
8:58
26分
79号鉄塔
9:24
9:25
23分
中谷山
10:39
10:40
19分
本郷山(御堂窪山)
11:30
11:31
32分
三ツ沢林道に下りる
12:03
12:04
6分
道しるべ石
12:10
12:15
25分
勝負地蔵
12:50
12:51
9分
六地蔵
13:05
13:12
13分
堂山
13:25
ゴール地点
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【参考にした記事、ガイド書】 〇朝日新聞DIGITAL「祈りの里山、花咲き誇るの憩いの地めざし今春も植樹 八王子の堂山」https://www.asahi.com/articles/ASQ4K7J7MQ44UTIL00F.html 〇『新バリエーションハイキング』(松浦隆康著)の「8醍醐川の流域」(P75〜P82) 1.祈りの里山「堂山」 関場バス停から醍醐道に入り、新多摩線78、79号鉄塔の表示から堂山を目指しました。何とか堂山に達しましたが、道形は怪しく、記事のイメージとは異なりました。おそらく醍醐道をさらに進んだ所に入り口があるのではと想像し、帰り道に改めて確認することにしました。 2.堂山から中谷山尾根〈要倉山・本宮山を擁する主尾根は、要倉山東寄りの510�歎�峰が「中谷山」と地元で呼ばれていることから、中谷山尾根と称されます〉 松浦本の��(79号鉄塔コース)をたどりましたが、79号鉄塔を過ぎ、伐採地の縁を進む箇所では藪漕ぎを強いられました。 3.本宮山北西尾根 道形は比較的明瞭でしたが、三ツ沢林道にぶつかる所で林道の縁を左に進み、スロープを下りることになります。 4.三ツ沢林道 道上は荒れており、土砂崩落の跡が幾つも見られました。 |
写真
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堂山には幾つものベンチがあり、ベンチに座って里を見下ろしました。
堂山には「いぼ地蔵」が祭られており、地蔵前にたまった御水をいぼに付けると、たちまち取れると言い伝えられています。
堂山の東端に「またぎ石」という珍妙な形をした自然石があり、婦人がまたぐと子宝に恵まれるとのことです。
伐採地の縁の藪漕ぎから解放され、まもなく中谷山(510m圏峰)に出ます。
549.3m点には、3等三角点標石(点名「椚ノ沢」)が置かれていました。
尾根筋は広大な伐採が進んでいますが、これは東京都の花粉対策事業によるものだそうです。
中谷山尾根から北に外れた650m圏峰に「本郷山(御堂窪山)」の表示がありました。名著『奥多摩』(宮内敏雄著)の掲載図「戸倉三山附近その一」に本郷山の位置が記されていますが、それとは場所が異なっているように思いました。
5/15 10:39
中谷山尾根から北に外れた650m圏峰に「本郷山(御堂窪山)」の表示がありました。名著『奥多摩』(宮内敏雄著)の掲載図「戸倉三山附近その一」に本郷山の位置が記されていますが、それとは場所が異なっているように思いました。
732m点には、「本宮山」と「高茶山」の2つの表示が掛けてありました。
本宮山の南東の小平地に、熊野神社本宮跡と氏子建碑者名を刻んだ石碑が建っています。
熊野神社の由来記には「当高茶ノ峯ニ」と記されており、本来の呼び方は「高茶の峰」であったようです。
本宮山北西尾根に入りますと、美しい小ザサが地表を覆っていました。
三ツ沢林道には土砂の崩落跡が数か所あり、この建物は屋根を残して埋もれていました。
ニニク沢林道との分岐に道しるべ石があり、「（右）臼木山ひのはら（左）さの川」と刻まれていました。
地蔵仏を線刻した勝負地蔵は「いぼ地蔵」とも呼ばれており、その上には、天保年間に建立された優しいお顔の石仏が安置されていました。
5/15 12:11
地蔵仏を線刻した勝負地蔵は「いぼ地蔵」とも呼ばれており、その上には、天保年間に建立された優しいお顔の石仏が安置されていました。
龍蔵神社に立ち寄りましたが、社前には、紅絹を羽織った特異な風貌の狛犬が置かれていました。
真峯峠道に入りますと、六地蔵沢の手前に六地蔵と庚申塔が並んでいました。住吉神社（真峰明神）に参拝したのち、醍醐道に戻りました。
5/15 12:50
真峯峠道に入りますと、六地蔵沢の手前に六地蔵と庚申塔が並んでいました。住吉神社（真峰明神）に参拝したのち、醍醐道に戻りました。
「祈りの山 堂山」の木柱があり、ベンチやテーブルが並んでいました。やはり、こちらが正規の入り口のようです。
感想
1.朝日新聞DIGITAL「祈りの里山、花咲き誇るの憩いの地めざし今春も植樹 八王子の堂山」の記事(2022年4月18日)が目に留まり、堂山に訪れたいと思いました。
堂山から先のルートをどうしようかと思案しましたが、『新バリエーションハイキング』(松浦隆康著)に「8醍醐川の流域」の詳細ガイドがありましたので参考にしました。久しぶりのバリエーションハイキングでした。
2.本宮山という山名についてですが、現地の熊野神社の由来記に「当高茶ノ峯ニ」と記されていたことを考慮しますと、主たる名称は「高茶ノ峰（高茶山）」がよいのではと思いました。
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