本栖湖〜中之倉峠〜パノラマ台〜精進峠〜精進湖(浩庵キャンプ場テン泊)
- GPS
- 06:11
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 892m
- 下り
- 892m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:30
天候 | 5/14 くもりのち晴れ雲は多い 5/15 くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
河口湖駅〜本栖湖観光案内所・精進湖畔〜河口湖駅 バス (周遊バスフリークーポン2日間有効1,500円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
精進峠からの下りは砂利や落ち葉などで踏み跡がややわかりづらい箇所があるがピンクテープを目印によく確認すれば大丈夫 |
その他周辺情報 | 浩庵キャンプ場 1人1泊1張、チェックインする時間や休前日などで割増あり (今回は2,100円でした) 売店にはゆるキャングッズが多く、食べ物はカップ麺や長期保存可能のパンが数種類、お菓子やお酒、多少の土産物があるぐらい 自動販売機の麦茶140円(600ml) トイレ車椅子用1・洋式2・和式2(女性用) 炊事場・コインシャワーあり |
写真
装備
備考 | 長袖ドライレイヤー、長袖ウィックロン、NoNoTシャツ、夏用トレッキングパンツが行動着。夜はフリースを着た程度で寒くなかった。#3の寝袋 |
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感想
( ̄∀ ̄)
先週から天気予報が悪かったせいか、人気の浩庵キャンプ場の予約が取れました!
寸前まで迷ったけどGW前半に行く予定だった山行の食料セットがそのまま残っていて準備が楽だったので、土曜日は午後から晴れ予報に変わったし、行っちゃえ日産!(?)
新宿から富士回遊に乗りますが、特急あずさと大月まで接続されてることを知らず、電光掲示板には基本的にあずさの名が表示されていて富士回遊が表示される時間が短いため気付きにくく、乗り場は何番線だろうと焦ってしまった。もしかしてこれ初めて乗るンだったっけ?
河口湖に着いたら窓口で周遊バスのフリークーポンを買い、10分後のバスに乗車。
半年ほど前に行ったばかりの本栖湖観光案内所(終点)で下車。
車窓から見える富士山はどんどん雲が取れてきたので、期待できそう(^ー^)
キャンプ場のチェックイン時間まで余裕があるから、本栖湖畔に行ってみました。
ここからは富士山が後ろなので湖と一緒には見れませンが、風がなく湖面が穏やかで鏡のよう。周辺にはツツジが咲いていて綺麗でした。
湖畔沿いに東海自然歩道が続いていたので、車道じゃなくこちらを歩くことに。
でも途中から車道に出るようです。ピンクテープがあり、湖添いのバリルート(というほどでもないが)が続いてるようで、薄い踏み跡を追ってみましたが途中で不明瞭になり、不安なのでやっぱり素直に車道で行くことにします。
車道だとすぐだろうな、とこの時は思っていました。
しかし、長かった。
何度か下山してきたことのある、パノラマ台への登山口を見送ってトンネルを抜けると、そこはキャンプ場だった…とまでは思ってませンが、歩けばすぐだろうと思っていた(もちろん地図で確認はしていたが)バカな私。思ったよりも遠かった。
本栖湖レークサイドキャンプ場はわりとすぐでしたが、そこからが長かった。
だんだん晴れてきて(予報通り)途中から富士山の展望もよくなり、何度も足を止めて撮影しつつも、予約したチェックイン時間が迫ってくる。
ちょっとぐらい遅れたってどうってことないンだけど、気持ちは焦る。
