古城山・君尾山《京都百名山》
- GPS
- 04:26
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 810m
- 下り
- 795m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:45
天候 | 小雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
君尾山:綾部温泉二王の湯に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所、不明個所無し |
その他周辺情報 | 綾部温泉二王の湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
雨具
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感想
綾部市の東、上林川に沿って遡ると左岸に如何にも城跡がありそうな丘がある。過去何度も対岸の府道を走ったがその都度気になっていた。今日こそはと君尾山に行く前に立ち寄ってみた。上林川の支流の橋の手前のスペースに車を止め小雨の降る中、傘を差して古城山に向かった。梺に金比羅神社があり参拝して上がって行った。「城山城址登り口」の標識に従って林道に入って行くと広いスペースがあり駐車も可能なようだった。古城山の東側を巻くように付けられた道はピークの直下を南側に回り込み最後は西側から古城山(199m)山頂に到った。広い山頂は上林城本丸跡で稲荷神社や東屋が設けられていた。展望が良くこの後行く君尾山がガスを纏って横たわっていた。
上林城(かんばやしじょう)は、上林氏の居城で生貫山城(せいかんざんじょう)、蝸牛ヶ城(かたつもりがじょう)とも呼ばれ東西南北に郭を備えていた。16世紀後半には明智光秀の侵攻により藤懸(ふじかけ)氏が麓に陣屋を築きこの地を治めたと案内板に書かれていた。同じ道を下りるのは面白くないので北東側の郭跡と思われる平地を通って林道に下りると此処にも上林城跡の案内板が設置されていた。来た道を戻り駐車地点に戻った。上林川を渡ると古城山が姿よく横たわっているので写真を撮って綾部温泉に向かった。
綾部温泉に着くと雨が上がり、同行者が到着した。出発準備をして二王門への車道を歩き出した。最後のヘアピンカーブから短絡路がありコンクリートの階段を登った。行者堂で参拝者駐車場からの道に合流し、朱色の二王門に達した。1253年再建の記録があり鎌倉時代の木造建物と云うことで国宝に指定されている。更に標高差50mの石段を登ると光明寺本堂に達した。推古天皇7年(599)聖徳太子開基と伝わり最盛期には72坊を伴っていたと云う。本堂は江戸後期の建物で京都府の指定文化財となっている。
鐘楼の横から登山道となり稜線に乗り上がると林道に出て北東方向に進んだ。3つ目のピークの南側から稜線に取付くと何処からともなく登山道が現れ君尾山(582m)山頂に到った。2等三角点「睦寄」があり山頂標識も掲げられていた。展望のない山頂で小休止したのち東尾根を下り林道に達した。此方がメインの登山道のようで取付きには指導標もあった。
林道で元に戻る途中、来るときに巻いて来た2つ目のピークに立ち寄ると山頂には「君尾山本峰543m」の標識が掲げられていた。地形図の山名はこの「本峰」に記されているが三角点のピークが一般的に「君尾山」とされているようだ。光明寺への分岐を越えて直ぐの処で、「←大トチ」の標識があり北方向に林道が2本分岐した。右側の道に入り稜線を通って、「大トチ」を見に行った。林道の終点に鈴があり、「森のクマさんに鈴を鳴らして知らせましょう」と記されていたので一打して進んだ。大トチは、幹が割れ四方に幹を延ばした不格好な恰好で森の主として存在していた。南側に下り林道に到ると先程の稜線の下を巻くように進み分岐点に戻ると左側の林道に戻って来たことを確かめた。
南西に少し下ると「←小トチ 大カツラ」標識があり、急な斜面を下って行くと株立したカツラの巨木があった。小トチは更に下にあるそうだが、大トチを見たのでもういいかと引き返した。この後は林道歩きで綾部温泉に戻るだけなので、大カツラ分岐で昼休憩にした。林道は、光明寺に向かう車道に合流し里に出た所で綾部温泉方面へ分岐し峠越えで戻った。軽い目の周回登山を終え二王の湯に浸かり汗を流して解散した。
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