蒸し暑くて汗ダラダラです。頑張ったけど4〜5分ほど遅れて浩庵荘に到着。
汗だくで真っ赤な顔だったから恥ずかしかった(A^o^;)
さてキャンプ場に行くと、やはり湖畔は人気でほぼ埋まってる。
感染対策で、隣のテントとはペグ同士を1mあけろと言われたため、本来なら張れるスペースでも張ることが出来ず、湖畔は諦めました。
車の通り道が2本あり、私は上の車道から一段上がった場所にテントを張ることに。
まぁまぁいい場所かな、とこの時は思ってました。
テントを張ったらしばらく景色を眺め、水をくんできてお茶を沸かして飲み、前回のキャンプでやり残した蒸しパンを焼いて食べます。お腹が空いたのでその前にチキンラーメン(じゃないけどそういうやつ)を食べました。
売店に行ったりキャンプ場の中を散策してこっちの場所が良かったと思ったり、私のテントだけやたらアリがたかってると気になったり、夜になったらフライがびしょ濡れになっててビックリしたり、見えたり隠れたりする富士山にやきもきしながら過ごしました。
あと、何度かイノシシが出没し、子供や若者の「イノシシがいる〜!」との声にビビりましたが、幸い私の近くには来なかったものの、みんな危機感がなく追いかけて写真撮ったりして大丈夫なの?と思って見てました。とりあえず食べ物は密封して匂いが出ないように…。遠目ですがけっこう大きいイノシシでした。
キャンプ場は極端にバカ騒ぎする人はいませんでしたが、11時半過ぎまで普通に話し声がしてました。一般キャンプ場だから仕方ないか…(-_-)
夜はさすが5月、全然寒くなかったです。
#3の寝袋で、フリースは着たけどライトダウンいらなかったな。
朝、天気はどんより。天気予報どおりです。でも雨は降らないはず。
当初の予定は昨日中之倉山まで往復し、今日は中之倉峠からパノラマ台〜三方分山まで足を延ばそうかと思ってましたが、昨日はなぜか疲れてしまったし、今日は曇ってて富士山は望めないからいいやと思って7時半過ぎまで寝袋の中(毎度)
三方分山は何度も行こうと思いながら断念していて、一体いつになったら行けるのか…。
パノラマ台も半年ほど前に行ったばかりだからそれだけじゃつまらんので、根子峠からではなく精進峠まで行って下ることにします。
もちろん中之倉峠から登るのも初めてなので、これで少しは変化のある山旅になります。
チェックアウト10時ギリギリにキャンプ場を出発、すぐそこにある登山口から登り始めます。今日は大した登りじゃないとはいえテン泊装備を背負ってるから、ストックを使うことを自分に許します。ではレッツゴー!
昨日はイノシシもいたことだし効果あるのかわからんけど熊鈴を鳴らします。
登山者の姿はなく一人で楽しく登ります。くもってるぶん涼しいし。
中之倉峠へ半分ぐらいの場所に道標があり、ひらけていて富士山が見えました。
奇跡的に富士山が雲の上から頭だけ出していたのです!
もしかしてこのままどんどん姿が見えてくるかも?と期待してしまった。
しかし、奇跡は起きなかった。
中之倉峠の展望台に到着すると、富士山は雲の中。
家から持って来た原宿ドックとオールドファッションドーナツを美味しく食べながら待ちましたが、とても見えそうにないので諦めます。
ここで千円札の富士山を見るのは、またしても宿題になりました。
さてここからパノラマ台への道も歩くのは初めて。
人影のないなだらかな尾根道を気分良く歩きます。
新緑が綺麗だし、たまに少しだけミツバツツジも咲いていて、悪くない。
順調にペースを保ち、私にしては珍しく、ほぼコースタイム通りにパノラマ台に到着。
さすがにここは、けっこう人がいました。
もちろん富士山は見えず、見えそうな気配もなく。
あんドーナツを食べたら出発します。
少し歩くと根子峠、しかしここの道標にはなぜか「→三ツ沢峠」と書いてあり、なんでここで三ツ沢峠?ちょっと遠いし、今までは三方分山て書いてあったやん!
三方分山〜パノラマ台はガイドブックにもよく載ってるハイキングコースだが、三ツ沢峠はちょっと渋くない?それならせめて釈迦ヶ岳ではないのか…。
道標に書く地名のチョイスに疑問を抱きながらも、三ツ沢峠ならぬ精進峠を目指して歩き出す私。まぁ、方向一緒ですから。と言いつつ、余計な不安を持たせる道標であった。
※追記 精進峠は三ツ沢峠ともいうらしい…
小さなアップダウンがありつつ楽しい稜線?歩き。
一度だけ女性パーティに会いましたが、思ったよりずっと人影がなく。
花もろくに咲いてないし景色も見えないけど、登山てやっぱり登るのが楽しいンだなぁと思いながら、ご機嫌な山歩き♪
しかし距離的にも時間的にもそろそろかなぁと思い始めた頃、道標の残骸の棒が立った場所に到着。おそらくここが精進峠。だと思ったが、下りの踏み跡が薄かったし、なんか不安だったため、もう少し先に行ってみることにします。
無駄かもしれないけど、なんなら精進山まで行って引き返してこようかなと思いつつ、ちょっと不安な気持ちになっていました。
だってあそこ下るの、なんか怖いンだもの。
しかし2時を過ぎてるためやっぱり早く下りないとと思い、途中で地図を確認し、引き返すことに。
そう決めた途端に人とすれ違ったため、三方分山から歩いてきたような顔をしながら(?)「精進峠ってこの先ですよね」と聞いたら「そうです、もうすぐです」と教えて頂き、人に聞くなんて不覚だったけどおかげですっかり安心して、さっきの場所に戻って下り始めました。ほんとバカ。
さて、ここからの下りはけっこう急斜面で、トラバースぎみに細かい九十九折で下りてゆきます。まぁゆっくり小股で行けば大丈夫。崩れやすいせいか踏み跡が薄いのよね。でもよく見ればわかります。ピンクテープもあったし。
土がほどよく湿ってるため却って滑り止めとなり、歩きやすいです。
人がいないので嬉しいけど、ちょっと怖くも感じる、雰囲気が怖い道ですが、まぁ私は中級(自称)ですから怖くありませン(←じゃあグダグダ言うなよ!)
しかし途中から鈴の音が聞こえてきて、誰か後ろから来てるようで安心しました。
初心者だったら怖がったりへたすると迷ってしまうような道だったけど、私は中級(自称)なので大丈夫でした(←じゃあ精進峠で不安になるなよ!)
車道に出ましたが全然人がいません(笑)。
バス停は右にも左にもあったと思いますが、私は左へ。バスは5〜6分後だったので、斜め前の階段を下りた所にあるトイレに、ダッシュで行って来ます!扉を閉める暇もなく(閉めましたが)急ぎましたが、しっかりチップは払いましたよ!そしてダッシュで戻ってストックをしまい、喉が渇いたのでウーロン茶を飲み、だんだん見え始めた富士山を撮影しても、まだバスは来ませンでした。
なんだよ、せっかく急いだのに…(-_-;)
なかなか来ないバスにしびれを切らしてバス停から離れていたら突然出現したので(←自分が気づかなかっただけだろ!)あわてて飛び乗り、富士山が見える右側の席を確保。さっき先に行ってもらった鈴のおじさんが乗ってたので、このおじさんは右のバス停に行ったんだな(どうでもいいが)。そして河口湖駅に到着。
駅の店で何か食べたかったけど飲食は4時で終わっていて、結局何も買わず。高速バスで帰れば安いンだけど新宿到着だとまた面倒なので普通列車で帰るつもりでいたけど、その前に出発する富士回遊にまだ空席があったため、スマホでチケレス乗車で予約して乗っちゃいました。指定席1,520円もかかるのでもったいなかったけど、おかげですぐ帰れたし、隣の席は誰も来なかったので助かった。立川で下りたけど指定席料金は新宿までと変わらないのね。ザックを棚に乗せる時、あやしげな土と葉っぱの残骸が降って来て焦った。すでに汚れていたハンカチで必死で掃除しました。
立川からはちょうど来た南武線にスムーズに乗れたので良かったです。
というわけで、なんだかんだで今回もまた楽しかったなぁ(・∀・)♪
特に何があったってわけじゃないンだけど。
行き帰り両方で特急の富士回遊に乗っちゃったから費用は1万円オーバーしちゃったけど、楽しかったからよしとしませう。
浩庵キャンプ場、次はMさんを誘って行こう!
1日目の「富士山三昧」2日目の「山歩き」・・・。
ソロキャンプ、とても楽しそうでしたね。
羨ましいです。
写真29以降何枚かある「雲の帽子」笠雲というのですか?天気が下り坂になる前触れとか???
でも翌日も雨に降られなかったご様子。
めでたしめでたし!
ちなみに写真全部に拍手ですが、ヘタレ観る山行はマウスクリックが疲れるので悪しからず。(^^ゞ
富士山て見てると幸せな気持ちになりますよね。不思議。
虹と同じで、見えると得した気分になります。
富士山は雲もよいアクセントになりますね★
長いレコを見ていただいてありがとうございます
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